危険な任務！緑色の泡になって消えのるか？
横島が学校を終えて事務所に入ると。
「横島クン?令子会いたかったわ?」
と、横島に抱き着いてくる美神。
「ボクもだよ。令子?」
と、当たり前に抱き返す横島。
２人ほ遂に相思相愛のカップルに？
このシリーズでは横島にそんなイイ思いはさせません。数年先の未来ならともかく。
本能で抱き返してきた横島をシバイて息を荒くした美神が、
「仕事の依頼よ。アンタ向けの”とってもイイ”（ヤバイ）仕事。」
ここにきて、さすがに横島もヤバイと思い始めた。
「き、今日の晩飯いらないっておキヌちゃんに言って下さい。ボクはポンポンいたいので今日は帰ります。っていうかさようなら〜。」
美神は、逃げようとする横島の襟首をひっつかんで、
「横島クン。アタシのお気に入りで黒いシルクの下着が無いんだけどアンタ知らない？」
横島の返事は、
「どんな仕事でもお任せ下さい！この横島！美神さんの為ならどこへでも！」
「じゃあ今日はちょっと原子炉でがんばってね?」
「イ、イヤじゃ〜！放射能はインポになる！緑色の泡になって消えてしまう〜！た〜すけて〜！」
今回の仕事は事務所のフルメンバー。
仕事の内容は某県某村にある原子力発電所の原子炉に取り憑いた悪霊の退治。
どうやら過激な環境保護運動に熱心な余り死にきれずに悪霊になった様だ。
原子炉をメルトダウンさせる事で、原子炉の危険性を訴えると取り憑いたらしい。
ひどい話だが悪霊のやる事など、こんなモノである。
すでに原子炉内の圧力は危険域に達しており。早急に除霊して原子炉の制御を取り戻さなければ大惨事になる。
電力会社の方でもお札などで霊的防御を固めていたが、原子炉のコンクリートに自分の身体の一部（血液か何か）を混ぜていたらしく大して効果が無かった。
本来ならオカルトGメンが担当すべき事件だが、事を公にしたくない関係者や役所の思惑で美神に依頼が廻ってきた。
美神は依頼料を吹っかけれるイイ仕事ではあるが、
「防護服を着ても原子炉での除霊作業はイヤ。」
と思い、当初は断ろうと思った。
横島に任せるのは論外。
失敗したら大惨事になる上、美神の責任になる。
依頼する方は美神に依頼しているのであって、横島が仕事をするのは美神が仕事を任せているからにすぎない。最終的な責任は美神が負っている。
通常の仕事であれば失敗しても後で、やり直しや金でなんとかなる。
基本的には、そんな依頼しか任せていない。
今回の依頼はそうはいかない。
美神に依頼されるのは高額の仕事が多い。
１ 高い金額を払っても確実に仕事を果たして欲しい依頼人。
２ 他のGSでは手に負えない、あるいは受けて貰えないので高い金額を払う依頼人。
３ 後ろ暗い事があり口止め料を含めて高い金額を払う依頼人。
この３つがオイシイ仕事のポイントだ。
通常の依頼が１番で依頼の大半がこれに当る。
企業からの依頼が殆どで横島や横島班に任せるのが、この類いの依頼。
地獄組の依頼などは１〜３番全部が該当する。
他の組や警察が雇ったGSから身を守るで１番。ヤクザという事で２番と３番。
今回の場合は、１番と３番に当る。非常にオイシイ仕事だ。
放射能なんとかなんないかな〜。と考えた末。
横島の文殊をアテにする事にした。
アンドロイドのマリアなら高温の水蒸気や放射能でも平気だ。（たぶん）
彼女を使って何かできないかと考えたが、彼女に除霊は出来ない。万が一彼女が暴れたら一貫の終わりだ。
おキヌちゃんに幽体離脱して貰う事も考えた。
幽体離脱なら放射能も高温の水蒸気も影響が無い。が、幽体では霊の攻撃に弱い上、除霊に巻き込まれる危険がある。
そこで文殊である。
もはや霊能力とは別モノの力である文殊で、
「放」「射」「能」「除」「去」
と、やってしまえばその原子炉は無害になりメルトダウンは起きない。
焦った悪霊が別の原子炉に移ろうとした時に除霊すれば、単なる除霊と変わらない。
文殊は個数が増えると、字の並びなどの制御が難しくなり膨大な集中力を必要とする。
横島の場合は、それ以前に漢字の問題で「浄」で浄化。「爆」で爆発。「凍」で凍結といった使い方をしている。
それはそれで大した物だが、まだ文殊の力を使いこなしていない。
そこで、美神が文殊を使い原子炉を停止させ、他のメンバーで悪霊を退治する作戦にした。
発電所もこの作戦を了承。
全員がヘリコプターに乗って現場に急行した。
数時間後。無事に依頼を果たして横島以外の全員が事務所に帰還した。
横島はというと、緑色の泡になって消える事はなかったが・・・。
帰りのヘリの中で狭いのをいい事に美神のチチやシリを触りまくったのでヘリから途中下車する事になった。
「美神令子！爆発炎上！」は誰かに削除されたのではなく。
私が削除しました。
誤解を招く様な書き方をしてしまい大変申し訳有りませんでした。
削除までの流れを説明しますと。
自分でイイ話ができたと思って数時間の間に何度も感想を見に行きました。
（舞い上がってたんです。今でも時々やってます。）
最初に頂いた感想が
「行き過ぎたギャグは笑えない。これは壊れの分類ではないか？」
というもので、「言われてみればそうかもしれない。」と思いそう書き込み、「マズイ様でしたら削除します。」とも書き込みました。
次に感想をくれた方は０３：３５の”残業”の合間に読んでくれた奇特な人で、この人は肯定派でした。
次の人は「単発ならいいけど連載ではちょっと・・」
という意見でした。
３つの感想を頂いて２つが否定的ではだれも読んでくれなくなると思い衝動的に削除しました。
結局また載せましたが。
以後、気を付けますのでお見捨て無き様お詫び申し上げます。
また、私は他の方の作品を読ませて頂いておりますが感想を書いていません。
以前にやはり失礼をしてしまい、恐くて書けないのです。
御不快とは思いますが御理解の程お願い致します。
ドッペル様。リーマン様。帝さま。くれ様。
感想有り難うございます。
MAGIふぁ様いつも読ませて頂いております。
九尾様いつも有り難うございます。
タイガーは戦闘をさせない方がいいってそれは彼に「免許をとらせるな。」という事に。だってGS２次試験は実戦形式だし・・・。
タイガーに免許がなくても問題無いか。そうかもしれない。