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「夕焼け・30(GS)」

義王 (2005-01-08 18:25/2005-01-08 18:27)
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横島復活パーティー


気がつけば・・・

「・・・・・・・・」
「う〜〜ん先生〜・・・」
「ぐう・・ぐう・・・」
「ヨコシマ〜」

屍累々っと・・・・。

「・・・みんな・・・飲みすぎだろ・・・・大体、未成年に酒を飲ますなよ・・」
「みんな横島君が生き返ったのが嬉しかったのよ・・・」
「そうです・みなさん・嬉しそうでした・」

残ったのは、横島に美智恵にマリアに・・

「・・・でもどうしましょう・・?」

店のオーナーの魔鈴だけ・・・。

「令子もだらしないわね〜たったこんだけ飲んだぐらいで・・・・」
「いや・・・無理でしょ・・・こんだけ飲めば・・・」

足元に転がるは・・・

ビールビン

ウイスキーのビン

日本酒のビン

ワインのビン

神酒のビン

魔酒のビン(魔族の酒・・・度数高)

その他色々と・・・

「・・・・明日はお店開けれませんね・・・これじゃあ・・・」
「すんません・・・」
「いいんですよ・・私も横島さんが生き返って嬉しかったですから・・・」
「でもこのままだと・・・風引かないかしら?」
「ノー・プログレム・暖房が・効いてます・」
「それじゃあ横島君・・・帰っていいわよ?」
「え?でもこのままじゃ・・・」
「明日学校でしょ?横島くんに会いたがってる子がいるんじゃない?」
「う〜ん・・・いるんすかね〜?」
「いるわ・・・それも沢山ね。」


とりあえず朝までそのままにしとくことに決定!!


「あれ?・・・アリスがいない?・・あと親父とお袋も?」


とある家の前で

「・・・もういいんです・・・このまま許嫁だと・・・忠夫さんに迷惑かけることになりそうですから・・・」

「そう・・・ごめんね・・・アリスちゃん。」
「たく・・・あの馬鹿息子・・・こんな可愛い子を・・・」

「違います小父様・・・・忠夫さんは悪くないです。」(むしろ悪いのは作者)

「忠夫さんは誰にでも優しいから・・・多分自分から許嫁の事を言い出したりしません・・・私を傷つけると思って・・・・・」

許嫁だから・・・・いつか結ばれるなんて思ってた・・・

「だから・・私から言います・・・・・


許嫁の件・・・・・無かった事にしてください・・・」

でも・・・結ばれると思っていたのは・・・間違い・・・

「・・・・・・わかったわ・・・アリスちゃん。」
「元々、本人達の希望が優先って約束だったしな・・・」
「ごめんなさい・・・・小父様、小母様・・・」
「・・・誤らないでアリスちゃん・・・」
「そうそう・・・無理言って、勝手に許嫁にしたのは、こっちなんだから・・・」
「まあ、アリスちゃんが娘にならないのは少し残念だけど・・・」

許嫁なんて立場に重んじてたら・・・・だめ・・・・

「そのことなんですけど・・・・」


次の日・・学校にて・・・

「ち〜す・・・」
「うお横島!!」
「横島く〜〜ん!!」

学校に行った横島は、

クラスメートに・・・

「え〜〜ん横島く〜ん!!」
「うお〜横島ーー!!」

歓迎・・・

「まあ、生き返っても不思議じゃないな・・・横島なら・・・」
「横島くんだし・・・」
「横島だもんな・・・・」

された・・・・かな?

「ってなんやそれーーー!!人を不死身みたいに言うなーー!!今回はマジやばかったんやぞ!!」
「いやでも生きてるし・・・」

まあ、数名は少し目が潤んでいるが・・。

ガラガラガラ・・


担任の鬼塚 あずさ が入って来た・・。

「は〜い皆・・・席ついて〜!!って横島くん!?」
「あ、先生・・・不肖横島忠夫!!生き返りました!!」
「はあ・・・・・では出席を取りま〜す・・・」
「って俺無視!?」


ちなみに・・・タイガー、ピート、愛子の3人は・・・欠席(二日酔い)


