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指輪 − 旧・小説投稿所A

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指輪
− いきと死生きるもの −
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「・・・ぅうん?・・・ここは?」

俺が目覚めたのはとても暗いどこか?
動こうにも、全く動けない。
そうか・・・俺は、死んだのか。

否、待てよ?
俺が動けないのは、弾力のある何かに、包まれているからだ。
じゃぁ、弾力のある何かとは・・・なんだ?

だけど、どことなく落ち着く場所だ。
また・・・眠くなってきた。



















『・・・生きているようだな・・・』

俺は、今陸に居る。
勿論、人間が来ない場所だ。
理由はいろいろあるが、一番は俺かな。

『動きが・・・止まったな。・・・眠ったのか?』

胃の中での動きがやんだ。
死んではいないと思うが、試しに腹を押してみる。
すると、確かに反応があった。
どうやら、寝ているだけのようだ。

『ふわぁぁあ・・・俺も、寝るか』

俺は男を胃の中に入れたまま、眠りにつくことにした。
吐き出すのは、起きてからでいいだろう。
俺は、胃液を出さないようにすることには、慣れている。
理由は・・・過去に、あるが・・・過去など、思い出したくない。

『おやすみ・・・孤独な男よ』

俺はそう呟くと、満月の光がわずかに注がれる洞窟の中で、まるくなり眠りにつく。




















「・・・どうやら・・・形見として、手にしているようだな」

「ほとんど、この家には何も無いぜ、親方」
「そろそろ、行かないと・・・村の住人が」

「安心しろ・・・この家には、誰も近づいたりはしない。盗賊でも無い限り、この呪われた家にはな・・・」

「何か知っているのですかい?」
「うんうん」

「・・・秘密だ・・・お前達は、先に戻っていろ・・・」

「あいよ」
「了解」

「・・・ジーメッセ・・・お前は、最低だな・・・お前の子供までもが、哀しい目に遭うのだから」


うん、短いww

もっと、膨らましたいけど、難しいww
<2013/02/18 23:34 ヘリオス>
消しゴム
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