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前回の粗筋
ミナと喧嘩した。



Z「手榴弾ゲットだぜ」

M「あーそれ、あたしにもちょーだーい」

Z「えー？じゃあ、ほら」

ポイッ

M「ありが・・・」

シーーーーーーー

M「わっ！？ちょっと！起動しないでって逃げたー！！」

シーーーーー

M「あ〜〜〜早くしないと爆発するーー！えいっ！！」

ブン！！



ドバーーン・・・

M「あ、危なかった〜・・・」

Z「仕返し成功」

M「はあぁ？！」

どうやら、一応仲直りしたらしい。

Z「！！　ヤバッ！！」

M「どしたの？」

Z「わー！あれを見ろー！」

2人が来た道を振り返ると・・・

M「うわわーっ！ゾンビの大群だーーっ！！なんでーー！？」

Z「多分さっきの手榴弾の音で気づいたんだな・・・」

M「アホッ！！！」

Z「とにかく逃げるぞ！」



M「ひぃ！ひぃ！」

Z「まだ追ってくるな・・・。」

M「しつこい男は嫌われるわよーっ！」

Z「ストップ！！」

ザッ！

前方に、道路の間に大きな崖ができ、先へ進めなくなっていた。

M「どどどどーーしよーー！？」

Z「くっ・・・ミナ、ちょっと痛いが、我慢しろよ！」

キュポンッ

Z「うらっ！」

ガランガラン・・・

M「ちょっと！手榴弾転がしてどうする気！？」

Z「いーから、行くぞ！！」

ダタダダ・・・

M「本当にどうする気！？ジャンプしても飛び越えられないわよ！？」

Z「いいから！！跳べえええええええええっ！！」

バッ！！

落ちる・・・。そうミナが思った瞬間、爆発音と共に体が浮き上がり、向こう側に着地した。

M「あたた・・・。ねえ、何したの？」

Z「手榴弾の爆風で吹っ飛んだんだよ。おかげで、逃げ切れたぜ」

M「ど、どこのアクション映画よ・・・」






M「この辺も、商店街みたいね」

Z「おっ、ニンジンだ。お前食うか？」

M「嫌よ！ウサギだからって好きってわけじゃないし、それに・・・」

Z「なんだ、食わねえのか。じゃあオレが食うぜ」

M「ダメえええええええええ！！！！！！」

ガブッ

Z「んあ？」

M「そのニンジンにウィルスがくっついてたらどうするのよ！？体内に入って即ゾンビ化よ！？」

ゴクッ

Z「あ・・・・・・」

M「・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




M「ご臨終でーす」

Z「死んでねえよ！！」

M「ちょっとそれ、どうすんのよ！！！吐きだして！」

Z「いや無理だから」

M「・・・ならいいわ」

ゾクッ

Z「え？」

M「インファイトッ！！！」

ドグオオオオッ！！！

Z「うごあっ！！」

ドサッ・・・

M「・・・・・・無理か」

Z「オレを殺す気かっ！！」

M「・・・今は殺さないけど、その時が来たら・・・パァンだからね」

Z「あぁ。そんときゃ、一思いに殺ってくれ」

フラグビンビンのザグはこれからどうなるのか・・・？続く！

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