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ああ、楽しきかな日常 − 旧・小説投稿所A

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ああ、楽しきかな日常

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カイル「ちょっと待ってろよ〜」

エアロ「?」

俺は部屋に入るとすぐに何やら機械をイジリ始めたので、エアロは不思議そうにそれを見ていた。

カイル「よし!そんじゃスイッチオ〜ンッ!(ポチッとな)」

エアロ「あ、これ知ってる!げ〜むってやつだ。この世界の人達いっぱい出てくる…。」

カイル「せ〜かい!ちなみにこれはW○iて言う種類で他にも何個かあるんだ。」

エアロ「ふ〜ん…」

そんなことを言っている内にロードも終わり、テレビ画面にはテーマ曲と共にとある文字が現れた。

エアロ「ん?大○鬪スマッ○ュブラ○ーズX?」

カイル「これは一時俺と俺の友達の間で定番になってたゲームで、ちょっと久々にやってみたくなってな。」

エアロ「そ〜なんだ…で、どんなゲームなの?」

カイル「ルールは簡単!ただ相手を場外に吹き飛ばせば勝ち!最初は教えてあげるからまぁやってみろよ。」

と言って俺はいかにもただのコントローラーとは言いずらいやつをエアロに渡した。なぜかそれだけ妙に大きかったのは言うまでもない。

カイル「ん〜誰にしよっかなぁ〜…まぁとりあえず十八番のピカチュウ(ゴーグル)さんでいくか。エアロはどうする?」

エアロ「じゃあ…この人!何か見るからに強そう!」

カイル「はっ…!そ、そのお方は!」

2Pのキャラ枠にはとあるゲームのラスボスの…

カイル「ガ…ガ○ン(ガ○ンド○フ)様!ってお前の性格からかなり遠ざかってるキャラ選ぶな…。」

エアロ「そう?」

カイル「まぁいっか。そんじゃ始めるぞ〜。」

ステージを選択していよいよゲームスタートだ。すると、キャラが現れ戦闘が開始した。

カイル「まずは適当にいじってみろ。攻撃はCPにな。」

エアロ「うん分かった!」

すると次の瞬間…

バキッ!ドゴッ!ドスッ!ドカァァーン!!

カイル「……!!」

僅か5秒程でCPが空の彼方の星となった。しかもノーダメで。

エアロ「やった♪」

カイル「教えるまでもないみたいだな…(汗)もはや才能とかの問題じゃないな…。」

まさに想定外だった。初めてだからCPのレベルは最低にしてはいたが、キャラの使い方がすでに達人の様だった。

カイル「じゃあいくぞ!」

エアロ「よ〜し!」

ついに俺とエアロのキャラが激突した。そしてその勝者は…

カイル「あ、危なかった…。ピカチュウじゃなきゃ負けてもおかしくなかったな。」

エアロ「つ、強い…。」

かろうじて俺が勝ったが、だいぶ本気になっていた。

カイル「いや、結構ヤバかったよ。お前ホントに初めてか?」

エアロ「えへへ♪」

カイル「じゃあもう一戦いくか!CPレベル最大で。」

エアロ「もちろん!」

ガチャ!

カイル「ん?…あ!」

盛り上がっていると突然部屋のドアが開けられた。

カイル「ソフイア!」

ソフイア「フフ…♪なんだか面白そうなことしてるじゃないの。私も混ぜてくれない?」

カイル「いいけど…やり方分かる?」

ソフイア「ご心配なく。あと、コントローラーさすだけでいいわよ。」

カイル「えぇ!なんで?」

ソフイア「いいから♪はやくキャラ選んで。」

カイル&エアロ「???」

少し疑問が残ったがとりあえず言われた通りキャラを選んだ。

カイル「俺はこのまま行く!」

エアロ「何かこの人気に入っちゃった♪」

カイル「おっ、ルイージか。俺の十八番の一人だ。」

エアロ「なんか見てて面白い♪」

ソフイア「選んだわね?じゃあ…」

そう言うとソフイアが何やらぶつぶつと小さな声で呟いた途端…

フッ…!

カイル「!!!」

エアロ「あれ?消えた?」

驚いているのもつかの間、突然勝手にステージが設定され、ゲームスタートとなっていた。慌てて俺達はコントローラーを手にとって画面を見つめ、キャラが出てくるのを待っていると、なんとそこには…

カイル「うわっ!どうなってんだ!?」

エアロ「なんでソフイア姉さんが…画面に…!」

ピカチュウ、ルイージ、と続いて出てきたと思えば、なんと最後に眩い先行と共にソフイアが画面に現れたのだ。

ソフイア「さぁ!かかって来なさい!」

エアロ「え…いけばいいのかな?」

カイル「どうだろうな…予測不可能だ。」

エアロ「も〜…行っちゃえ!」

カイル「あ、おい!」

するとエアロのルイージがソフイアに向かって走り出した。

ソフイア「きたきた♪」

エアロ「いくぞぉ〜!おりゃあ〜!!」

ルイージのロケット頭突き(?)が激しい爆発と共に炸裂!と、思いきや…

ググググ…

カイル「…え?」

頭突きが炸裂した瞬間ソフイアが突然巨大化して大口を開けて待ち構えていた。そして…

スポッ…バクンっ!!ごくっ!

