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楽しい?辛い?日常 − 旧・小説投稿所A
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楽しい?辛い?日常

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た「ファー!しっかりして!」

私はファーブニルに近寄った。今のファーなら抵抗しないように見えたので、警戒はしなかった。

フ「魔力・・・エネルギーが・・・」

水竜達が使う力の源は、水から得ている。しかし、湖を枯らしてしまった今のファーには、源である水を吸収できず、ぐったりしている。

黒「おっ?」

アマツ「あれ?動けるわ?」

ファーの魔力が無くなり、黒竜とアマツにかけられていた拘束がなくなる。
勿論スーンも・・・だったが・・・

ス「・・・俺、ギブアップ・・・」

そのままぐったりしてしまうスーンだった。

た「しっかりしろ!ファー!」

フ「ハァハァ・・・水が・・・」

虫の息な感じに呼吸し、ぐったりしているファー。しばらくするとファーの一本角からドラゴニウムが落ちた。

黒「むっ!宿主が使えなくなり、出て来たな?」

黒竜がドラゴニウムを回収し、要注意していた。

アマツ「ファーさん!」

慌ててアマツがファーブニルを抱え、抱きしめる。

フ「・・・アマツ・・さん・・・」

意識が元に戻り、愛しの妻を認識する。

アマツ「・・・私・・・どうすれば・・・」

ただ、ファーブニルを必死に抱くアマツ。目からは涙が溢れている。

フ「・・・イミル・・・とレイニル・・・元気で・す・・・か?」

アマツ「うん!元気だよ。私のお腹の中で寝ているわ!ファーさんもあの子達に顔を会わせれるように元気に・・・」

フ「アマツさん・・・私は・・・」

アマツ「ここでお別れなんて・・・言わないでしょ?」

涙が溢れこぼれだすアマツ。その涙はファーブニルの顔に落ちる・・・

フ「・・・アマツさん・・・」

少しだけ涙で気力が戻りだすファー。

た「水だ!アマツ、ブレスか天候を雨嵐にするんだ!」

アマツ「!」

アマツはすぐに嵐を呼び起こし、雨が降るまでは時間がかかったので、ファーブニルに水圧ブレスをした。

フ「!?」

強力なアマツのブレスに、目が覚めるファーだったが、やはり威力が強いので、ファーブニルは吹き飛ばされてしまうのだった。


<2012/06/29 06:00 たぐとも>消しゴム
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