さてさて、道真のリンチと横島の感動の再会はいつまでも続く・・・・かのように思えたが・・・。
「さてと・・いつまでも、こうしているわけにはいかないわね・・・」
と、美智恵が言う。
なにせいまだに横島は死に装束で、道のど真ん中での感動の再会をやっていたのだ。
当然、道真のリンチも・・・。
急な道真の出現&横島復活だったために、Gメンも動いておらず、野次馬も集まっている。
「とりあえず残りの感動の再会は後にして、場所を移さない?」
(そ、そんなーーーーーーー!!!!)×残った女性陣
でだ、場所を変えるわけだが、今この場にいる人数は、GS関係&クラスメート&横島夫妻、とかなり多い。
場所を変えようにも、入る場所が無い。
あと、横島もいつまでも死に装束じゃまずいのだが・・・
服が無い。
ついでに、美神達も黒服のままでこれもまずい。
(どうしましょ?)
美智恵が悩んでいると・・。
「・・・・とりあえず俺たち帰ります・・・」
横島のクラスメートのメガネ。
「え?でも・・・・」
「いや、もう横島が生き返ったし、これ以上ここにいる意味も無いですから・・・・詳しい話は明日、学校で本人に聞きますから・・・」
そう言うと・・・。
「帰るぞ皆!!」
「まあしゃあないか・・・」
「そうね・・・・」
「明日、学校に来てね横島君!!」
横島のクラスメートが帰っていく。(アリスと愛子と小鳩は残っている)
メガネは美智恵の悩みを察したのだ。
(いい子達ね・・・・・)
美智恵は心の中で感謝した。
「さてと・・・魔鈴さん・・・あなたのお店を借りたいんだけど・・・・いいかしら?」
「はい!!喜んで!!」
場所、レストラン『魔鈴』決定!!
「あと着替えだけど・・・・皆一度帰って着替えてきて!!後でレストラン魔鈴に集合よ!!」
そう皆に伝える美智恵の顔は嬉しそう。
でも・・・
残った女子達は・・・
一刻も早く、横島に触れたりなんだりとしたいわけで・・・
でも、この状態がヤバイのも分かってるわけで・・・
なんてジレンマ?みたいなのに落ちてたりして・・・。
「・・・じゃあ俺着替えてきますね?・・・・あ、そうだ小鳩ちゃん。」
「は、はい!!」
急に呼ばれて驚く小鳩。
「能力で帰るから・・・一緒に帰ろうよ?」
「は、はい!!よ、よろしくお願いします!!」
横島に呼ばれて幸せ絶頂の小鳩。
いそいそと照れながら女性陣を離れ、横島の元に歩みよる姿は可愛らしい。
が・・・・
ゴオーーーーーーーー!!!!!
ああ・・・燃える燃える嫉妬の炎。
「それじゃあ俺に捕まって・・・」
「は、はい・・・(ぽっ)」
燃える炎を無視して、横島の腕に抱きつく小鳩。
ぎゅ♪
微妙に胸を押し付けたりして・・・。
「そ、それじゃあ・・後で魔鈴さんのお店に行きますんで・・・・(うおーー!!胸が!!小鳩ちゃんの胸がーーー!!)」
間抜けずらになるのを必死に抑える横島くん♪
「それじゃあ・・・(て、転移!!)」
「お先に失礼します・・・
ニヤリ♪(勝った!!)」
シュン!!
小鳩を連れて転移した横島
小鳩が最後に笑ったのは気付いてない。
「・・・・って、最後のニヤリって何よ!!ニヤリって!!!」
「ああーー!!小鳩さん、福の神さんを忘れてます!!」
「やばいでござるよ!!先生が・・・・食べられるでござる!!!」
最後のニヤリ♪に慌てふためく美神達。
「小鳩・・・・がんばりーや・・・」
どこか哀愁だだよう忘れられた貧ちゃんは、心から小鳩にエールを送った。
アパートの横島の部屋の前。
シュン!!
