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ゴクッと日常 - 旧・小説投稿所A
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「ん…こ、ここは…?」
ギラティナが再びゆっくり目を開く。隣には、夢見心地で眠り
こけるロンギヌスが寝ていた。
「や♪ おかえり」
二人が倒れていたのはあの白い空間ではなく、メモリ専門店の
カビ臭い床の上だった。カイオーガが、ひょいと顔を出す。
「カ、カイオーガ貴様…!! 死ぬところだったんだぞ!?」
「でもしっかり生きてるじゃん♪ びっくりしたよー…急に現れたんだもんね。」
何とか生き返った事に感謝し、ギラティナは寝ているロンギヌ
スを見下ろした。この様子だとあと5時間は目覚めないだろう・・
「で、どうすんだいあんた達。何か買ってかえるかい?」
老婆が鬼もびっくりの不気味な笑顔で、のっそりとカイオーガ
に近づく。カイオーガは手を顎に当ててしばらく考えた後、にやけてこう言った。
「そうだ…マスターも寝てる事だしさ・・一人一本メモリ買っちゃわない? もちろんこっそりね♪」
「あらいいじゃない・・でも私、もう自分用の持ってるわよ?」
レムリアはロンギヌスの夢をいじくり回しながら、空中からル
ナメモリを取り出す。『幻想』の力が込められた、彼女専用の
ガイアメモリだ。
「えーっと、レムリアがルナで僕がエターナル・・ラティオスが持ってなくてギラティナも・・無いよね?」
「ああ…私には不要だ」
「フフ…遠慮はいらないわよ。だって出費は全部マスター持ちですからね…♪」
いつの間にか悪夢を見始めたロンギヌス。その懐にすっと手を
入れ、レムリアは財布を抜き取った。あまりの早業に、ギラ
ティナもぽかんと口を開ける。
「さっ、ギラティナ選んで~…」
「それじゃ…‥これを…」
物を買ってもらうという経験は初めてのギラティナ。迷いなが
らも、隅にあった透明なメモリを掴む。
キチッ…『IMAGE(想像)!!』
「あーそれかい? とある旅人が別地方の土産とか言うんでね・・置いてってくれたんだよ。 どうぞ使ってみな」
ギラティナはごくんと唾を飲み、これから自分の物になるであ
ろうメモリを挿入した。漆黒の翼に吸い込まれ、イメージメモ
リは叫び声を上げる。
『IMAGE_マキシマムドライブ(MAXIMUM DRIVE)!!』
「イメージか・・何を考えればいい?」
「お前さんの好きな物さ。それが形となって現れるからね」
そう言われ、ギラティナはぐるぐると思考を飛び回らせる。ロ
ンギヌス以外の全員が見守る中、それは具現化されて出現した。
デュルルルゥ‥…バチン!!
<2011/05/15 16:19 ロンギヌス>
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