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▽レス始

「許せない自分を6(GS)」

義王 (2005-01-23 23:18/2005-01-23 23:21)
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レストラン魔鈴→異界 魔鈴自宅


魔鈴に連れられて、横島達は店の奥へと進んだ後、異界にある自宅にジャンプし、横島と美姫の2人は客間?にある二つのベットで寝かされることになった。

「ぐう〜〜〜〜・・・」
「すーーーーー・・・」
「・・・な、なんかさ〜・・・」
「ええ・・・」
「・・・・・・・・・・」

ベットで眠る横島と美姫
かたや想い人の純粋無垢な寝顔。
かたや抱きしめたくなるぐらいの美少女の純粋無垢な寝顔。

(この人・・・だれ?)

とか・・・

(この人・・・ヨコシマ(さん)(忠夫さん)とどんな関係?)

とか・・・

(なんで横島さんがこんなに疲れてるの?それにこの人・・・以前横島さんのコンサートの時見た女性?)

とか、色々と気になる事があるにもかかわらず・・・・

「ぐう〜〜・・・」
「すーーー・・・」

「「「・・・・・・・・・・」」」

ゴックン×3

眠る二人を見つめてナゼか言葉が出ない3人。

(お休みなさいのキスとか・・・・・・キャーーー♪)←アリス
(な、なんかこう・・・・色々と・・・・)
(魔法・・・・かけちゃおっかな?)

ここに3人の野獣?・・・魔獣?

グラ・・・

「う〜〜ん・・・」

横島が寝返りをうつ。

ドッキン!!×3

「「「・・・・・・・・・・」」」

「なの〜・・・・すーー・・・」

美姫が寝言を言う。

ドッキン!!×3

「「「・・・・・・・・・」」」

寝ているだけで、3人の心を掴んで離さない美少女 美姫と、性獣 横島。
3人の少女は、しばし時間を忘れ、二人の寝顔に見惚れていた。


「あ!2人が起きた時の、食事の用意しなきゃ!!」


店は!?


公園にて

「ここね・・・」
「間違いないでござる!先生の臭いが残ってるでござるよ!!」

途中で西条と合流し、公園まで来た美神達一同。

「争った形跡は・・・無いな・・・・」

強い奴に襲われて、横島が本気を出したんじゃ?っと心配していた一同は、安堵の表情を浮かべる。

「じゃあ、なんで横島さんは、あんなに強い霊力を?」
「・・・敵と戦ってたんじゃないとすると・・・・」

おキヌの質問に美神が考え込むが、

「誰かが怪我してたんじゃない?」

タマモのほうが先に答えた。

(わ、私の台詞は!?)
「あいつなら・・・誰かが怪我してるのを見て、全力でヒーリングしても可笑しくないでしょ?」
「確かにそうね・・・」

タマモの台詞に納得する美神達。

「つまり・・・ヨコシマはここで、かなり弱ってるか、大怪我をしてる生き物を見て、全力でヒーリングして、それでも足りないから、どこか治療のできる場所に連れて行った・・・って考えるのが普通よね?」

かなり的確な推理をするタマモに驚く、タマモを除く事務所メンバー+西条。
タマモは「ごれぐらい当然でしょ?」みたいな顔して澄ましてる。

「ついでに言うと今のヨコシマは全力でヒーリングしたから弱ってる。文珠使って遠くに行ってることは無いだろうから、近くの知り合いの家か病院(動物病院も含めて)にいるはずよ・・・で、ここから近くて、人間、妖怪、動物の治療が出来そうな場所・・・といえば多分・・・レストラン『魔鈴』ね・・・」 キラーン☆

なぜかタマモの目が光って見えた美神達。

「・・・・あ、あそこはレストランでござるよ!?」
「でも、経営してるのは、現代の魔女・・・魔鈴でしょ?あの人なら治療できるってヨコシマは考えるんじゃないかしら?」

もし、そのヨコシマが助けたのが、妖怪とかだったらね?とタマモは付け加えて、地面の臭いを嗅ぎだした。

クン クン

「臭いからして此処にいたのはヨコシマを含めて四人ね・・・そのうち一人から、人間、神族、魔族、妖怪とも違う臭いがするわ・・・・多分この臭いの持ち主ね・・・・」

タマモの第六感が働いたのか?それとも乙女の勘が働いたのか?
タマモは確信した。

「・・・・ヨコシマは此処で、理由は分からないけど弱ってる人間、妖怪、神族、魔族とも違う女性(←注意)を見つけて、全力でヒーリングをし、その後その女性をレストラン『魔鈴』に連れて行った・・・・間違いないわ!!」 キラーン☆