で、あっというまに・・昼休み。


「忠夫さん・・・」
「あ、アリス・・・昨日どこ「話があるんです・・・」」

横島の言葉をさえぎるようにして話すアリスの顔は真剣で・・。

「ここじゃ・・・・ダメなんだな・・・」
「ハイ・・・」
「わかった・・・屋上行こっか?」

横島もなんとなくなんの話しをするかを感じとった・・。


「・・・・で、話って?」

横島とアリスは、大体の距離を開けて、向かい合って立っている。

アリスは真っ直ぐに横島の目を見て・・・言った。

「忠夫さん・・・・・・・・・好きです・・・」


「え!?(予想と違う!!??)」

ぶっちゃげ横島は、許嫁の事を言われると思っていた。

「あ、いや・・・その・・・・・許嫁の話じゃないの?(許嫁解消の話じゃないの?)」
「あ、その事でしたら昨日のうちに忠夫さんのお父様とお母様に言って解消してもらいました。」
「はあ・・・・・(許嫁解消してから好きです?・・・意味わからんぞ?)」

「横島さん・・・・私は・・・横島さんの事・・・好きです・・・・横島さんは私の事をどう思ってるんですか?」
「え!?ああ・・・いや好きだけど・・・・・・」
「じゃあ・・・近い将来・・・・結婚してくれます?」
「ああ・・・・・そ、それは・・・・・その・・・」

