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会合3 〜人間vsポケモン〜 − 旧・小説投稿所A

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会合3 〜人間vsポケモン〜

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水の向こうから聞こえる、竜の唸り声。2人は岩壁に体を貼り付けてうずくまっていた。


ロム「まずい…このままじゃ…」

リグ「いや…落ち着け…」


こんな小さな穴では、隠れても引きずりだされてしまうだろう。何とか方法を考えようとするが、ろくな事が浮かばない…



火竜「ここだろ……分かってるぜ?」

流れ落ちる水から、乳白色の牙、血の付いた口が出てきた。そのまま2人にちかづいてきた。大きく開かれた口内の奥には、暗くぶよぶよとした喉が……




火竜「ち……届かねえか…」

穴に口は入ったものの、そのまま噛みつく事ができない……


リグ「よ、よし………」


だが所詮捕食のプロ。そんな事で諦めはしない。火竜は舌を伸ばし、怯えきったロムの顔を舐めあげる。


ロム「ひぃ……やめろ…」

火竜「ヘヘ…届いた♪」


竜特有の臭い、牙から滴り落ちる唾液、容赦ない味見。全てロムを恐怖のどん底に陥れ、リグを震えさせる。



ベロ…ネトネト…ネチュオ……

火竜「ほら来いよ……噛んだりしねえから……」

ロム「やめてくれ……どっかいけ…」

舌ざわりを楽しみ、味を舐めとる。竜という絶対的な力を持つ存在に、抵抗らしい抵抗ができない……




火竜「ほら……ゲット♪」

ロム「あっ……あああっ!!!」

ロムを唾液まみれにした舌が、ガクガクの脚に巻きつき、穴の外へと引きずり出す。

ズル…ズルズル…
ロム「た…助けて……」

リグはロムの手を握り、引っ張られないよう力を込めるが、所詮は人間。リグも引っ張られていく…



あ〜〜…

バクリ


ロム「えああっ!!ひぎぃやあああ!!!」

リグ「くそ……」

リグは直前で手を離し、何とか難を逃れたが、舌巻きにされたロムはそうはいかない。舌と共に口に収まってしまった。


火竜「ったく手こずらせやがって……大人しく喰われろ。」

ヌチュ…クチュア…ニュロォ…


ロム「ぐむもぉ……むうぅ…!!!」

責めが始まる。重厚すぎる舌に押しつぶされ、グニグニと揉まれる。


ロム「ぶうう!……たぶげで…」

火竜「誰がやめるか。せっかく呑んでもらえるんだから楽しめよ♪」

そういうと竜は舌圧迫を解き、今度は柔らかい頬と舌とでプレスする。


グチュウウ!!!…ヌッチョ…グチュウ…

ロム「やめ…潰れる…」

火竜「ならとっとと潰れたらどうだ?……クク……」


ぎゅうぎゅうと肉押し付けられるのは、何とも気持ち悪い。世界にはこんな事をされたい人種もいるとか……気が知れない…



グギュウ…

ロム「あっ…ぐうえええぇぇっ!!」

舌による処刑は終わらない。次は固い口蓋に押し付けられてしまう。自分の骨が悲鳴をあげていた。


ロム「ぐるじ………だじでくれよ…」

火竜「本当は嬉しいんじゃないか?…………だろ?」


とんでもない嘘っぱちだ……こんなののどこが…


火竜「この際だ……ひとつ遊んでやるよ。」


ロム「は……ぁ…?」


火竜「これから5分間、お前を一回でも「気持ちいい」といわせたら俺の勝ち。逆もある。」

ロム「そ、そんな…」

火竜「でもな、もしお前が勝ったら逃がしてやるよ。」

ロム「ほ、本当…!」

火竜との約束……守られるのか不安だが、やらなければ有無をいわさず呑み込まれてしまうだろう……


ロム「わかった……」



<2011/05/15 14:41 ロンギヌス>消しゴム
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