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薬物乱用 − 旧・小説投稿所A
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薬物乱用

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ロンギ「ク、クシャシャ…」

クシャルダオラ「こんな短い名前で噛む必要もなかろう…あと名前はニコラスだ。」

ロンギ「は……はぁ…」

ニコラス「フフ………古い名だと思ったか?」

ロンギ「とっ…とんでもない!!さあ入って下さい…」

なんだか精神的に尻に敷かれているが…仕方ない。相手は百戦錬磨の古竜…爆弾のように丁重に扱わなければ、リーグは一撃で吹き飛ばされる。


ニコラス「む…そうだ。こいつも一泊させては貰えないか?」

ロンギ「え……?」

巨大な脚から、ニコラスと比較すれば小さな蛇竜…が近づいてきた。長い鎌首をもたげ、僕の頭を嗅ぐように観察している。荒い息が、容赦なく耳元で唸っていた。


「ニコラス様……こやつ喰らっても宜しいでしょうか?昨日から殆ど何も…」

ニコラス「バカをいうな…今食べては勿体ないだろうが。」

「そうでした………おいお前、案内しろ。」

ロンギ「は、はいぃ…」

助けられた根拠に納得がいかないが、とりあえずどちらにも小さくなってもらい、玄関から無理やり押し込んだ。小さくなったといっても4m程で、巨大といえば巨大なのだが…



〜リビングルーム〜

カイ「うわー…♪」

ルギア「……でかいな。」

幸いリビングは天井高いので、何とか入ることができた。ルギアとカイオーガは彼を見上げ、ポカンとしていた。



そしてその後早めに夕食を取り(食費×1ヶ月分)、早めに寝室へと移動した。何だか感覚が修学旅行の引率の先生みたいになっていたが、漸く全員部屋へと散らばった。

何のことはない、僕の部屋以外いつもと一緒だ。ニコラス達をどこに寝かせるかルギア達との口論の結果、「お前の部屋のほうが少し広い!」と、いいくるめられてしまった。


自分の部屋にドキドキしながら、ゆっくりとドアを開ける。今日は自分のベッドに竜がいる……何年ぶり…いや初めてだ。


ニコラス「遅かったな…待っていたぞ?」

「…………」

ロンギ「あわわ…今日はよろしくおn…!!」

そう言い張ろうとした瞬間…僕の体ほどもあるニコラスの手に、がっちりと口を塞がれる。


ロンギ「ふぐぅ…!!んっんん…」

ニコラス「何を……ここはお前の家だろう…?早くこい。」

ロンギ「わ…わわっ…!!」

見事に体ごと持ち上げられ、巨大ベットの中央…ニコラスと蛇竜の間に寝かせられる。これは予想外だった。

ロンギ「えっ、あの…!!ぼ、僕は床に布団しいて寝るんじゃ…」

ニコラス「床……そんな訳無いだろう。竜族だけで寝るなど精神的に苦しい。」

ロンギ「で…でも…」


直に触れる、クシャルダオラの力強い肢体…蛇竜の滑らかな喉首……

ニコラス「それに私もたまには人と寝たいのだ…いいだろう?」

ロンギ「で…でもやっぱり狭いんじゃ…」

ニコラス「フフ……なら私の上で寝るか?」

ロンギ「は…はい!?」

惜しげもなく、巨腹の上に場所をつくるニコラス………竜と一緒に寝られるだけでも100年に一回ぐらいなのに、それどころか体の上に寝転がれと……

竜も龍もドラゴンタイプも大好きな僕にとっては、鼻血ものだった。



ロンギ「いやっ…あの……い、いいです…」

ニコラス「そうか……なら寝るとしよう。」

少し残念そうな顔を浮かべ、ニコラスは静かに目を閉じる。蛇竜はもう寝ているらしく、翼が呼吸にあわせて軽く上下していた。

〜〜〜〜



AM1:00……


ニコラス「…眠れん……散歩でもいくか。」

ぐっすりと夢見る僕を優しく一撫でし、ニコラスは部屋を出ていった。





〜カイオーガの部屋〜

ガチャリ…

カイ「スー……スー……」

ニコラス「フ……良く寝ている…いい顔だな。」

キィ…バタン…




カイ「うーん………だぁれ?」

カイオーガはもたもたと顔を上げ、誰もいない自分の部屋を見渡す。


カイ「…お散歩いこっか……起きちゃったし。」

キィ…バタン。


〜〜〜〜

〜ロンギヌスの部屋〜



………


蛇竜「フフ……見れば見る程美味そうな奴……」

ロンギ「…zz…」


<2011/05/15 15:18 ロンギヌス>消しゴム
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