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1
「何で、いきなり強そうな敵なんだ!?」
「最初だから、そんな強くないから、安心して」
「というか・・・これって、勝てるの?」
「一応、勝てるわ・・・」
俺達は今雪山に居た。
雪山といってもただの雪山ではなく、ゲームの世界の雪山だ。
どうして、ゲームの世界の雪山に居るって?
それは、俺がそういうゲームを作ったからさ。
ここに居るのは一人の女を除いて、ある趣味を持っていた。
また、その女はそれを拒絶しているわけでもないので、現在に至るのだが・・・。
「兎に角だ・・・こんな天気なのは、何か訳ありか?」
「えっと、設定としては」
チーム レジェンド は、依頼のために雪山に行くことになっていた。
しかし、連日の吹雪によって期日は刻一刻と過ぎていく。
そして、リーダーである ヘンゼル が、決断したのだ。
「と、まぁ・・・こんな感じ」
「そうか・・・しかし、これでどうやって目標を見つければ?」
「ここは二手に分かれましょう。私とヘンゼルはこっちに行くから、二人はあっちを探す。もしも、見つけたのなら・・・一人はその場に残りもう一人がもう一方に知らせに行く」
「仲間の居場所ぐらいなら、探知できるからな」
俺と彼女は共に・・・目標が居ないほうに向かう。
彼等二人は何も知らずに、目標のほうに向かう。
彼女の言うとおりにすれば、まともな武器を手にしていないから、簡単に・・・。
2
「グレーテル・・・寒くないか?」
「ぜんぜん・・・それよりも、どっちが先に丸呑みにされているのでしょうね」
「勿論、俺が助けるが・・・留めは」
「えぇ、分かっているわ・・・時間も、きっちりやってるし」
吹雪が止む時間は決めておいた。
そうでないと、丸呑みにされて吐き出されたあと、すぐに凍え死んでしまうからだ。
3
「アベル・・・見つかったか?」
「否・・・カイン、そっちは?」
「こっちも・・・あれは、居た!アベル・・・目標だ」
「・・・よし、俺が呼んでくるから、お前は追跡するんだ」
そういって、アベルはヘンゼルたちの方に向かっていく。
よし、俺は追跡追跡・・・?
「・・・居ない!?」
少し目を放した隙に、目標である敵が姿を暗ましたのである。
急いで、目標が居たと思われる地点に行くが・・・。
「・・・確かに、居たはずなんだが・・・」
そう呟き、俺は戻るとする・・・しかし。
シュルルッ・・・
「!?・・・これは?・・・しまった」
目標であるモンスター スノードラゴン に、俺は拘束されてしまった。
細長い体のよって、俺は三重に締め上げられ、身動き一つできない。
「早く、来てくれ・・・」
ヘンゼルはゲームの世界に入る前に説明していた。
4
「一つ目の世界の説明をする」
ヘンゼルはこう説明していた。
もし、拘束攻撃によって、拘束されてしまったのならば、無理に逃れようとせずに、仲間の助けを待つんだ。
自ら拘束攻撃から逃れると、ダメージを受ける。
時間関係なしに、決まったダメージがな・・・。
仲間がその拘束している敵に攻撃して、敵から拘束を解かれた場合は、ダメージは入らない。
拘束攻撃を受けた場合は、ジッとしていろってことだよな。
俺はそう考えていた。
また、敵は丸呑み攻撃をしてくることがある。
お前達がされたいと思っていることな。
丸呑み攻撃を受けた場合、自ら抜け出そうとすれば拘束同様にダメージが入る。
だけど、仲間の助けを待てば、一定のダメージを敵に与えるまたは、敵が倒れるで吐き出される。
しかし、後者の場合・・・完全に、動けなくなる状態になると、敵は吐き出すことは無くなる。
つまり、敵を倒してから仲間が自ら的の体内に入って、そいつを助ける必要がある。
だけど、もしも呑みこんだやつが動けない状態になると、敵は再び丸呑み攻撃を使用してくるようになり、二人、三人と丸呑みにされる。
長くてこれ以上は聞いていなかったが・・・大丈夫だろう。
5
「ヘンゼル・・・早く・・・ん?」
なんか、生暖かい風が顔に当たるなと思い、上を向くとそこには・・・。
唾液がいと引く牙、妖しく蠢く肉厚で唾液に濡れた舌。
そして、永遠に続きそうな肉道が見えた。
嘘だろ?
