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▽レス始

「許せない自分を2(GS)」

義王 (2005-01-12 22:13/2005-01-13 10:48)
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前回、横島は次の日まで起きなかったそうな・・・っと書きましたけど訂正します。 By 義王


まだ・・・・許せない・・・・

ルシオラの死なせたのは・・・・・事実だから・・・・・

「彼女はすでに転生した・・・今から愛せば償いになるんじゃないのか?」

・・・・・無理だ・・・・・

「なぜ?」

・・・・・・・償いで誰かを愛せるもんじゃないだろ?・・・・・
「・・・・・・・・・・」

俺は誰も・・・・愛せない・・・・・


プカ〜〜〜ン・・・・

「と、とりあえず運ばないと!!」

いまだに血の温泉で浮きっぱなしの横島を小竜姫が引き上げて運ぶ。
人間の体重なんて竜神の彼女からしたら軽いもので。

「・・・普通は逆よね・・・」
「そうですね・・・」

横島はいわゆるお姫様抱っこ♪をされて今日、横島が泊まる部屋に運ばれた。

(私が運びたかったけど・・・・)
(私には無理・・・ですよねやっぱり・・・)
(く、小竜姫め・・・おいしいとこ独り占めか!!)


客間 横島が使う部屋

「・・・・・・これは・・・」
「・・・す・・・すごい・な・・・・・」 ゴックン

小竜姫が客間に横島を運び、アリスとルシオラが布団を引いて、横島を寝かせる。

「よ・・ヨコシマ・・・たら・・・(大きい・・・)」
「・・・お父さんのより・・・大きい・・・(入るかしら?)」

え〜と・・・まあ風呂に入ってたんだから当然・・・裸なわけで・・・

「人間の標準をはるかに上回っているのね〜」 ジュル・・・
「ほへ〜〜」

倒れた理由が・・・乙女達の甘い声・・・なわけで・・・

「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」

横島のある一点をマジマジと見るうら若き乙女?達。
そそり立ってる・・・横島のナニか。
アリスと小竜姫は手で顔を隠すが・・・バッチリ隙間から見てる。


ソ〜〜・・

「や、やめなさいパピリオ!?」
「ちょ、ちょっとぐらいいいでちゅよ!!」
「ま・・・まあ触るぐらいいいじゃないか小竜姫・・・(私も触ってみたいしな)」
「ワルキューレさん!?」
「ちょ、それ私の!!」
「違うのねーーー!!」

寝ている横島に布団をかけずに、騒ぐ乙女達。
ちなみに乙女達も風呂に入るところだったのでタオルを巻いただけ・・・の格好だ。

ガラガラガラ・・・

「姉さんが転生したって・・・・・・何してるの?」

連絡を受けて駆けつけたぺスパと

ブーーーーーーーーーーーーーーーー!!

「な!?なんちゅう格好をしてるんですか!?」

紫色の鼻血を必死に押さえるジーク。

タオル巻いただけの格好で暴れりゃあね〜・・・当然取れちゃうわけで・・・

パラ×5

「「「「「あ!?」」」」」

タイミングよく起きるのは、お約束なわけで・・・

「ううう・・・俺は・・いったい・・・って・・・・!?」

ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!


「と・・・・桃源郷・・・・・」

パタ・・・

いつもなら暴走して飛び掛るだろうけど・・・・
風呂場で流した血&今流した血の量の多さにより、横島ダウン!!

「ぼ・・・僕・・・・は・・・」

パタ・・・

何百年も生きてるのに免疫なくて、ジークダウン!!

「あああ!?横島さん!?」
「ヨコシマ!!」
「またか・・・」
「タイミングよすぎなのね〜」
「・・・起きてたんじゃないでちゅか?」
「・・・・見られた・・(ポッ)
「・・・・なにやってんだか・・・・」

ジークも倒れたんだが・・・乙女達は横島の心配ばっかしてたそうな・・・。

「あ・・・少し大きくなってる・・・・」


なんで・・・・・

「彼女は化け物だ・・・・」

なんで・・・・・

「なんでうちの子が・・・・」

なんで・・・・・そんな目で見るの?・・・お母さん

「・・・・・・・・・ふう」

もう・・・・・抱っこしてくれないの?・・・お父さん

私・・・・いい子にしてたよ?

「あの子に近づいたらダメよ・・・」
「なんでお母さん?」
「あの子は・・・・・・・


化け物だから・・・・」


違う!!

