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月神 − 旧・小説投稿所A

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月神
− R-start! −
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それから、数秒後。
俺達の目の前には、既に二人の王がいた。
ガウル王が口を開く。

「私達から逃げるとは、いい度胸だな。少し、お灸を据えなければいかんな…」

俺は、すかさず言い返す。

「王!私は、被食側の『抵抗する』権利を行使しているだけですが?」

…補食されるつもりはないけどな。
しかし、王はかなり怒っていた。

「黙れ!もう我慢できん!散々いたぶってから食ってやる!」

そう怒鳴ると、二人の王は、それぞれの護衛に攻撃を繰り出した。。
さすがにそれは嫌なので、臨戦体制になる。
すると、頭の中に声が響いてきた。

【あなたの体に、特殊な魔法をかけます。
明日、かなり大変になると思いますが、頑張って下さい。】

早苗の声だった。
…大変なことって何だよ…
そう思った時だった。
体が軽くなったのは。

ヒュッ……

ドォォォォォン!

王の強力な魔法をいとも簡単によけれた。
まさかと思い、いつもの感覚で、拳をつき出す。

ボッ!

いつもより何倍も速い。
やっぱりそうだ。

身体能力が何倍にも膨れ上がっている。
…これなら、何とかなるかもな。
早苗には、後でお礼を言うとして、こちらが先決だろう。

「王…。勝たせていただきます!」

王は無言で、魔法を放ってきた。
もう一度避ける。
そして、王に攻撃が当たるところまで踏み込み、強烈なアッパーを当てる。

「ガッ…」

これで終わりではない。
空中で回転し、王の頭に渾身の踵落としをかます。

「クッ……」

かなり効いたのだろう。
少し、フラフラしている。

パキ…パキパキッ!

後ろからの音に驚いて、振り向くと、そこには、

たくさんの巨大な氷柱がロギア王を貫く寸前で止まっていて、その姿に、

「…諦めて下さい。」

と、背中から、大きな金色の天使の翼を生やした早苗が言っている光景だった。

すると、二人の王は、

「「ハハハハハハハッ!」」

しばらく笑い、その後、

「「合格だ。」」

と、口を揃えて言った。


サブタイトルのRは、レジスタンスのRです。
長いので、略しました。
最後、謎だらけですね。

閲覧数250突破ありがとうございます!
<2012/11/12 20:47 ラムネ>
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