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僕の Crazy everyday − 旧・小説投稿所A

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僕の Crazy everyday
− 朝まで、朝まで… −
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”ドチャッ…!”

という生々しい音を立てて僕は胃袋に落ちた。

「うはぁ…ついちゃったか…」

中は暖かく、周りは柔らかいがヌルヌルしている。そして結構狭い。
ヌルヌルとした胃壁が全身を包み込んでくる。
意外と悪くはなかったりする…かな。

「う…やっぱり暴れると殺られるな…」
[んー?なんか言ったー?]
「いや、なにも言ってない…」

いきなりスパークの声が聞こえた。
そっか…聞こえちゃうのか。

「ぅんむぐぅ…ちょっと苦しいな…」
[あれぇ…苦しいの?だったら消化しちゃう?]
「止めてくれ…絶対痛いだろ…」
[えー痛くなかったら消化じゃないよ…]
「ちょっ、止めてくれっ!!」

嫌だ…また死ぬのはこりごりだよ…。
全身がヌルヌルして変な感じがする。
そんな僕を胃壁が締め付けてくる。
体が胃壁と密着する。身動きも封じられた。

「蘇生…蘇生はできるの!?」
[うーんと…できないや☆]
「は、はぁっ!?」
[まぁ今日の朝にでもチェリグに頼めば良いでしょ?]
「やっぱり…今から朝までって何時間だよ…!」
[多分だけど3〜4時間くらいじゃない?]
「ま、マジかい…ってうわゎぁっ!!」
[お話している内に胃液出しちゃった♪]

そんな会話を交わし、蘇生ができないことに驚いていると、胃壁から胃液が分泌され始めて、僕の体を溶かしていった。

「止め…止めてくれぇ!」
[キッシシ…♪また会おうねぇ〜♪]
「あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"っ!!」

外にも響く、大きな断末魔を上げて僕は溶かされてしまった。


短い&更新遅れてすみませんっ!
<2012/12/29 11:49 三日月の真実>
消しゴム
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