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【保】遺跡の跡地にて − 旧・小説投稿所A

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【保】遺跡の跡地にて

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……僕らは10分は歩いただろうか。


そこにあった部屋は………。


なんだ…?ここは…?

そこには階段…?しかも50段はあろうか…。

ライ「ここでバトルってか?上等だ!」

そうライボルトが言った瞬間にまたザングースの爪がライボルトの喉元に向く。

ザン「うるせぇ。黙ってろ。」

そういうと彼は羽織っていたマントを脱ぐ。

ザン「ここは¨運の間¨だ。」

運…?どういう意味か分からなかった。

その時


-何だよ!ここは!

-さっき説明した通り。運の間だ。

-出してくれよ!

-…出来ない相談だ。こっちにこい。

こんな会話がうっすらと聞こえる。

ザン「俺達も行くぞ。」

そういうとザングースは階段を進む。

僕ら3匹もためらいながら進む。

50段の階段を上った後…。目の前には


床に穴が沢山空いている。

そして、さっき会話をしていたと思うキルリア、リングマ、リオル、チェリムがいる。


リン「あいつらは何だよ…。」

キル「お前らの仲間だ。安心しろ。」

それを聞いた時、リングマは安堵の表情を見せた。


ザングース「お前らに今からやってもらう試験は、名前の通り運を試す試験だ。
ここに50個穴がある。その中に飛び込め。ちなみに穴の深さは全部違う。基準は階段の段だ。もっとも浅い穴に入った奴が脱落。いいな。残りは勝ち上がりだ」

チラ「…。負けたらどうなるの?」

チラーミイは怯えた声で言う。

その時…。

スガァァァァァン!



僕らが歩いてきた道が崩れ、下から何かが出てくる…。



ルギアだ。




その大きな巨体を羽2本で空中てバランスを取りながらルギアは僕らに言う。


ルギ「敗者は次に行く資格もない。私の胃袋で一生を過ごせ。」


…。これは本気でやばい。敗者はつまり…死を意味する。


それのことがわかった参加者の顔が青ざめる。


キル「じゃあ、今から手本だ。まず1つ穴を選んだらその前に立つ。そして手を挙げ、降りる!」

キルリアは落ちる…。

どこまで行っただろうか。


そしてザングースも落ちる。 すると…


ザングースが上がって来る…いやザングースがいる床が上がってく。それにつづき、キルリアも上がってくる。その床にはザングースは13 キルリアは48と記されていた。



<2011/11/23 23:22 氷水>消しゴム
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