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夢幻と無限 − 旧・小説投稿所A

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夢幻と無限

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薄暗く…床がうねうねと揺れる空間。ちょっと壁(頬)に手をつけば、そのまま腕は深く沈み込む。外から見れば可愛く突き出ているのだろうが…

当然、入ってもなお舌との付き合いは終わる訳がない。にゅるんと腰に巻きつき、唾液のプールへと溺れさせられる。

「ぶぼぉっ…ぼごぼごォ…!!ブクブク…」

「ふふ、やだもうおしまいなの?もっと楽しませてくれないかしら。」

「ぶぼおおおっ…!!ぼぐぉっ…ぶふああっ!!」

またしても窒息寸前で助けだされ、広い舌の上へ寝転がらせられる。いい匂いをふんだんに吸い込み、むせた。

「ゲホッ…!!くそ…いい加減に…」

虐げられるのは嫌いじゃないが、二度も臨死体験させられては流石に怒りたくもなる。怒りを拳にのせ、思い切り舌を殴りつけた。


「きゃっ…や、やったわね…もう手加減なしなんだから!!」

「う…うおっ!」

床が崩れたかと思うと、俺は巨大な牙の上にいた。あっという間に、上下の牙に挟まれる。

あぐ…あぐぅ…ンチャ…クチャ…

「ひっ…ひぎゃあああああ!!!!ん…」

想像を絶する刺激と快感が、怒涛のように体内を駆け巡った。き、きも…気持ちいい…かも…竜の甘噛みって…こんなにも…ひぐぅ…

「ほらほら…もっとしてあげる♪」

「む…いぎぃ…ふぐぅ…ぎぇ…」

歯圧がおさまったかと思えば、今度はレロレロと舌が蠢き、俺を口中に転がし始めた。

ンレォ…ォォム…クチュニゥ…ムチュ…

「うわぶっ…ぐ…ぬわあっ…!」

「ふふ…飴みたい。とってもかわいいわ♪」

その後およそ40分に渡って、俺は舌の上を転がり続けた。味の90%は搾られたと思う。


「さぁて…何かして欲しいこと…ある?」

「出して…くれ…死にたくない…」

「もう…そればっかり。舌に抱きついても全然いいのよ?」

逆に舌が抱きついてくる。ンチャンチャと更に10分近く舐め潰された。

「むぁぁ…」

「面白かったわ…でもまだ終わらせない…続きは中で楽しんでね♪」

「く…ぁ…」

疲れた…ただそれだけだ。舌に体力までじっくり取られたのか、体は全くといって動かなかった…床が傾いているというのに。

自分はこのまま…この美しい白竜…いやムゲン竜に呑み込まれ…そのままドロドロに消化されてしまうのか…

「じゃあ…そろそろいいわよね?」

「らめ…らめらって…らめ…」


ごくん












「あら…こう見ると本当に可愛いわね。」

レムリアは自分の腹がぷくんと膨れているのを見ると、消えゆく獲物に微笑んだ。




「といってもこのまま消化しちゃうのも勿体ないし…やっぱり遊んであげるわね。」

ニヤリと牙を見せ、静かに喉をならす。気がつくと足の下には、ぺちゃんこになった通行人の残骸が横たわっていた…


「あっ…うっかりしてたわ……ゴメンナサイ。」


<2011/05/15 15:25 ロンギヌス>消しゴム
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