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夢幻と無限 − 旧・小説投稿所A
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夢幻と無限

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もきゅもきゅ…♪ ゴォポ…クチャ…グチャッ…!

無駄に長い時間をかけて、俺はやっと胃袋
へと揉み落とされた。他の奴らと一緒になって
弄ばれるのはご免だったが、何故かこの空間には俺一人しかいなかった。


「レムリアあいつら…もしかして消化したのか?」

「そんな事してないはずよ…? ちょっと観察してごらん♪」

そう言われるままに、肉壁を押したり床を
強く踏んでみる。すると人の手らしきもの
がはみ出、彼らは深い肉壁の狭間に埋まっている事に気づく。
俺ははみ出した腕を再び壁の奥へと押し戻す
と、静かに一人を堪能できる空間を作り上げた。


「ふふっ…準備はいいのね?」

「た…多分…」

あからさまに「マッサージ一丁お願いします!」等と
言えるほど俺はプライドに欠けていない。しかしそ
んな下らない事を考えていた間に、胃壁は自然に動き始めた。



ぽみゅっ…もにゅっ…

「……あっ…っ…!!」

最初は優しめのつもりなのか、全身を抱擁す
るように肉壁を押し当ててくる。彼女の体液に
顔面を襲われ、俺はゲホゲホと咳き込んだ。

「あら失礼…♪ でも手加減なんてしてあげないわよ?」

「この…悪魔が…」

「ふふ…何とでも言いなさい♪」

顔は胃壁の中に埋まったり出たりを繰り返し、
いつの間にやら無数の粘液がブリッジのよ
うに胃壁と顔とを結んでいた。

もちろん身体の方も見逃してはくれない。
無邪気に揺れる豊満な肉が、ぶよぶよとつ
ま先から首までを押し揉んでくる。


にゅっ…にゅっ…グプゥ…ポコン…♪

泡立てられるスポンジの気分で、愛情たっぷりのマ
ッサージを心ゆくまで施される…
そんな至極極楽の中、俺の脳にひらめきが起こ
った。喋るのも大変なのにも関わらず、そ
の願いを叶えるため無理やり口を開く。


「なぁ…ちょっと横に…うつ伏せに倒れてみてくれないか…?」

「うつ伏せ…? 何かいいことあるの?」

「いいから…ちょっとだけ…」

「……ふふっ…変なの♪」

そう言いつつも、レムリアは行動してくれ
たらしい。胃壁にさっきよりずっと強引に顔を
押しつぶされ、俺は不覚にも嬉しい呻き声を出して
しまった。慌てて口を塞ぐも、レムリアの薄笑い声が手遅れを示していた。

「なんだそういう事ね… 理由ぐらい言ってくれてもいいんじゃない?」

「………言えるか…」

「やっぱり不器用な子…ますます好きになっちゃった♪」

白く透き通った声に、俺の心は暴走寸前だった。可
愛いもの扱いされているのには腹が立ったが、
今怒っては雰囲気をぶち壊し……感情を抑えなくては…


〜〜〜



しばらく消化を頼んでしまいそうな愛撫が
続くと、今度はレムリアの方から俺に話しかけてきた。
どうやら次は彼女からの提案らしい。


「ねぇこのままじゃ面白くないわ…? 何かゲームして遊びましょ?」

「えっ……?」

ゲームと聞いてPSPやDSしか思い浮かべら
れなかった俺は、かなり中毒だと言うことだろう。せ
っかくの機会なので賛成し、乗ってみることにした。


<2011/05/15 15:31 ロンギヌス>消しゴム
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