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学校の先生 − 旧・小説投稿所A

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学校の先生
− 見た目で判断してはいけないよね♪ −
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バクフーンの目の前には、
小さな湖と洞窟がひっそりと日光に当たっている。そこに少し弱めの風が吹く。
バクフーンは、恐怖感から少し解放された。
この場所は居心地がよかった。
なんとなく鼻唄混じりに歌うと....
「あら♪かわいい坊やね〜♪」
すると目の前の湖がゆっくりと波立っていく。
奥からぼんやりとポケモンの姿がみえる。
ポチャン


ポチャン


そのポケモンは、大きなスイクンだった。
バクフーンは、驚く。
普通のスイクンのサイズより1.5倍位のサイズだったからだ。
今すぐに逃げ出したかったが、恐怖でいっぱいで動けない。
足元が震える、背中には冷や汗が。
しかし、彼女は怖がるバクフーンに。
「坊や、私の事が怖いの?」
そっと安心させるように話しかけた。
するとバクフーンは安心して話返した。
「お姉さん、だ...誰?」
少々震えながら質問を。
「私は、この森に住んでるポケモンよ。貴方こそ、どうしてここに?」
「だって、声がしたから....」
しばらく沈黙した。
スイクンはバクフーンを見つめ、バクフーンはスイクンを見つめる。
すると。
「あら。そう言うことね!ふふ♪」
笑顔で返事をした。
そのお陰で、バクフーンは安心して。
(このポケモンは、優しい方だ♪)
と思い込む。
ガシ。
するとスイクンは、バクフーンを抱きしめ。
「ふふ♪」
バクフーンは照れた。

ペロン

「!!」
突然、バクフーンは舐められた、キャンディーのように。
ペロン  ペチャ
クチャ  レロン
全身は、唾液でずぶ濡れ。
「おいしい♪」
さっきまでの明るい笑顔が、黒い笑顔に変わっていた。
「このまま帰す訳にはもったいないね♪」
今度は、首筋に甘噛み。
ハグハグ ハグハグ

ズキン!

バクフーンの首筋から、赤い液体が流れ出す。
「痛いよ!や.....止めてよ!」
かわいい声で泣いてもスイクンは、止めなかった。
どんどん首筋から赤い液体が流れてくる。
「さて、そろそろメインと行きますか!」
その時だ!バクフーンは、スイクンに向かって火の粉をお見舞いした。
スイクンは、少しよろめいた。
「ック!」
「今の内に!」
ダッ!
すごい勢いで走り出した。
少しずつ離れていく。
タタタ。




しかし、どんなに走っても森の中心部にたどり着かない。
タタタタ.....



は....は.....は....。
バクフーンは首筋の怪我のせいで
倒れこんだ。
(もう.....無理......先生....)
とても後悔した。
最初っからここに行かなければ良かったと。
すると眠気が。
zz
zzzzz
バクフーンは、眠ってしまった。



ザザザッ。


「見〜つけた。私のご馳走♪」

その頃
カナは、バクフーンが居ない事に気がつく。何故かって?
そりゃ!自分のクラスの子供だもん!
そして、カナも立ち入り禁止の所へ。
「あの子ったら!どこに...」

続く。


私的に初めて1000文字以上書きました。
ちょっと嬉しいな〜♪
<2012/10/13 16:55 シャビー>
消しゴム
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