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大胆合コン【リク】 − 旧・小説投稿所A

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大胆合コン【リク】

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女性陣とリオルが戻り、少し雑談をすると喫茶店をでる。
外は時が流れ、紅色の空に染まっていた。
コロトックとキマワリのさすらいミュージシャンが曲を奏で。
橙の風にそれを乗せて世界に溶け込んでいった。
「綺麗な音色ね・・・」
「そうっすね・・・」
橙の町に溶け込んでいく曲に酔いしれ、ミロカロスがほうと感嘆の声を上げる。
バンギラスも優しい風を感じながら穏やかに笑った。
後ろでハブネークがニヤニヤしているがリオルとサザンドラは無視することにした。
時間も時間なので夕食をカラオケで済ませながらパーッとしよう、とハブネークが提案し、皆嬉しそうに頷いた。
ハブネークはもともとカラオケに行く予定だったようで、事前に調べたそこに迷わず導いていく。
数十分後たどり着いたのは街の並びに続いているカラオケ屋だった。
外見そうでもないが、中に入ると世界が一変。
黒と茶の壁とLEDの優しい光が素晴らしく演出している。
大人の背景を物語ったそれは彼らにとって嬉しい場所になった。
「綺麗だな」
サザンドラが偽りなく呟くように言葉をこぼす。
サザンドラが呟いた瞬間ハブネークの体がビクッと跳ね上がる。
「そっそうだよねっ!////い、いい、いっしょ、一生懸命探したんだから・・・////とっ当然っ///」
顔を赤くしてテンパるハブネーク。
サザンドラは察することなく疑問に頭をかしげた。
「・・・?大丈夫か?」
ハブネークの顔を覗き込み、そっと赤らんだ頬を撫でる。
「ーっ!!////」
羞恥心が頂点に上ると、思わずその手を尾でバシっと払う。
払われるままに払われ、サザンドラはぽかんと真っ赤のハブネークを見つめた。
「はっ!アタシったらなにしてるんだろっご、ごめんねサザンドラ君、わざとじゃないの!」
ハッとしたハブネークは必死にあわあわと説得する。
「え、いや・・・別に大丈夫だけど。こっちこそごめん」
何がなんだか分からず頭をポリポリと掻く。
「ほらお前らーイチャイチャしてると先に行っちまうぜ?w」
なんだかんだやっていたらバンギラス達は受付を済ませ、その部屋に向かおうとしていた。
周りのポケモン達が和やかにニコニコと二人を見つめていた。
サザンドラまで首から頭にかけて青い体が真っ赤に変わっていく。
「「〜〜〜〜っ!////」」
二人はずかずかと早歩きに追いかけていった。




飲み物は酒になった。
白ワイン、赤ワインを二本ずつ。
そしてスパゲティなど洋食系の夕食を頼むとカラオケは始まった。

ミ「せんぼーんざ〜く〜ら〜♪夜ニ紛レ〜♪君ノ〜こーえモ〜届カナイヨ〜♪♪」
ハ「キャーッ!ミロ様素敵ーっ!///」
バ「ボ○ロ知ってるとは・・・女こええ」

バ「おーとなになれない僕らの〜♪つよーがりをひとつ聞いてくれ〜♪♪」
リ「え、○綿○○ノリに似すぎじゃないですか?バンギラス君;」
サ「まんまだな・・・;」
ハ・ミ「コル○ウウウウウウウ!!!!!;;;;」

ハ「はっし〜りだーしーた〜♪想いがいまーで〜も〜♪♪」
ミ「ハブちゃんも完全しょ○○んね」
バ「バッカルコーンバッカルコーンwww」
リ「あれ、それしょ○○んのネタでしたっけ?」
サ「・・・・・・///」

リ「絶望 ザ ビリー♪いざ倫理♪さあ、止められないEraser Rain♪」
バ「お、おい・・・普通にマキ○○ムザホ○モ○歌ってやがる・・・」
サ「甲高い声のリオルにこんな声だせるとは;」
ハ・ミ「ライ○オオオオ!!!!エ○ウウウウウ!!」

サ「きーえそ〜おに〜♪な〜きそ〜おな〜♪つーぼーみが〜こーとしも〜♪ぼーくを〜まあってる〜〜♪♪」
バ「このメンバーシンクロ率半端ねえな」
ハ「コ、コ○ク○サザンドラ君・・・/////」
リ「PV、なんで最新じゃないんでしょうね」
ミ「詳しいわねリオル君・・・」



と、楽しいひと時が続く。
酔がまわり、デタラメに踊りだすものも。
「んあ〜〜♪たのしいなあ〜♪リオルう〜♪ウイッ」
口を酒臭くしたバンギラスがリオルにべたべたとくっつく。
リオルは酒はあんまり強くないので控えめにしていたため、正直うっとおしかった。
「そ、そうですね・・・」
「酒のつまみ〜、どこだ〜??」
テーブルに置かれていたスモークチーズを手探りに探しているようで、なかなか当たらない。
リオルはしょうがないなあと肩をすくめながら、スモークチーズの乗った皿をバンギラスの前まで持っていく。
「ほら、バンギラス君。近くに持ってきましたよ」
「んお、さんきゅ〜リオルー♪」
しかしこの言葉のあと、リオルの血の気が引いた。
体が宙に浮く。
足が手が床から離れ、何が起こったか分からずに呆然としていた。
バンギラスはスモークチーズではなく、僕を鷲掴みにしてとっていた。
「え?え!?ちょ、ちょっとバンギラス君、ぼくぼく!」
「んあー♪」
曲のBGMで全く声が届いていない。
それどころかバンギラスは目をつぶって大口を開いた。
ヌチャアと唾液と牙が打ち合う音が響き、僕の頭をその闇へと近づけていく。
まずいまずい!
と、ミロカロスが気づき、止めようと飾り手を伸ばすが――――。

グチュンッ

リオルの頭がバンギラスの大口に収まる。
そして明らかにチーズと違う感覚にバンギラスはようやく目を開いた。
「・・・はれ?」
冷や汗を垂らしながら口から飛び出しているリオルの体を見る。
しかしリオルが少し暴れるたびに舌が擦れていく。
その味と本能に決してその口を離すことはなかった。
ここからが、本当の大胆合コンである。


ハブちゃんとサザンドラ君好きすぎてアカン・・・すきや・・・←


次回は俺にとって俺得!!wwwwww
<2012/10/07 14:28 ねじゅみ>
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