「ふう・・・ついたよ小鳩ちゃん。」
着いたことを小鳩に伝えるが・・・
「・・・・・・・」
小鳩は離れようとしない。逆に腕を強く抱きしめる。
「あ、あの〜小鳩ちゃん?」
「・・・まだ・・・離れたくないです・・・」
俯いたまま、離れようとしない小鳩。
「まだ・・・横島さんを・・・感じていたいです・・・」
小鳩が強く腕を抱きしめる。
「・・・こうして・・生きている横島さんを・・・・」
「小鳩ちゃん・・・」
小鳩は、横島の腕を抱きしめたまま、泣いていた。
横島は優しく頭を撫でて、
「ごめんね・・・悲しい思いさせて・・・」
と言い、小鳩が泣き止むのを待つしかなかった。
「横島さん・・・・」
「ん?どうしたの小鳩ちゃん?」
何分たっただろう。
泣き止んだ小鳩が横島に・・・
「お、お願いがあるんですけど・・・(こっからよ小鳩!!)」
と、躊躇いがちに言った。
「ん?なに?」
顔真っ赤にしながら上目遣いで頼む小鳩ちゃん♪
「私に・・・・・
もっと横島さんを感じさせてくれませんか?」
フリーズ
ギャアアアア!!
ズドドドドドド!!
バンバンバン!!!
横島の脳内で戦争が起こる!!
「ハイ?イマ、ナンテイイマシタ?」
「もっと横島さんを感じたいです・・・(ぽっ)」
またもフリーズ
脳内では・・・
「はい、今日はちょっとみなさんに殺し合いをしてもらおうと思います♪」
なんかヤバめな殺し合いが始まった。
「って小鳩ちゃん!?」
「・・・やっぱり迷惑ですか?」←涙目&上目遣いのコンボ
(か、かわいい・・じゃなくて!!)
「い、いや迷惑じゃ「なら小鳩を抱いてください!!」」
おお〜ストレートに言った!!
「こ、小鳩ちゃんならもっといい男が「私は横島さんに抱いて欲しいんです!!」」
ストレート二球目。
「あ、いやその・・「やっぱり迷惑なんですね・・・」←俯きながら保護欲をかき立てる感じで。」
変化球。
「いや迷惑じゃないけど・・(あかん!!俺の煩悩が我慢できん!!しかしここで(食え膳は男の恥やで横っち!)ってだれやお前!!)」
「それじゃあ!!(あともう少し!!)」
「あ〜いいの?俺なんかで・・・((本人がいいっていってるんです。女性に恥を掻かせるもんじゃありませんよ?)だから誰やねん!?)」
「さっきも言ったように横島さんがいいんです!!(これで、どうです!!)」
三振!!!かと思いきや・・・
「わ、わかっ「ちょっと待ったーーーーー!!」」
これぞ運命!!
「うお!?美神さん!!(あぶね〜もう少しでやばかった)」
「こら横島!!あんたいつまで待たせる気なのよ!!(最後のニヤリってこういう意味だったのね!!)」
鬼の形相で階段を駆け上がる美神。
実は、小鳩ちゃんが泣いている間に大分時間が、経っていたそうな・・・。
「あ、私着替えてきますね・・・(ちっ!!ちょっと泣きすぎたかしら?)」
小鳩は心の中で舌打ちしながらも、撤退した。
「で、横島クン・・・いったい何をしていたのかな〜?(」
「い、いや別に・・・何もしてません・・・(つーかまだしてません)」
うわ怖い・・。
試合は美神の途中乱入幕を閉じた・・。
レストラン『魔鈴』
「さ〜て・・・それじゃあ横島クンの復活を祝って・・・カンパーイ!!!!」
「「「「カンパーーーイ!!!」」」」
ってなわけで魔鈴の店で宴会が始まった・・・。
皆が皆、横島の復活を心から喜び・・・
「え〜〜〜ん!!横島さ〜ん。」
「ごめんね・・・おキヌちゃん・・・」
「横島く〜ん!!」
「あ、愛子も・・・・・」
酒を飲み、
「この野郎!!この野郎!!」←酔ってます
ゴツゴツ・・
「いてえって雪之丞!!!」
「ワッスイわ〜〜!!」←酔ってます
抱き♪
「ぎゃああああ!!やめろタイガーー!!!」
気持ちよく酔いしれ・・・
「ピ〜ト〜私酔っちゃった〜♪」←酔ってません
「うわ!?ちょ、ちょっとエミさん!?」
「いや〜お美しい・・・どうです?今から・・・ は!殺気!?」
「なにをしているの?あ・な・た・・・」
「百合子!?いやこれはその・・・」
「問答無用!!」
ドカバキゴス!!
