城之内がゆっくりと立ち上がったのであった。 城之内「っぐ、何だこれは!モンスターがやられただけでこんな痛みが走るなんて。」 マリク(っくっくっく、どうだ!これが究極のゲームのリアルの苦痛は。だが、直接ダメージはこんなもんじゃない!)行け、ギルガース!城之内にダイレクトアタックだ!」っと壁モンスターもいなくなった城之内に攻撃をしたのであった。 城之内「っく!」 杏「城之内!」っと杏は城之内に言った。 城之内「そうはいくか!リバースカードオープン!スケープゴート!」っとリバースカードを出したのであった。 そして、城之内に攻撃しようとしたギルガースが黄色いスケープゴートを切ったのであった。 マリク「何!」っとマリクは驚いたのだった。 城之内「っへ、こいつ等はモンスターじゃないからな!やられてもダメージは受けねえぜ!」っと城之内は余裕の笑顔で言ったのであった。 闇遊戯「良し、いいぞ!」っと遊戯は城之内に言った。 マリク「それなりに、考えているって事か、ターンエンドだ。」っと冷静を取り戻したマリクが言った。 城之内「俺のターン、ドロー!よし、漆黒の豹戦士、パンサーウォリアーを攻撃表示で召喚!」っと言ってパンサーウォーリアを出したのだった。 漆黒の豹戦士パンサーウォリアー 攻撃力2000 守備力1600 城之内「行くぜ!スケープゴーと一体を生贄し、ギルガースに攻撃!」っとギルガースに攻撃したのだった。 マリク「っぐあああぐああ!」っとマリクは苦痛の声を言ったのであった。 マリクLP4000→3800 城之内「さっきのお返しだ!」 マリク「っくっくっく、なかなかやるじゃないか!そうでないと面白くないからな!」 城之内「っち、強がってんじゃねえよ!ターンエンド!」っと城之内は自分があんなに苦痛したのに、マリクは全然痛くも痒くも無い様子だったので、城之内は舌打ちしたのだった。 モクバ「城之内もやるね、兄様。」 海馬「ふん、だといいがな。」っと海馬兄弟が城之内の戦いを見た感想を言ったのだった。 マリク「俺のターン、ドロー。そして、手札から魔法カード発動!埋葬する生贄。」 城之内「何!」 マリク「このカードは、場のモンスターを生贄する変わりにお互いの墓地から取り除く事で、上級モンスターを召喚する事が出来る。俺のギルガースとお前のワイバーンの戦士を生贄にし、地獄詩人ヘルポエマー召喚!」っと地面から恐ろしいモンスターが出てきたのだった。 マリク「生贄になったこれらのモンスターは、このデュエルでは、二度と使えない。」 城之内「っく!(ヘルポエマー攻撃力2000か。俺のパンサーウォーリアと互角。なら、スケープゴートを狙ってくるか。」 マリク「更に、場に一枚ふせ、ターンエンドだ。」 城之内「何!」っと城之内は少しマリクは攻撃するはずと思っていたが、攻撃しなかったので驚いたのであった。 闇遊戯「城之内君、油断するな!マリクは何か狙っている!」っと遊戯は何か勘が強いのか油断するなと城之内に言ったのだった。 城之内「俺のターン、ドロー。」っとカードを引いたのだった。 城之内「(サイコショッカー。こいつなら奴のヘルポエマーを倒せる。だが、奴は前のターンで攻撃出来るはずのスケープゴートに攻撃しなかった。俺の攻撃を誘っているのか。ヘルポエマーの特殊能力がわからねえ。此処でサイコショッカーを失うようなことになったらやばいしな。此処は様子を見よう)なら、こいつだ!ロケット戦士召喚!」っと言った。 マリク「っくっくっく、引っかかったな!この瞬間トラップ発動、隠れ兵。」っとマリクはトラップを出したのだった。 マリク「このトラップは、相手プレイヤーがモンスター召喚した時に発動する、手札から四星以下のモンスターを特殊召喚する事が出来る。」っとマリクは4つ星以下のモンスターを召喚したのだった。 マリク「プラズマイール召喚。更に特殊能力発動!ゆけ、プラズマイール!」っと言ってプラズマイールをパンサーウォリアーに装着されたのだった。 3 |