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月光は日常を照らして − 旧・小説投稿所A
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月光は日常を照らして
− 遺跡 −
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バシュンッ!

ケイ達がホッカイドウから家に戻ってきた。

「着いた〜...疲れたぁ...」
『着いた〜♪お腹空いたぁ...』
「でも今日はまだ依頼をやらなきゃ...」
『え〜ボクそんなの聞いてないよぉ...』
「しょうがないよ...で、依頼主が瑠璃さんだって...最近新しい方が多いな」
『な〜い〜よ〜う〜は〜?』
「瑠璃さんの敷地内にある、遺跡に猛獣が住み着いたんだって...それで遺跡を壊さないようにやってという事だよ」
『じゃあ倒し方は直接丸呑みだけだね...』

ドッペルが暗い、
これは不機嫌の証拠だ。

「お腹空いたんでしょ...今ジュンジュンさんから報酬として頂いた食材でシチュー作るから待ってて...」
『うん...』
「久しぶりだな...シチューを作るの」
ザクザクザクザク・・・

ケイが野菜を切りながらそう呟いた。
ただの独り言のようだ・・・

「えーと、あとは煮込んで完成かな...?」

グツグツグツグツグツグツ・・・
『〜〜〜♪』

ドッペルは楽しそうに尻尾を振りながら待っている。




















「ドッペル、できたよ...♪」
『まぁってましたぁ♪』
「それじゃ、いただきます!」
『いただきま〜す♪』
モグモグ・・・♪
「やっぱり久しぶりだな〜♪」
『ウマ〜♪』
「それは良かった...食べたら遺跡に行くよ」
『了解ッ♪』

こう見えてケイは料理が得意だ・・・
ただ単に時間が無いだけ






「ご馳走様〜」
『ゴチソ〜サマ♪さて、そろそろ行く?』
「そうだね...体力も回復したし...行こっか!」
『それでは〜♪』
「行くよ!スキル発動![ワープゲート]」
ヒュン...

ケイ達は遺跡に向かう。









キュゥゥン!
「ここみたいだね...」
『ボク先に行っていい?』
「いいよ、僕もすぐ行くから」
『行ってきま〜す♪』

そう言い、ドッペルが遺跡へ入る。
それにしてもこの遺跡、大きいな・・・

「まずは敵の数を見なきゃな...スキル![サーチ]」

ケイはレーダーのようなスキルを使い、敵の数と場所などを計った。

「やっぱり数十匹は居るね...敵は狼と猪と鳥ってとこかな....?」

猛獣は無数にいる・・・それに種族も。
そして遺跡を壊してはいけないルールを守りながら倒す。
これが今回の依頼だ。

「ドッペルはもう戦っているね...ドッペルが陸の敵をやっているから僕は空を飛んでいる鳥をやるか...」

その頃ドッペルは・・・

『いや〜無料で食べ放題っていいね〜♪』
バクンッ!ゴクン・・・
【ガルルルルルッ!】
『次は君ッ!』
バクンッ!モグモグ・・・ゴクン!

ドッペルは陸の狼と猪を素早く掴んでは口に放り込んでいた。
空の鳥は飛んでおり、警戒している様子だ。

「高台からの銃撃で鳥を落とすか...ジョブチェンジ![スナイパー]」

ケイはジョブチェンジを使い、銃口の長いスナイパーライフルを持った黒い服装になった。

「弾は魔力で作って射つッ!」
パァンッ!
【クルルッ!?】
ドォン!...
【クゥ・・・】

ケイの第一発目は見事に鳥を撃ち抜いた。
弾は魔力のため、気絶させるだけだが下にいるドッペルが食べてくれるだろう。

『む!?鳥さんが落ちてきたッ!ケイ君がやったんだろうね〜いただきますッ!』
パクン・・・ガジガジ・・・ゴクンッ♪

ドッペルは喉の奥で嬉しそうに音を鳴らす。

「まだたくさんいるからスキル使お...スキル![弾数無限]」
「お〜らおらおら〜!」
ズドドドドドドドドドドドドド!
【クッ!】
【クワァァッ!】
【ピヨピヨ♪】(←!?

一部に不思議な泣き声が聞こえながら、鳥という名の獲物がたくさん落ちる。

『わぁ...♪鳥さんがいっぱい落ちてくる!♪』
バクンッ!バクンッ!パクッ♪・・・
ムッシャムッシャ・・・♪
ゴクンッ!

ドッペルは落ちる鳥を全て口でキャッチし、そのまま食べていた。

「っと...これで鳥は全滅かな?」

辺りの空には飛んでいる者は何も見当たらない。
これで鳥は倒した。

「ドッペルも終わったのかな?」
ズザァァァァァッ・・・

ケイが急な傾斜した坂を滑り降りながら、ドッペルのもとに向かう。

「ッんな!?」

ケイは唖然とした顔で驚いた。
だってドッペルがいつもの5倍の大きさのお腹で寝ているのだから・・・
そして周りに敵はいない、全部食べたんだろう・・・

「ドッペル...起きて...帰るよ...」
『スー♪スー♪ムニャムニャ...♪』
「う、可愛いな...今起こすのは可哀想だな...っと、書き置きしないと(汗」

危ない、依頼を終えたのに何が欲しいかの紙を書くのを忘れていた。
そしてケイは紙に大きく<武器>と書いて、遺跡の入り口にそっと置いた。

「ドッペルは...起こさないようにスキルで連れて帰るか」
『Z z Z♪』
「スキル発動![テレポート]」
パシュン...

ケイは大きくなり寝ているドッペルを静かに家へ一緒に帰った。


今回はヘリオス様からの依頼です!
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今日文化祭だったんだよね〜w(黙殴蹴
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そんな話は置いといて、
次回の依頼も頑張ります!(依頼募集中♪
<2012/10/13 18:06 三日月の真実>
消しゴム
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