(さすが横島君のご両親ね・・・)←美智恵
「マリア!!タッパを用意せい!!ってあれ?・・・マリア?」
「横島さん・生き返った・マリア・嬉しい。」
抱き♪
バキボキバキ!!
「うががががが!?気持ちは嬉しいけどもうちっと優しくしてーー!!」
さらに酒を飲み・・・
「よ〜こ〜し〜ま〜さん♪」 後から抱き♪←酔ってます
「あ、っと小竜姫様!?(うおーー!!胸が!!胸が背中にあたる!?)」
「ほんっとうに生き返ったんですね〜♪」
「あ、はい・・・」
「良かったです〜・・・私〜横島さんが死んだって聞いて〜本当に悲しかったんですから〜・・・うわ〜ん!!」←しつこいようですけど・・酔ってます
「あ、泣かないでくださいよ!!ほら俺生き返りましたから!!」
「はい〜♪・・・・ぐう〜・・・・」
「って寝た!?」
「ううう〜横島〜〜」横から抱き♪←酔ってます
「ってこんどはワルキューレ!?」
「きさま〜〜あれしきのことで死によってから〜に〜・・・」
「いや、無茶言うなよ・・・(酔っ払ったワルキューレって、いろっぺえな〜)」
「ばかも〜ん・・・貴様が死んでどんだけ私が悲しんだかわかっているのか?」←涙目+酔って顔がピンク色
「あ、いや・・・すまなかったよ・・・その・・・」
「そうだ・・・お前が悪い・・・責任とって私の夫に・・・ ゴツン!! きゅう〜・・」
「大丈夫かワルキューレ!!って美神さん!?」
「な〜に口走ってんだかこの軍隊悪魔は〜ヒック!!」←酔ってます
気持ちよく酔いしれ・・・・過ぎ・・・。
「み、美神さん・・・大分飲んでますね・・・」
「なにらよ・・・私はぜんっっっぜん酔ってないんらから〜♪」
「はあ・・・」
「そんなことより〜横島クン〜♪」←甘えた声
「な、なんすか?(うお!!めっちゃ可愛い!?)」
「よいしょっと・・・ふう・・」←横島の膝の上に座った。
「ってなにやってんすか美神さん!?(あ〜尻の感触が〜!!)」
「ん〜?いや〜いっつもシロやタマモが乗っかってるでしょ〜♪どんなもんかな〜って・・」←注意 美神です。
「は、はあ・・・」
「な〜に〜文句あんの〜?」
「い、いやないっス・・・」
「そう?重くない?」←甘え声←注意 しつこいけど美神です
「い、いえ全然重くないっス!!」
「よかった〜・・ふわ〜・・・・・・グウ・・・」
「って美神さんも寝た!?」
っとこんな感じで宴会が続く中・・・
「・・・・・・・・」
1人元気がなく・・・
カラン
その1人が店を出たことには、誰も気付かなかった・・。
「さようなら・・・忠夫さん・・」
{あとがき&反省}
はあ〜義王です。
前回言ったけど・・・アリス出すんじゃなかった!!!!
オリキャラのヒロインげな今の俺には無理!!!
オリキャラをヒロインにしてる方達・・・・・マジ尊敬します!!!
ってなわけでアリス・・・・退場決定!!
次回は、夕焼け最終回っスけど・・・この設定のまま、もう一回書きたいな〜なんて思ってます。
つまり続編。ルシオラ復活!!
次回!!夕焼け