穴が無く、自分の能力を使い、横島の性格をふまえた完璧な推理を見せるタマモ。
確かに行き先ぐらいなら美神、西条にも推理できたかもしれないが・・・タマモの推理は美神達より早い!
しかも横島が助けた相手が人間、妖怪、神族、魔族でもないことを推理し、なぜかその相手が女という所まで推理されていた。
ここまでは人間である西条&美神には無理だし、シロは問題外。

「よ、よくそこまでわかるね?」
「だてにホームズ全巻読んでないわ・・・・それにヨコシマのことだもん♪」

西条の質問に自信満々の笑顔で答えるタマモ。
なんて言うか・・・(彼の事ぐらいすぐにわかるわ♪)みたいな自信が満ち溢れたいい笑顔をするタマモに対し、

ピシ!!

(この糞狐!?)
(なにが「それにヨコシマのことだもん♪」よ!?)
(タマモちゃん・・・・ふ、ふ、ふ、・・・)

なぜか面白くないって顔をする上から、シロ、美神、おキヌの3人。
気温がかなり下がったと感じた西条は、寒いはずなのにかなりの汗を掻いていた。

(これぐらいヨコシマを毎日見ている私には簡単よ♪)
(ぐぬぬぬぬ!!そ、それぐらい拙者だって!!)←無理
(わ、私だって毎日横島さん見てるもん!!)
(な、なに勝ち誇った顔してんのよ!!)

余裕のある笑顔を美神達に向けるタマモとそれを睨む美神達。

「は、早く横島君の所に行かなくていいのかな〜・・・なんて・・・・」

場の雰囲気に耐えれなくなった西条が、話を進めようとして心にも無い事を言ったのだが・・・これがまずかった。


キラーン☆×4


「「「「ふ、ふ、ふ、ふ、・・・・・」」」」


ナゼか一陣の風が吹き、誰かが置いていった空き缶が、ベンチから落ちて・・・(よ〜い)


カラン♪(スタート)

音を立てて・・・地面に落ちた。


ダダダダダダダダダダダダダ!!!

バ!! キュルルルル!! ブルル〜ン!!

「変化!!」 バサ!! バッサバッサ!!

ピロロロロロロロ〜♪     ニャ〜〜〜ゴ!!「呼んだかいおキヌちゃん?」「私をレストラン『魔鈴』に!!」「OK!乗りな!!」


シロ  ダッシュ

美神  コブラ

タマモ 手を変化

おキヌ 笛でネコの形をしたバスを呼んだ 「こないだ知り合ったんです♪」


横島のいるレストラン『魔鈴』をゴールに、なぜか競争が始まった。

取り残された西条が

「な・・・・なぜ?」

なんて呟くが、理由なんてものは無い。


ただ、心赴くままに・・・・・


「せんせーーーーーい!!!」

ダダダダダダダダダ!!


「えーい邪魔よ前の車!!」

ブルルルルン!!


「早くヨコシマの元へ!!」

バッサバッサ!!

「ネコさん急いで!!」「あいよ!!」 クルン (次、横島)

ニャ〜〜〜〜〜!!


恋する乙女達は急ぐ・・・横島の元へ・・・


「ぼ、僕も行くぞ!!」

え?お前もか西条!?

「んなわけないだろうが!!!」

さいでっか・・・。


一方・・・レストラン『魔鈴』では・・・

「三番テーブルのお客様が・・・」
「ありがとうございました!!」
「いらしゃいませ〜」

アリスとルシオラが魔鈴の店を手伝っていた。
横島と美姫の料理は作ったものの・・・食べる本人が起きてこない。
事情も説明したし、やる事が無くなった2人がお店を手伝うと言い出したのだが・・・

(ちなみに・・・格好は当然魔女ルック!)

「すみません手伝っていただいて・・・」
「いいんですよ・・・ヨコシマが起きるまでヒマですし・・・」
「未来の旦那様がお世話になってるんですから・・・・」

ピキ!!

