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夢見がち日常 − 旧・小説投稿所A

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夢見がち日常

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昼放課になり、俺は図書室に向かった。
本が好きで、図書委員になったは良いが、校舎の奥にあり、そこまで本の量が多くないここに足を運ぶ奴は居ない。
つまり、

「…暇だなー」

自分で本を持ってこないと、何も出来なかったりする。
貸し出しカウンターに座り、本を読んでいると、

ガララッ。

珍しいなぁ。いったいどの学年だろう。
そう思い、顔を上げると、学校が変化する前から変わっていない、校長が立っていた。

意外な来訪者に驚いたが、また本に集中する。
しばらくすると、本を借りずに出て行った。

…なんだったんだろう。
というか、飯食った後に、この日差しはキツい。
ヤバい、ねむ…た…く…なっ……。

---------------------------------------------------

[お…、お……。おい、…きろ。…おい!]
「ふわぁっ!」

あー、驚いた。
俺を大声で無理やり起こしたのは、担任の先生だった。
…えっと、状況が掴めないんだけど?

[ったく。五時間目が始まっても教室に来ないから、学校中探したんだぞ]
「そうなんですか。…すみません」
[とりあえず、食うからな。…ジュルリ]

そう言い、舌なめずりをし、迫ってくる。
これは自業自得だから仕方ないと諦めた瞬間。

どぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!

ものすごい轟音と衝撃。
驚いて窓から外を見ると、全身黒ずくめの人間が何十人と居た。
そいつらは、全員火器を持っていた。

つまり…、学校テロ…?

事実はともかく、この学校が標的になったのは事実。
初めての事に思い切り慌てる。というかパニクる。
慌てて図書室を出ようとした俺を先生が止める。

[落ち着け。まずは連中の様子を見ろ。]

とりあえず深呼吸。よし、おっけー。
もう一度、窓から外を見る。
すると、奴らは、校舎内に入って、見えなくなった。

「先生、校舎の中に入って来ました!」

また慌てだした俺に対し、先生は冷静だった。

[…連中の狙いは解らんが、恐らく、各教室に行き、生徒を人質に取るだろうな]
「じゃあ…」

どうするべきか聞こうとしたが、聞けなかった。
なぜなら、俺に先生の尻尾が巻きついたから。

え、なにすんの?

そんな疑問に答えるように、先生が言う。

[助ける手段も連絡手段も無い。廊下に出るのも危険。なら、自分で警察署に行けばいい]

そして、先生は、俺が何か言う前に図書室の床を蹴った。


リアリティが足りない!

内容が苦しいなぁ…
<2012/12/14 22:36 ラムネ>
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