インデックスに戻る(フレーム有り無し

▽レス始

「夕焼け・23(GS)」

義王 (2004-12-28 10:15)
BACK< >NEXT


シュン!!

地図に載っていた場所。
それは以前、須狩と守流田が美神達を罠にはめた場所。
森の中にある旧貴族の廃屋の跡地だった。
横島達は、転移してここに来た。

「さて・・・指定された場所にたどり着いたが・・・」
「真っ暗でなんも見えねえな・・・」

今は夜。

「僕は見えますけど・・・」

バンパイアのピートには関係ないが・・

「「俺達は見えねえつーの!!」」

横島と雪之丞には困る。

「しょうがない・・・文珠使うぞ。」

横島が文珠『光』を使った。
文珠が光り、辺りが明るくなる。

「さてと・・・お次は・・・」

横島が探索をイメージする。
横島の頭に周りの情報が集まる。


数秒後・・・

「・・・・・あった・・・地下への扉だ・・・・」

地下への扉を発見。
扉の前に移動する3人。
扉は地面に出来ており、横島が開くと中に地下への階段があった。

「美神さんはこの中だな・・・行くぞ!!」
「おう!!」
「はい!!」

3人は地下へと降りていった。


一方そのころ・・・・

「ん?ここは?・・・・どこ?」

囚われの身のアリス。
どうやら気を失っていたらしい。

「痛!?」

立ち上がろうとすると足に痛みが走り立てない。よく見ると足に包帯が巻かれていた。

「え?なんで怪我してるの私?」

(ここはどこ?なんで私はこんなところにいるの?なんで怪我しているの?)

色々と疑問がでるが、とりあえずアリスは、

スー  ハ〜〜

深呼吸して自分を落ち着かせて、自分の今の状況を確認する。

体    足に怪我 それ以外は大丈夫そう 
服    汚れているが別に変な事をされた後はない
持ち物 ・・・・文珠が無い?

「あ!・・文珠が無い!?」

周り  アリス以外に人はおらず、あるのは自分が寝ていたベット トイレ あと丈夫そうな鉄のドア
ドアには鉄格子付きの小さな窓が付いており、刑務所なんかで使われてそうな鉄のドア

とりあえず一通り自分がおかれている状況を確認したアリス。
それから公園で何が起こったかを思い出す。

「たしか・・・公園のベンチで座っていて・・・・急に足に痛みが・・・それから・・・・パーーーンって音が遠くから聞こえて・・・」

思い出せない

「多分・・・その後に気を失ったのね・・・それから・・・・」


「攫われたのね・・・・はあ〜」

こちらはアリスとは別の場所に監禁されている弓。
アリス同様に足に怪我をしていて包帯が巻かれている。

「でもあの時のパーーンって音・・あれは多分・・・」

銃声。

「たしか一キロ先からの狙撃は、弾より後に音が聞こえるのでしたわね・・」

敵は一キロ離れた場所から弓、アリスの足を狙い麻酔弾を発射。
これなら文珠を使うスキがない。

「く・・・この私が囚われるなんて・・・・」

まあいくらなんでも弓は普通?のGSを目指す女子高生だ。
どっかの規格外の馬鹿みたいに、拳銃の弾に反応したり出来るわけが無い。
ましてやそれが一キロ以上離れた所からの狙撃だ。
どうしようも無い・・。


「はあ〜〜〜〜〜〜〜」

で、こちらはアリス、弓とはまた別の場所に囚われている美神 令子 
だが美神はアリス達とは違い、鉄の檻に入れられていた。
しかもだだっ広い部屋の片隅にポツンと、部屋の中が見渡せるように・・・。

「はあ〜〜〜〜〜・・・なんであんな罠にかかったんだろ・・・」

美神はアリス達みたいに狙撃されたわけじゃない。
急に事務所に電話がかかってきて、『美神さん・・・少し話があるんです・・・○×公園に来てください』と横島の声で言われたのだ。
さっきまで一緒にダンスを踊って、キッスまでした相手からの電話。
胸をドキドキさせながら、おキヌちゃんやタマモ&シロにばれない様にこっそり事務所を出て、公園に行ったら・・

プス♪

後から注射。
もう油断しすぎの美神令子であった・・。

「美神令子一生の不覚だわ・・・・はあ〜〜〜〜〜^」

さすがの美神令子も自己嫌悪におちる。だが、

「くっそ〜〜〜〜!!みてらっしゃい!!私を罠にはめた奴!!絶対にぶっ殺す!!」

これでこそ美神令子だ・・・・。


さて、話を横島達3人に戻す。

地下への階段を下りると、扉が三つ。

「扉が三つ・・・か・・・・」
「わかりやすいな・・・・」
「戦力の分散・・・ですね・・・」

左から順に、

ストーカー

マザコン

煩悩

と張り紙が貼ってある・・。

「左からピート、雪之丞・・・あとは誰だ?」
「喧嘩売ってんのか横島?」
「煩悩は横島さんですね・・・」
「ピート・・・お前ストーカーだったのか?」
「違う!!」
「・・・まあいいや・・・喋ってる時間も勿体無いし・・それぞれの扉を進むつーことで・・・」
「そうだな・・・」
「僕はストーカーじゃない!!」

敵の作戦  横島達の分散  成功


モニター室

モニターには横島達3人がそれぞれ映っている。

「ふふふ・・・うまくいったわ・・・・」

モニターに映る3人を見て笑う須狩。

「さてと・・・そろそろ私も準備しなきゃね・・・」

そう言って須狩は立ち上がり部屋を後にする。

「最愛の者を殺される気分・・・味わってもらうわ・・・美神令子・・・」


{あとがき&言い訳}

短!!・・・義王です。

クリスマスの馬鹿やろーーーーーーーーーーー!!
サンタさんなんて大っ嫌いだーーーーーーーーー!!

はあ、はあ、はあ、・・・すいません取り乱しました・・。


で、今回の話について

まずアリス達を狙撃した犯人ですが・・・彼は雇われたスナイパーです。
もう出てきません。

敵について

雪之丞と横島の相手は決まっているのですが・・・ピートの相手だけ決まってません。
つーわけでピートの敵役募集します。
皆様の知恵をおかしください。

いいわけ

だから短いのです。

次回

完璧なる罠の前に横島死す!!

BACK< >NEXT

△記事頭

▲記事頭

Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!