横島は当然答えれない・・。

「だ、か、ら・・・許嫁解消したんです♪」

アリスはなんだか楽しそう。

許嫁を解消した理由。

これからの自分のため

そしてこれからの横島のために・・・作者のために

「許嫁は解消しましたけど・・・私は忠夫さんのことが好きです・・・」

そう言うアリスの顔はどこか吹っ切った感じで・・・・笑顔がとても可愛かった・・。

(可愛い・・・・)
「だから・・・いつか忠夫さんを振り向かせて見せます・・・・覚悟してくださいね?」

そう言ってアリスは屋上から出て行った・・。

「・・・・・・・・・・・・・」

残された横島は・・・

「・・・・・・・・・・・・・・・」

ただただ・・・無言で立ち尽くしていたそうな・・・・。


学校の帰り・・・

「忠夫さん♪一緒に帰りましょう♪」
「ん?ああ・・・いいよ。」

今日は、バイトも無く、いつも一緒に帰ってるメンバーもおらず、横島とアリスの2人っきり・・・。


「忠夫さん・・・公園に寄っていきませんか?」


季節は秋。
もうこの時間帯には、

「きれいな夕焼けですね・・・・」
「うん・・・・綺麗だ・・・」

夕焼けが見れる。
ベンチに腰掛ける2人。


「「昼と夜の一瞬のすきま・・・短い間しか見れないから、きれい」」

「・・・え?」
「・・・え?」

お互い意識はしていなかった・・・。
だが、まったく同じ言葉が出てきた事に驚く2人。

「どこでその言葉を?」
「どうしてその言葉を?」

「俺は昔の知り合いに・・・(恋人に・・・)」
「私は京都にいた時の知り合いが・・・(友達が・・・)」

「ふ〜ん・・・同じ事が言う人いたんだな〜」
「へえ〜凄い偶然ですね〜。私はこの言葉好きですよ・・・」
「俺も好きだよ・・・・」

夕焼けが公園を染める中、なんとな〜くいい感じの2人。


「なあアリス・・・・俺さあ・・・昔、恋人を死なせてしまったんだ・・・・自分のせいで・・・」

聞いてほしい・・・・俺の思いを・・・
誰にも言えなかった・・・・・俺の思いを・・・・

急な横島の告白を、アリスは黙って受け止める。

「でさ・・・俺それから二度と人を好きにならないって決めて・・・自分の命は、大切な人達の命を守るためにって・・・思ってんだ・・・」

大切な人達・・・・俺の仲間達・・・・

「だからこないだ死んだとき・・・後悔が無くって・・・一度成仏?したんだよ・・・」

美神さんも・・・大切な仲間だから・・・。まあ、助ける状況になるとは思わなかったけど・・・・。彼女強いし・・・
でも・・・・普通の女の子だって・・・気付いた・・

「だからこれから先・・・アリスに返事を返すこと・・・・出来ないと思う・・・」

俺は・・・誰も愛せないけど・・・・みんなが好きだから・・・・

アリスも好きだけど・・・・愛じゃない・・・・

「そんな俺でも・・・・好きか?」

横島の告白・・・。
多分これがアリスの思いに対する横島の答え。
誰にも言わなかった横島の思い。

アリスの言葉は決まっていた。


「・・・・・・好きです・・・」


「忠夫さんがどう思っていても・・・・私は忠夫さんが好きですよ・・・・」


「出会った時から忠夫さんは・・・そう思っていたのでしょ?そんな忠夫さんを好きになったんです・・・。」

「アリス・・・」

「忠夫さんのその思い・・・・その思いも含めて忠夫さんが好き・・・・です・・」

「そっか・・・・・」


これから先、横島は色々な困難や苦悩にあたるでしょうけど、アリスはそれを支えようとします。
他の女性達も・・・。
まあ、その中で三角関係、四角関係、はたまた沢山の女難が横島を襲うでしょうけど・・・

いちおここで・・・


夕焼けは終了です。

お付き合いいただき、ありがとうございます。

あ、でも話は続きますよ・・・。


そんな会話をしている2人の後ろから・・・


ジャリ・・

近づく影。


光の部屋

「しっかし宇宙意思はようやんな〜・・・」
「まあ、あれには時間移動なんて簡単なことなんでしょう・・・」
「せやな・・・まさかルシオラの転生先が・・・・」
「18年前の京都だとは・・・」
「仕掛けも完璧やで・・・横っちが一回死んで復活したら記憶が戻るようになっとる・・。」
「姿、形もそのままで、性格もそのまま・・・記憶も完璧に蘇ります。」
「実際、ルシオラは1年せんで死んでもうたからな・・・。それぐらいの記憶が蘇っても、脳に異常は出ない・・」
「まさに完璧ですね・・・」
「・・・大体やな・・・宇宙意思はなんがしたいんやろ?」
「・・・多分・・・」
「多分?」
「楽しみたいだけ・・・じゃ、ないでしょうか?」
「つーと・・・横っちは・・・お気に入りのおもちゃ?」
「でしょうね・・・」
「はあ・・・・えらいもんに気に入られたな・・・横っちは・・・」


公園


「・・・・ヨコシマ・・・・」

聞き覚えのある声。
なんど夢で聞いたことか・・・。

ドックン!!

その声を聞いた瞬間・・・・横島の心臓が跳ね上がる。

「久しぶりね・・・・ヨコシマ・・・」

後から聞こえて来る声は・・・・とても懐かしく・・・とても・・・・


怖かった・・・。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

「私がいない間、随分とモテるようになったのねヨコシマ?」
「ちょ、ちょっと待った!!普通ここは感動のシーンじゃないのか!?」

後から来るプレッシャーに、後を向けない横島くん♪
アリスは戸惑っている。

「まあ・・・私もそう思うけど・・・する?ここで?感動のシーン?」

まるで彼女が見てるわよ?みたいな言い方。

「いや・・この子はその・・・ほら・・・仲のいいクラスメート。」

グサ!!

アリスに精神ダメージ!!

「私・・・告白したのに・・・」

ああ・・・涙目アリスちゃん♪


「あ、いやその・・・・」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!

火力アップ!!


「ふ〜ん・・・私お邪魔だったかしら?」


スク

後からの言葉に横島は立ち上がり・・・

「そんなことねえって・・・・・」

後を振り向いた・・・。

「・・・・お帰り・・・・ルシオラ・・・」

横島の言葉にルシオラは炎が無くなり・・

「ただいま!!ヨコシマ!!」

涙目ながらも最高の笑顔で返した。


「って?蛍!?」
「アリス!?」
「え!?」


{あとがき}

うおーーー!!これでどうだーーー!!義王です。

予定変更!!アリス続行!!こんどからがんばってアリスを出したる!!

ルシオラ復活について

まず、魂を時間移動♪18年前の京都に飛ばします♪

あ、ちなみに横島の足りない魂の分は宇宙意思が用意しました

そこでルシオラの魂を人間の子に転生♪(メフィストも人間になったんだし大丈夫と思います)

18年間すくすく成長♪記憶はありません

アシュタロス戦・・・・一般市民として非難♪

横島死亡後、復活と同時刻・・・・記憶が蘇る。

っで横島に会いにきたら・・・こうなった・・・・

説明終了!!


ジョースターさんへ


九州よかとこ一度はおいで

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