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【保】逃走中 − 旧・小説投稿所A

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【保】逃走中

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ダークポケモンの攻撃が ヒトカゲに当たってしまう…


その直前



リオル「待て!」



突然リオルが現れたかと思うと ダークポケモン達が硬直してしまった…


???「(何?!…)」


リオルが てきしばりだまを使ったせいである…


その隙に リオルはヒトカゲを物陰に避難させることが出来た




リオル「大丈夫か?」


ヒトカゲ「…何とか…」




リオル「…しばらくはここで休んだ方がいいな…」


ヒトカゲ「あの…ありがとう…」


リオル「別にいいよ、礼なんで言わなくても。」


リオル「じゃあ、オレはそろそろ行くから。」


ヒトカゲ「あいつらを封印しに行くの?」


リオル「ああ、もう硬直させちまったからな…あとはお札を貼るだけだ」


ヒトカゲ「…あのさ、誰を復活させるか、もう決めてるの?」


リオル「え…?ああ、そうだな…」


ヒトカゲ「決まってないんだったら、ポッチャマを復活させてあげてくれないかな?」


リオル「え?いや、悪いけど…」


ヒトカゲ「ボクはこんな状態だし、ほかに頼れるポケモンがいないんだよ。だから、お願い!」


リオル「…って言われてもな…」


ヒトカゲ「…ダメ…?」


リオル「…ダメだな、オレだって復活させてやりたい奴がいるし…」


ヒトカゲ「…そっか。なら、しょうがないか…。」


ヒトカゲには悪いと思いつつも リオルはキモリを復活させる為に ダークポケモン達を封印しに向かった…


リオル「さてと、始めるとするか…」


始めようとした時 他の逃走者がすでに封印し始めていることに気付く…


リオル「…先をこされてたか…」


リオルもすぐに封印し始める


リオル以外の逃走者3匹も 他の逃走者に負けまいと必死だ…


こうしてしばらくの間 4匹で50匹の奪い合いが続いていた…


一方 ワニノコは…


ワニノコ「リオル…大丈夫かな…?」


リオルの事が気になって仕方ない様子…


ワニノコ「ちょっと様子見に行ってみようかな…」


そう思い 物陰から出て来たワニノコに


ハンターのカイリューが接近していた…


しかし ワニノコはまだ気付いていない


そして


見つかった…


ワニノコはふと 周囲を見回す…


ワニノコ「…うわ…?!ハンターかよ!?」


この時 ようやくハンターの存在に気づく…


ワニノコは必死でカイリューの追跡を振り切ろうとする…


しかし 逃げた先で 別のハンター ミロカロスと出くわしてしまう…


ワニノコ「…ちっ…またか…」


必死に逃げるも とうとうミロカロスに追いつかれてしまった…


ミロカロスはワニノコのからだに自分のからだを巻きつけ ワニノコの動きを封じる…


ワニノコ「くそ…逃げた先にいるなんて…、待ち伏せでもしてたんじゃねぇのか?!」


ミロカロス「…まさか。アナタが勝手に目の前に現れたんでしょう?てっきり自分から食べられに来たのかと思ったのに」


ワニノコ「…お前なんかに食べられたいなんて思うはずないだろう…!」


それを聞いて、先程からミロカロスを羨ましそうに見つめていたカイリューが口を開く…


カイリュー「だったら、オレならいいのか?」


ミロカロス「…ちょっと、自分で捕まえたわけじゃないんだから、邪魔しないでよ!」


カイリュー「いいじゃねぇか、こいつがオレに食べられてぇって言ってんだからよォ…」


そう言うと カイリューは無理矢理ミロカロスからワニノコを離すと ワニノコをいきなり自分の口の中へ放り込んだ…


ワニノコ「うわっ…」


突然の舌攻めに、ワニノコは何も抵抗出来無い…


ミロカロス「ちょっと、勝手にわたしの獲物を舐めないでよ!」


カイリューはミロカロスの言葉に耳もかさずワニノコはしばらく舐め続けられた…



<2011/06/21 22:10 hunt>消しゴム
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