シュウと レンは シュウの家に来たのだ。 だが、 すでに 討伐隊が 居たのだった。 「隊長!ドラゴンとシュウ君が居ました。」 「そうか!それで、捕まえたのか!」 「それが、姿が消えてしまって。」 「姿が消えただと!そんな馬鹿な事があるか!」 「ちょっと待てください。姿を消したって言いましたね。」 「はい、そうですが。」 「恐らく、朧の力だと思います。」 「朧の力?」 「朧、簡単に言いますと姿を完全に消せる魔法の服です。」っとシュウの父サスケが言った。 「サスケさん、その朧を見破る事は出来ませんか?」 「不可能です、朧を着ている限り無敵です。」 「くそ、どうすれば見破れるんだ!」っと討伐隊が言った。 その頃、 レンと シュウは シュウの家の前で 立ち止まっているのだった。 「討伐隊が居る、くそ、自分の家にも入れないとは。」 「シュウ、大丈夫?」 「うん、大丈夫だ、レン。他の所行こう。」 「はい、シュウ。」っといって、夜の街に行ったのだった。 そして、 夕飯は、 朧を着ながら スーパーに行き 完全に犯罪だが 万引きをして、 それで、夕飯にしたのだ。 「ごめんね、レン。こんな夕飯で。」 「うんうん、良いですよシュウ。私はシュウと居られるだけで嬉しいのですから。」 「レン」 「シュウ」っと言って、二人はキスを交わしたのだった。 そして、 寝る時だった。 ブルブルッブルブルッ 「シュウ?」っとレンはシュウを心配したのだ。 「な、何、レン?」 「寒いのですか?」 「うん、寒い。レンは?」 「いいえ、私は、ドラゴンですから寒いとかはありません。」 「そっか、良かったな、レン。」っとシュウは体を震えながら言ったのだ。 「そうだ、レン。」 「はい、なんですかシュウ?」 「レンの口の中に入っても良い?」 「え!私の口の中ですか?」 「うん、温かくて気持ち良いと思うから。」 「分かりましたシュウ。では、どうぞ」っと言ってレンは口を開けたのだった。 「ありがとう、レン」っと言ってシュウは、レンの口の中に入ったのだ。 そして、 レンは、 シュウが自分の口の中に入った事を確認したら 口を閉じ目を閉じ 眠ったのだった。 そして、 シュウも、 レンの口の中に入ったら すぐに 眠ったのだった。 そして、 朝になり、 レンは 口を開け シュウを取り出したのだった。 「シュウ、おはようございます。」 「んー、おはようレン。」っと言っておはようのキスを交わしたのだった。 「あれ、朧がない!」 「そんな、昨日は此処に置いたはずです。」 「とにかく探そう。」 「はい!」っと言って朧を探したのだった。 しばらく経って、 どうにか見つけたが、 猫達によって バリバリに 破かれてしまったのだった。 「これじゃあ、もう、朧は、使えない!」 「ごめんなさい、シュウ。」 「うんうん、良いんだ。レン。とにかく討伐隊が来る前に隠れなきゃ。」 「はい!」っと言って隠れたのだった。 |