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銃と君と仲間と − 旧・小説投稿所A

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銃と君と仲間と
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ガキィィン…!! ギシッ…カァン!!

剣の音が鈍く響き、ライバーは高く宙を舞う。
それが床に深々と突き刺さった時にはもう、ロンギヌスは強靭な足に組み敷かれていた。

ボーマ「随分斬りつけてくれたじゃねぇか・・楽に死ねると思うな?」

「ク、クソ・・」

ロンギヌスは肋骨を潰しかねない足を払いのけようとするが、
ボーマンダは逆にぎゅうぎゅうと体重をかけてくる。
彼の肺が悲鳴を上げた。

「ぐぁあああっ・・!!」

呼吸が難しい中で、ロンギヌスは悶え苦しむ。
その姿にボーマンダはニヤッと笑みを漏らし、そっと巨大な口を近づけてくる・・

ボーマ「頭からゆっくり呑んでやるからな・・あとは中で苦しんでろ」

でろっとした舌を舐め擦り、グパァ・・
粘液質な唾液がロンギヌスの顔に垂れ流され、彼はその腐臭に無言で呻いた。

ボーマ「へへ・・臭いなんて一言でも漏らしてみな。 遺言無しで噛み砕いてやらぁ・・」

「・・&0)('&%$#"!#$%&'('&%$#!!!!!」

呑む前に、ボーマンダはまず唾液の洗礼を受けさせる。
ロンギヌスの顔面全体に舌を這わせ、ぬっちょりした唾液を惜
しみなく塗り込んでいく・・・大蛇のような動きはロンギヌス
を逃がさず殺さず、気の済むその時までいじめ尽くす。





〜5分後〜

くちゅっ…れちょ…でろぉ…んむっ

「ぐっ・・ああっ・・ぶ・・ふぅ・・」

ボーマ「へへっ・・そろそろいいかな」

今度こそぬめっとした喉が姿を現し、ロンギヌスとの距離を縮めていく・・
 しかし銜え込まれる寸前、遠くで戦っていたシャンロンがカ
イオーガ達を吹き飛ばし、一直線に向かってきた。
そのままボーマンダに体当たりしたかと思うと、次の瞬間、
ロンギヌスはシャンロンの手にしっかりと握りしめられていた。


ボーマ「なっ、て、てめぇ何しやがる!!」

ラオ「こいつは我が目をつけていた輩だ。 貴様などに譲りはしない」

ボーマ「な、なにふざけてやがる・・?」

お互い空腹に絶えかねていたのかギラリと牙を剥く。
しかしシャンロンは争いもせず、即座にロンギヌスを口に放り投げた。


「ひんぎゃああああぁぁぁぁ・・」

恐らく二体分の唾液と軟らかい舌に苦闘しているのだろう・・
鋭い牙の間から悲鳴が漏れ聞こえてくる。
ロンギヌスと思わしき膨らみが頬を張り、無意味にまた引っ込んだ。

ボーマ「それは俺の獲物だ・・すぐに出せ!! 」

ラオ「知らん・・それはそうと注意しなくていいのか?」

ボーマ「は・・?」

無防備なボーマンダの背後から、エターナルメモリで巨大化
したカイオーガが飛びかかる。
むぐっと瞬時に口を塞がれ、ボーマンダは自分がロンギヌスにしたように床に押さえつけられた。

ボーマ「ぐぅああっ・・!!」

「つっかまーえた♪ 」

まるでボーマンダがいないかのように、カイオーガはダラーッと寝そべる。
1tは軽く超える巨重が骨を割り、ボーマンダの哀しい悲鳴が部屋に響き渡った。メキメキッという妙な音も聞こえる。

「ぐぇあっ…!!! おっ、降り・・で・!!」

「あれぇ〜? 耳が聞こえなくなっちゃったぁ〜♪」

ヒレで耳を押さえる素振りを見せ、ぶんぶんと首を振るカイオーガ。しかしその口はまるで三日月のように歪んでおり、戯れているのが一目で分かる。



「シャンロ・・た、助け・・!! 」

下敷き状態で息も絶え絶えのボーマンダは、未だロンギヌスを
しゃぶっているシャンロンに助けを求めた。
 しかし・・



<2011/05/14 23:02 ロンギヌス>消しゴム
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