丸呑みと拘束は別々の・・・。
俺は後悔していた。
話をちゃんと聞くべきだったと・・・。
「まぁ・・・助けがくるまで、堪能しようかな」
俺は一切抵抗せずに、丸呑みにされるのを待っていた。
そして、時は訪れ・・・
バクンッ・・・
「はぅう・・・」
目標の胴体で埋まっていない、肘から上が湿り気があり、また弾力のある空間に包まれた。
勿論、それは口の中だ。
レロッレロンッ・・・
「ひゃぅう・・・もっとぉ」
肉厚な舌は口内に入っている俺の顔を余すことなく舐めまわす。
吹雪によって凍えていた体にとって、この空間は天国だ。
拘束が少しずつ緩むのと同時に、俺の体は弾力のある生暖かい空間に包まれていく。
それと一緒に体を万遍なく舐め回してくるもので、俺は体を捩る。
しかし、抵抗しているわけではない。
抵抗の場合、暴れるのだが・・・暴れると敵は押さえ込もうとして、牙を使ったり、肉壁でプレスしてくる。
これが、ダメージになるのだ。
ゴクリッ・・・
「んんんん゛」
ココロのなかでそう呟いているうちに、俺の体はスノードラゴンの口に収まり、そして音をならしながら喉に吸い込まれる。
外から見れば、スノードラゴンの体に膨らみができていることだろう。
ズリュリュ・・・
俺は胃に続く肉道で、気持ちのいいマッサージを受けていた。
ここで暴れると、再び口に戻される。
だから、俺はジッとそのマッサージを受けながら、進んでいく。
一応、これはゲームだから、胃液は表現していないようだが、唾液や体液の表現は抜群だ。
口の中で唾液を体中至るところに塗りこまれ、この肉道で体液を塗りこまれる。
摩擦力などとうに失っている体には、止まるをいう術が無いのだ。
ズリュリュ・・・
俺を今丸呑みにしたスノードラゴンはかなりの長さだった。
多分、まだまだ俺は奥に連れ込まれるのだろう。
蛇に近い形の龍だから、胃肉に体全身を包まれるということは無いが、これでも十分だ。
かすかに外から声が聞こえた気がするが、幻聴だろう。
この防音の聞いた体内と、吹雪の音によって、それ以外の音は聞こえてこないはずだ。
ズリュリュ・・・ズリュリュ・・・
奥に引き込むスピードが速くなった。
スノードラゴンが活発に動いているのだろうか?
ズリュリュ・・・ズリュ・・・ブニュゥ・・・
どうやら、胃袋に到達したらしく、頭がさっきまでよりも柔らかい肉に突っ込む。
そして、どんどん俺の体は胃袋に入っていく。
ズブズブッ・・・
胃肉は俺を逃がさんといわんばかりに、素早く俺に密着してくる。
体液が擦れるさいに、奇怪な音を奏でるが、俺は別に嫌いではないようだ。
「最高・・・」
ズブズ・・・ブ・・・
胃肉は俺を奥のほうに押し込み始める。
次の獲物を保管するためだろう。
脳内に、こんな声が聞こえる。
【プレイヤー カイン 自力での脱出不可能となった】
確かに、俺の体には一切の力が入らない。
入るといえば、胃肉に抱きつくぐらいだ。
否、逆に自分が抱きつかれているのかもしれない。
それを、知る由は無かった。
グニュゥウ・・・
急に胃袋が小さくなる。
足、胴体、腕、頭は完全に胃肉に挟まれていて、ピクリとも動かせない。
どうやら、地面に落ちたらしい。
倒されたのだろうか?
否、俺はそんなことは考えなくてもいい。
こんなにいいところだとは、思わなかった。
ヘンゼルは流石だと、再び俺は実感した。
1・2・3などの数字は、分けている部分です。
視点が変わっているとこもあれば、回想シーンなどです
今回は3000文字になりましたが、次回からどうなるかは好ご期待w
<2013/03/11 01:23 ヘリオス>
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