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竜人ハーフの日常 − 旧・小説投稿所A
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竜人ハーフの日常

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詩音がさらわれた翌日狩猟学校は昨日の事件で休校となり傾奇直ぐにでも詩音を助けたいという気持ちが空回りし荒れていた、ふすまはぼろボロになり物は部屋中に散らかっていた
「糞っ糞!!」
「気は住んだか?」
「親父俺にも詩音救助に参加させてくれよ」
「詩音ちゃんの事は実に残念じゃったがお前はまだハンターの卵じゃお主ごときが飛竜に太刀打ちできるわけなかろう」
「黙れよ糞親父ちょっとした怪我なんかでハンター辞めちまったあんたに言われる筋合いねぇよ」
傾奇の父親は昔は竜人族にこの人有りとまで言われた太刀使いだったがある怪我によりハンターを辞め交易船の職務に就いている
「なっ・・・もう良い好きにせよ、その代わり彼女を連れ帰れなかった時は二度と我が家の門を潜れぬと思え!」
そう言われると傾奇は覚悟を決めたかの様に玄関に歩いて行く
「まて」
そういうと親父は一振りの太刀を傾奇に投げた
「その太刀はモガの村と言う村の辺りに生息する海龍の素材で出来た太刀じゃ・・必ず帰ってこい」
傾奇は親父から貰った太刀を背中に背負い渓流の奥へと向かった



はい、やっと旅立ちました
上手く撮れてるかわかりませんが一応傾奇の装備だとおもっていただければと思います
<2013/01/27 00:11 傾奇>
消しゴム
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