さっきからこの調子なのだ・・・。

(えらく言うようになったわね・・・アリス)
(未来の旦那様って・・・・この人・・・)

どうやらアリスは横島の周りにいる女性にかなり影響を受けたようで・・・

ルシオラはルシオラで・・・

「私のヨコシマが・・・」

とか言うし・・・魔鈴は魔鈴で・・・

「横島さんのタメに!!」とか「横島さんなら〜」とかなんとか言って場の温度を下げる。
普通は、客も逃げ出したくなるはずなのだが・・・

「こっちにこれ追加ね!」
「お姉さん!!」
「すみませ〜ん!!」
「美人魔女・・・ハぁハァはァはぁ・・・」

と、男性客ばかりが増えに増え、お店はかなりの大繁盛。
暑苦しい男達の熱気と、ルシオラ達の冷気?みたいなのが混ざりに混ざって、レストラン内は普通じゃ感じれない温度になっていた。

「蒸し暑くて・・・それでいて寒いニャ・・・ど、どうなってるんだニャ〜」

被害者?黒ネコ一匹・・・・


さて、第一回横島を求めて!!1位は・・・


バッサバッサ!!

カランカラン♪

「ヨコシマ!?」

タマモさんでした!!
どうやら障害の無い空を飛んできたのが効をなしたようで・・。

「魔鈴さん!?ヨコシマどこ!?」
「あ、タマモさん、横島さんなら私の自宅に「自宅!?それどこよ!?」

で、ここで第2位の・・

「ありがとう!!今度メザシあげますね!!」
「あいよ〜」

カランコロン♪

おキヌちゃん到着!!
さすがにネコバス速し!!

「お、奥の部屋から行けるけど・・・「わかった!奥ね!?(もう来たの!?)」

ダダダ!!

「こ、こんにちわ魔鈴さん!ってタマモちゃん、ちょっと待って!!」

ダダダダダ!!

「い、今のおキヌちゃん・・・よね?」

おキヌはルシオラに気付かずに、タマモを追って奥へと走っていった。

「あら?彼女を知ってるんですか?」

ちなみに魔鈴はアシュタロス戦の時の横島とルシオラの事を知らない。
南極の時は、本部に残ってたし、コスモ・プロセッサを横島が破壊した時も魔鈴は美智恵に付き添っていた。
最終決戦の時は参加していたが・・・すでにルシオラは消滅?済みだったため、魔鈴はルシオラの事を知らないでいたのだ。


で、第3位のシロが到着・・。


「せんせーーーーーーーーい!!!」

「あ、シロちゃん?」
「あ、アリス殿?なんでこんなところに・・・って先生!横島先生はいずこ!?」
「お、奥にいま「せんせーーーーい!!」

ダダダダダダダダ!!

「先生?どういうことなの?」
「・・今の子はシロちゃんって言うんだけど・・・忠夫さんの弟子らしいの・・・」
「へえ〜ヨコシマの弟子ね〜」


っとここで、さすがに車では、ショウトカットも飛ぶことも出来なかった第4位の・・・

ギュルルルルルキキーーー!! バ!!

カランコロン!!

「たく・・・」

美神登場!!
どうやら運転中に冷静さを取り戻したのか、それとも馬鹿馬鹿しくなったのか・・・美神は落ち着いて店に入ってきた。

「あ・・・美神さん・・・こんにちは・・・」
「・・・こんにちは・・・」
「ああ〜はいはい・・・で横島クンは何処?って・・・・え!?」

やっぱり横島が心配なのか、挨拶もそこそこに美神が横島の居所を聞き出そうした瞬間、ルシオラと目が合った。

「お、お久しぶりです・・・・美神さん・・・」
「な、な、な、な、な、な・・・・・」
「なすび?」
「ナメコ?」
「ナポレオン?」

上から順に、ルシオラ、アリス、魔鈴の順番にボケをかます魔女ルック3人組。
3人そろって首をかしげる姿がGOOD!!

「ってチガーーーーーーーーーーーウ!!!なんでアンタが此処にいるのよ!!!??しかも魔女ルックで!!??」
「え?似合いませんかこれ?」
「・・・気に入ったの蛍?」
「差し上げますよそれ♪」
「え?いいんですか?」
「ええ・・・横島さんを諦めてくれるならいくらでも・・・」←まさに魔女の顔
「・・・やっぱりいりません・・・」
「ってコラーーーーー!!私を無視するなーーーーーーー!!」

あ〜収集がつかん。


{あとがき}

またも長くなりそうなんで・・・いったん切ります。義王です。

魔鈴について

魔鈴がルシオラと横島の事情を知ってるのか?なんですけど・・・原作を何回も読み返しましたが、実際魔鈴とルシオラって原作じゃ直接出会ってないんですよね・・・これが・・。
33巻の甘い生活の間に出会ってるかどうかは知らないですけど・・・魔鈴はルシオラの事を知らないって事にしました。


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