「や〜い化け物!!」
「あっちいけーー!!」


誰か・・・・・助けて・・・・・


Gメンオフィス

横島が血の温泉を作ったころと同時刻

「目撃情報によると、背中に黒い羽。髪の色は銀。身長は、120センチぐらい。ご両親からの捜索願はでてません。」

部下が西条に報告書を読み上げる。

「・・・・そうか・・・・わかった・・・・ありがとう、もういいよ。」

部下は頭を下げて部屋を出て行く。
西条は、立ち上がり、窓から真正面にある美神除霊事務所を眺めながら煙草に火をつけた。

フーーーー・・・・

まずい。


今日は、美神除霊事務所はお休みだ。
所長の美神は大丈夫だろうが、他の従業員(横島を除く)は、いまだに横島復活パーティーの時の酒が抜けきっていない。
朝、学校に行くところだったおキヌを見かけたが、えらくしんどそうだった。
かくゆう西条ももえらく体調が悪いのだが・・・。

フーーーーー・・・・

やっぱりまずい。

多分気分の所為だ。
煙草の味は気分によって左右される。
今、西条はとっても気分が悪い。これは、酒の所為だけじゃない。

「・・・・くそ!!」


怒りに満ちた西条の顔。
報告書を聞いた時から、頭に血が上っていた。

「・・いったい・・・自分の子をなんだと思ってるんだ・・・」

報告書には、捜索願はでていないとあった。

これは、出ていない・・・じゃない・・
・・・出す気が無い・・・・なのだ。

「・・・先生の耳に入る前に処理したいのだが・・・」

今、美智恵はヒノメという1歳になったばっかりの子供がいる。
そんな彼女にこの事件を任せるのは・・・酷だ。

「だが・・・・絶対にトラブルを巻き込まれる馬鹿がいるからな・・・」

西条の頭の中に一人の馬鹿の顔が思い浮かぶ。
絶対にトラブルに巻き込まれ、巻き込まれた癖に、中心人物になってしまう男。
アシュタロス戦の時も、いつの間にか、彼が作戦の中心となっていた。
彼が巻き込まれれば、事務所が動く、いやおう無しに・・・。
で、事務所が動けば、当然事件の内容が美智恵の耳に入るだろう。


フーーーーー・・・・

「考え過ぎ・・・だな・・・」

煙草の煙と一緒に考えていた事を出す・・。

(だけど・・・・ありえないともいい切れないんだよな・・・・これが・・・)

心労耐えない西条であった・・・。


次の日 夕方

「それじゃあ・・・・もう行くね・・・」
「ああ・・・元気でなルシオラ・・・」
「じゃあね・・・蛍・・・」
「また遊びにくるでちゅ!!」
「また、きてくださいね。」
「またな・・」
「それじゃあなのね〜!!」
「・・・・元気で・・・姉さん。」

楽しい時間は過ぎ、あっというまにルシオラが京都に帰る時間
妙神山で横島が起きた後、色々あったが、楽しい時間はすぐ過ぎるものだ。
妙神山にいたメンバー総出でお見送り。(ジーク、老師、鬼門は当然お留守番)

「・・・電話・・・しろよ・・・」
「ヨコシマこそ・・・」
「手紙書くでちゅよ!!」
「うん・・・わかってるわ」
「姉さん・・・」
「パピリオの面倒・・・しっかり見てねぺスパ・・」
「うん・・・わかってるよ。」

ピーーーーーーーーーーーー!!

車掌の笛の音がなる。

「あ!!ヨコシマ、文珠ちょうだい!!2つ!!」
「へ?なんで?」
「いいから!!早く!!」

ブン・・・

横島が文珠を作り、ルシオラに渡した。

「出来立てホヤホヤ・・・産地直送だ・・・」
「うん・・・ありがと、ヨコシマ・・・」

プシューー・・・

ドアが閉まった。
ルシオラがドアから手を振る。
それに答えるように、横島達が手を振り返す。
今回は、涙は無い。
会おうと思えば会えるから・・・。

(またな・・・・ルシオラ・・・)
(またね・・・・ヨコシマ・・・)

横島達は新幹線が見えなくなるまで手を振った。


横島がルシオラを見送ったのと同時刻

「いい!!今日は、今日は依頼が依頼だから気合いれるのよ!!」

美神が気合を入れていた。
どうやら大口な依頼が入ったらしい。

「いつもより気合が入ってるわね・・・」

そんな美神を見て、呆れるタマモ

「当たり前でしょ!!久しぶりの億単位の仕事よ!!ギャラ入ったら、いくらでも油揚げ奢ってあげるわよ!!!!」

久しぶりの億単位の仕事にめちゃめちゃ機嫌がいい美神。
実際、横島が復活をしてからまだ一週間もたってない。(四日)
横島復活+億単位のギャラ・・・そりゃ機嫌もよくなる。

