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夢見がち日常 − 旧・小説投稿所A

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夢見がち日常
− BW2のネタバレが下らへんに有るから注意 −
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…寒っ!
氷のせいで笑える程寒い。
ダウンジャケットが無かったら一分もたないと思う。
とりあえず誰かに話を聞こうとして、目の前の家に向かって歩き出した。
その時。

「おい!そこのポケモントレーナー!」

後ろから怒鳴られた。
驚いて、反射的に後ろを振り向く。
すると、ゲームで見慣れたプラズマ団のしたっぱだった。

「お前なかなか良いポケモン連れてるな!俺様が使ってやるよ!」

そして、したっぱはモンスターボールを取り出し、地面に投げた。

「いけっ!ワルビル!」

出てきたのは、凄く不機嫌そうなワルビル。
こいつも奪われたのかな?
そう考えていると、

「ワルビル!トレーナーを始末しちまえ!」

って俺かよ!
焦って逃げようとしたら、氷で滑って転んだ。

「ふべっ!」

顔を強打する。
クソッ。めっちゃ痛ぇ。
起き上がって逃げる。
けど、向こうの方が速い。

…追い付かれる!

ワルビルが腕を振り下ろす。
それが俺に当たる直前、

パキィン!

そんな音が聞こえて、ワルビルの動きが止まった。
これは、多分…

[まったく…。何故我のペットばかりこんなに巻き込まれるんだ…]

…ティアルの魔法だ。
ティアルは、氷もろともワルビルを砕き、俺を安全な場所に連れてってくれた。

他の皆は、何処から出てきたのか解らない数人のしたっぱを気絶させていた。

その光景を見ていたら、後ろから足音が近付いて来た。
まだしたっぱが居るのかと思ったが、違った。

「プラズマフリゲートはもう行ってしまったか…」

そんな事を呟きながら走っていたのは、サンバイザーから髪を溢れさせ、青い服と白いズボン。そしてボストンバッグを持った…。

BW2の主人公君だ。

実在したんだなと思っていたら、向こうから話しかけてきた。

「ねぇ、君もトレーナーなの?もしそうだったら、手伝って欲しいんだ」

頷くと、今起こっている事をざっくり説明してくれた。

二年前プラズマ団は壊滅した。
筈だったが、また最近活動を再開した。
最初は、ポケモン泥棒をしていただけだったが、今、巨大な空飛ぶ船で、各地を移動し、キュレムを探している。

しかし、この町を見せたら、顔つきが変わった。

「…だから、僕は、その『プラズマフリゲート』を追っているんだ。けど、凍らせる機能はなかった筈だから、もしかしたら…」

つまり、この凍った町は、キュレムの力を使ったプラズマ団の仕業か。
なら…。

「じゃあ、早く行こうぜ。俺はラムネって言うんだ。よろしくな」
「僕はキョウヤ。よろしく」

そして、俺達は走り出した。


長かった〜!
疲れた〜!

[…本当に考えてたのか…]

もちろん!

[…ご褒美だ]

バクッ!ジュルジュル…ゴクン!

…昨日と何が違うか教えて。
<2012/12/24 13:21 ラムネ>
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