エアロ「うわ〜…(汗)」

カイル「ヒィィィィ!!」

すっぽりとルイージが口に収まり飲み下された。その光景を俺は悲鳴をあげて見ていた。

ソフイア「フフフ…まずは一人♪あとはあなたよ!」

ソフイアは巨大化したまま俺の相棒のピカチュウに突進してきた。

カイル「ぎゃ〜!くるな〜!」

ソフイア「逃がさないわよ!」

ビィィィィ!カチカチ…!

カイル「うわあぁぁぁぁ…」

俺は慌ててすぐさま逃げ出したが、ソフイアの口から冷凍ビームが放たれ、それが避けられずピカチュウが氷漬けになってしまった。

ソフイア「つっかま〜えた♪いただきます♪ア~ン」

バクン!

エアロ「あ〜あ…」

ソフイアは氷漬けのままのピカチュウを口内に納め、口の中でコロコロと飴を転がすかのようになめ回した。そうしている間に氷が溶けてピカチュウの味がいっそう濃くなった。

ヌチャァ…ニチャァ

ソフイア「ゲームでもやっぱり美味しい♪そろそろ飲んじゃいましょうか。」

カイル「ピ、ピカチュウ〜!!!」

ズズ…ゴクリ…

俺の叫びは届かず、遂にピカチュウまでも飲み込まれてしまった。それと同時にゲームセットの文字が出てきた。
するとソフイアが俺たちの目の前に現れた。

ソフイア「ごちそうさま♪あら?どうしたのカイル?」

カイル「いいいや…な、なにも…。」

俺は少し動揺が隠しきれないでいた。

エアロ「ちょっとショックだったみたい。」

ソフイア「それはごめんなさいね…あら?」

ソフイアは自分のお腹に違和感を感じた。

エアロ「どうしたの?」

ソフイア「おかしいわね…こっちに戻ったら勝手にいなくなるかと思ってたんだけど…。」

エアロ「ま、まさか…」

ソフイア「とりあえず吐き出すわね…」

ズズズズッ!ドチャチャ!

ソフイアの口からさっき食われたルイージとピカチュウが出てきた。

エアロ「どうするの…?この二人…。」

エアロが二人についた粘液やらを拭き取りながら言った。

ソフイア「どうしようかしら…」

ルイージ「う、う〜ん…」

ピカチュウ「…ピ、ピカッ!?」

カイル「あ、起きた。大丈夫か二人共。」

ルイージ「え?あ、うん…。大丈夫だけど…ってここどこ〜!?(泣」

ピカチュウ「ピカ!ピカチュウ!」

やっぱりパニックになる二人。

カイル「まぁ落ち着けって。なあソフイアこいつら戻してやれるのか?」

ソフイア「分からないわ。ごめんね。」

カイル「そ、そうか…」

ルイージ「僕たちこれからどうすれば…」

ピカチュウ「ピカ…」

カイル「ここに住んだら?」

ルイージ「…え?」

ルイージがその言葉に振り向く。

カイル「この家バカみたいに広いし、戻れなくなった事には俺たちにあるからな。これで許してくれ。頼む!」

ルイージ&ピカチュウ「!!…………。」

突然俺が土下座したのを見てルイージとピカチュウは驚いていたが少し間を開けて二人は頷いて言った。

ルイージ「分かった!じゃあよろしく頼むよ!」

ピカチュウ「ピカッ!」

カイル「ありがとう!」

エアロ「なんだか賑やかになりそうだね♪」

ソフイア「そうね♪」

こうして我が家に新しい家族が出来た。


カイル「新キャラ二人登場!しかも俺たちと暮らすことになりました。」

ルイージ「よ、宜しくお願いします…。」

ピカチュウ「ピカチュウ♪」

カイル「もう少ししたら一度キャラのプロフィールを投稿する予定です。そこで本編ではあまり言えてなかった、キャラの体つきや、性格などを細かく書いていこうと思ってます。お楽しみに!」

エアロ「やっとだね。しかも前回の投稿からずいぶん時間たったね。」

カイル「すいません…。それには少しいろいろありまして…。最後になりましたが、読んでいただきありがとうございました!」
<2012/09/19 06:40 カイル>
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