「拙者!!骨付き肉が食べたいでござる!!!!」
「ねえ!!本当にいくらでも奢ってくれんの!?」

美神の台詞に、目がキラキラ光りだすタマモ&シロ

「いいわよ!!!いくらでも奢ってあげるわ!!!あーー!!久しぶりの億単位!!!!腕がなるわ!!!!」
「人口幽霊!!今の台詞!!!録音したわね!!!!」

「はいタマモ様・・・しっかりと・・・」
「ワオーーーーーーーン!!!」

もう興奮状態の美神、シロ、タマモの3人。

「は、は、は、は・・・・・」

その興奮についていけないおキヌはただ空笑いするしかなかった・・・。

「で!!!今日の依頼はなんなの!!?」

もう油揚げのためならなんでもします常態のタマモが美神に聞いた。

「しらないわよ!!!でも億単位!!!!なんでもするわよ!!!」


うわ〜〜〜美神の一言でシロとタマモのテンションが・・・

「・・・・・それ・・・なんかやばくない?」
「・・・・確かに・・・」

一気に下がった・・・。

「美神さん・・・・依頼内容聞いてないんですか?」

「うん!!!」

おキヌの質問にえらく元気よく返事する美神。
目が$と¥になっている。

だめだこりゃ・・・・

おキヌ、シロ、タマモの3人はこの先の仕事に不安を感じた・・・

「おっ金♪億単位〜♪私の物♪」

人は目先の欲望に目を捕らわれ、回りが見えなくなったり、五感が麻痺したりする時がある。
美神の場合は、金と横島。

中世で横島がヌルにやられた時、回りが見えなくなり、ヌルに突撃した。
金の所為で、ブァチカン条約に引っかかるユニコーンを捕まえようとしたり、罪のないタマモを退治しようとした。
もっとも、どちらも未遂に終わったが・・。

今の美神に、回りは見えていない。第六感も働いていない。
第六感が働いていたら、感じるはずだから・・・・

「断れ」と、彼女の第六感が働いているのを・・・・・

彼女を元に戻す方法

横島か、今回のギャラ以上の金。

(うううう・・・横島さん・・・早く来てください・・・)

おキヌは横島が来るのを切に願った・・・。


同時刻

某公園内

像の形をした丸い感じのする滑り台の中

「うううう・・・・おじいちゃん・・・・」

少女のおじいちゃんは優しかった。
体に異変が起きた後でも、優しい眼で、彼女の頭を撫でてくれた。

だが・・・・そのおじいちゃんは・・・・死んだ・・・・

寿命だったらしい。
一世代で大きな医薬会社を立ち上げ、跡継ぎとして、息子を育てた。
だが・・・・それが間違いだった。
厳しくすれば強くなる。
そんなの嘘だ。
その教育が本人に会わなければ、性格が捻じ曲がるなり、なんなりする。
確かに彼の息子は立派だった。
外から見れば・・・・。


「ううううう・・・なんで・・・・なんでなの?」

彼女は願う。

・・・・・・誰か・・・助けて・・・・・


「ん?」

ルシオラを見送った後、妙神山メンバーは人目につかないとこで転移?して帰った。(あれは、転移なんだろうか?)

横島は今日の夜仕事があるため、念のため、霊力温存のためにアリスと電車で帰ることにした。

電車の中、帰宅ラッシュの所為で、座る場所がなく、2人で立って目的の駅まで待つ。
そんな時、アリスは何かの声を聞いた気がした。

「どうした・・・なんか聞こえたか?」
「いえ・・・なんでもないです(気のせいよね)」

アリスの能力は、意思を持つが、会話の出来ない生き物の声を聞くこと。
意思を持ち、会話も出来る生き物の声は・・・届かない。

(いつもなら・・・もっとハッキリ聞こえるし・・・)

「そうか?またなにかしらの声を聞いたんじゃないのか?」
「いえ・・・・多分気のせいです・・・いつもならもっとハッキリ聞こえるはずですから・・・」

アリスは後になって、この時のことを後悔する。


{あとがき}

前回、書き忘れた横島の能力

サイキック・ソーサー・・・確かに回りの防御力は低くなるが、今の横島なら微々たる物

栄光の手(霊波刀)・・・変形、伸縮自在と使い勝手がいい。横島は文珠無しで、自分の霊力を00パーセントコントロール可能なので、かなり伸ばせるし、かなり変形する。これから先、もう一段階レベルアップの予定。

文珠・・・・最近出番が少ない。なんでもありの万能アイテム。『死』なんて文字を入れたら怖いかも・・・。


義王です。


医薬会社について

これだけでわかった人・・・・・過ぎすぎです。あのシリーズに出てくる
医薬会社です。
(多分元ネタ知らない人が多いでしょうけど・・・)


ルシオラについて

皆様、レスありがとうございます。って皆さん良すぎっス!!(テンション高め)
どれにするか迷いまくリッス!!

あ、京都に帰っちゃったけど、すぐ出てきますんで・・・。


像の形をした丸い感じのする滑り台の中

よくあるでしょ?マンガなんかで・・・。主人公と幼馴染とかが、子供のころかくれんぼとかに使う奴。色はピンクで・・・。


前回の問題の答え

ギルです。もうこれだけで十分でしょう。


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