そして、飛行船の中ではと言うと、 イシズ「闇のゲームが始まったのですね。また、新たな犠牲を出そうとしているのですか、マリク。」っとリシドを看病しているイシズが言った。 その頃、城之内の所と言うと 本田「あいつ、このデュエルで負けたら、舞と同じ運命を辿ると分かってて、それでもやる気か!」 御伽「無茶だよ!」っと二人は心配しながら言ったのだ。 その時 杏「城之内は覚悟していたわ。それでも、マリクを倒す為に!」 闇遊戯「杏?」っと遊戯は言った。 杏「ごめん遊戯。城之内に口止めされてたの。」っと昨日の夜の事を全て話したのであった。 城之内「杏、遊戯には黙っていてくれ。」 杏「え、なんで?」 城之内「あいつと約束したんだ。いつか必ずお互い真のデュエリストになって正々堂々と戦おうとな。」 杏「真のデュエリスト?」 城之内「今の俺にその資格があるのか正直わからねえ。でも、これだけは言えるぜ。 舞一人助けられないような実力じゃその資格は無いてな。だから、遊戯との約束を果たす為にも俺は、俺がこの手でマリクの野郎をぶっ潰し、舞を助けるって事よ。」っと言ったのであった。 杏「城之内は、舞さんは自分の手でマリクと戦っているのよ。」 闇遊戯「城之内君。」っと遊戯は驚きながら言ったのだった。 遊戯「もう一人の僕、城之内君を止めて!デュエルに負けたら舞さんや獏良君みたいに城之内君も!」 闇遊戯「相棒、それは出来ない。」 遊戯「え?」 闇遊戯「城之内君はマリクが闇のゲームを仕掛けてくると分かっていて、このデュエルに挑んだ。デュエリストが自分の信念を賭けたデュエル、誰も止めることは出来ない。」 遊戯「でも!」 闇遊戯「信じろ、相棒!城之内君を!」 遊戯「................」っと遊戯は心配しながら言ったのであった。 城之内「これは俺の戦いなんだ!おれ自身がマリクを倒して、舞を助ける。だから、その先で待っていてくれ、遊戯!」っと城之内は遊戯に言ったのであった。 城之内「受けてやるぜ、闇のゲームをな!そして、てめえをぶっ倒す!」 マリク「っくっくっくっく、この俺に勝てると思っているのか、面白い。その威勢が何処まで続くか見物だな。」っとマリクは城之内に笑いながら言った。 マリク「俺のターン、ドロー」っとドローしたのであった。 マリク「闇のデュエルステージに上がった貴様にもはや貴様に逃げる道は無い!あの女の時のように誰一人助けることは出来ない。いずれ訪れる敗北と死の瞬間までじっくり楽しくしてやるよ城之内。」 城之内「グダグダ言ってないでさっさとしやがれ!」っと城之内はマリクがグダグダ言っていることにイライラしていたので言ったのであった。 マリク「その前にこのデュエルの敗者に下される罰ゲームを教えといてやるよ。敗者は深い闇の世界に身を沈めていく。そいつの精神と肉体はゆっくり、ゆっくりと永遠の苦痛と共に死の世界に堕ちていく。っくっくっく、興奮するだろう。いいな、城之内。もうじきそれを味わえるんだぜ。」っとマリクは敗者には恐ろしい罰ゲームを言ったのであった。 城之内「っく!」っとその説明に少し弱音になってしまったったのであった。 本田「何、気味悪い事言っているんだ、あの野郎。」 御伽「精神的にプレッシャーをかけているんだ。気にするな城之内君!」 城之内「へ!そんなんでびびる俺じゃねえぜ!」っと城之内は仲間の励ましの言葉で強気になったのであった。 マリク「そう言っていられるのも今のうちだ、ほら!」っとマリクは城之内とモンスターが繋がっているって言う事を言ったのであった。 城之内「ん、何だこれは!いつの間にかモンスターと俺の体が繋がっている!」 マリク「これは、モンスターに与えられたダメージをデュエリストが苦痛と恐怖として体感できる究極のゲーム!さあ、じっくり味わうが良い。そして、その悲鳴で俺を楽しませてくれ、あの女のようにな!っはっはっはっは。」っと最悪なゲームの事を言ったのだった。 城之内「この!」 マリク「本当のゲームの始まりだ!ドリラゴを攻撃表示で召喚!」 ドリラゴ 攻撃力1600 守備力1100 マリク「行け、ドリラゴ!」っと言ってワイバーンの戦士に攻撃をしたのだった。 マリク「ワイバーンの戦士撃破!」っと言った直後、城之内の所に赤い紐がくっ付いたのであった。 そして、 城之内「っぐあああああ!」っと城之内は苦痛で悲鳴を上げたのであった。 本田「なんだ、どうした城之内!」 闇遊戯「モンスターがダメージを受けると、それがプレイヤーにも伝わっている!」 遊戯「城之内君。」っと遊戯達は城之内をただ、見ているしかなかったのであった。 2 |