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友との出会い、そして裏切り − 旧・小説投稿所A

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友との出会い、そして裏切り
− 鱗? −
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月の光も暗雲によって遮られてしまい辺りは真っ暗になっていた
風は少し収まったようだ

そこへ…

バサッバサッ…

「〜〜♪」

一匹の白竜が村の方向からゆっくりと飛んできた
丁度狩りを済ませて帰る途中のようだ

「ん?」

ふと木々の隙間からなにか倒れているのが見えた…

「行ってみようっと♪」

他の木々が生い茂っていない所を見つけ何とか着地し、少女を探す

ガサガサ…と邪魔な木の枝を避けながら探す

「あっ見つけた!」

見るとそこには、人間の少女が倒れていた
泥だらけになって気絶しているようだ
まだ息はあるようだ…

「…?…これ…」

少女の左腕に微かに黒く固いものがある……鱗?

「・・・とりあえず…」

竜は少し興味が湧き少女を拾い上げて洞窟に帰っていった










ーーーーーーーーーーーーーーー洞窟内

ボオォォ…
竜は炎を吐き真っ暗な中に明るい火を灯す

焚き火も起こして、少女をその近くに寝かせて体を暖める
そこら辺にあった布切れ(?)を頭から下の方に被せてやった

……この子供も運が良かったのだろうな……きっと…自分が仮に獲物を逃していたら、容赦無く食べてたし
でもなんで…鱗なんてものがあったんだろう…………いや見間違えってこともあるし……まあいいや、また明日になって聞こう…自分の勘違いだったらそのまま朝食にでも……

竜は入り口の近くで空を見つめ赤い眼を閉じて眠りに就いた・・・



まだ夜は明けないようで風はすっかり収まり段々雲も引いていき月の光が出始めていた




短いッスね…
<2012/10/13 16:07 イオン>
消しゴム
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