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ス「はあ〜」

服からべたつく臭いに覆われながら、スイトはぐったりして体を休めていた
あの後、スイトは自力にミレアの胃袋から脱出したのだ
全身に酒を浴びていて今でもびしょ濡れの状態である
臭いが酷くて今にも気分が悪くなりそうだ

スイト「それで、ミレアは今どうなってるの？」

ネー「今はぐっすり寝ているわよ？あれだけ暴れたんだから無理もないわね」

ミレア「ガアアァァァ…ガアァァァ…」

スイト「…………………」

うるさいにもほどがあるいびき声が鳴り響いている
ミレアは仰向けになったままぐっすりと眠りについていた。大きく口を開いてるところを見ると、また入りたくなるが今は胃袋が酷くなっているため今回は我慢だ

スイト「でも、せっかくの花見が台無しだよ(汗」

ネー「ふふ…あ、そうだ」

するとネージュは何かいい事を思い付いたのかテリーヌの方へ近寄った
ミレアに飲ませたあの酒瓶を両手で抱えていて何か企んでる様子

ネー「テリーヌ、ちょっといい？」

テリーヌ「あ、何でしょうか？」

ス「…？」

酒瓶を持ったまま、ネージュはニヤニヤとした顔でテリーヌに近づいていく

ネー「テリーヌ、喉でも乾いた？」

テリーヌ「は、はい‥乾いてますが？」

ネー「それならこれでも飲んで喉を癒やしなさい。テリーヌ♪」

テリーヌ「あ、ありがとうございます♪」

するとテリーヌの手に持っているコップをお酒を注ぎ込んでいて
テリーヌはそれを見て無邪気そうにしていた

テリーヌ「では、頂きますね♪」

ネー「ええ‥(ニヤニヤ」

ゴクゴクと酒を飲み干していき、テリーヌは物足りないのか酒をおかわりした
何杯かお酒を飲んで酔うことはなかった

テリーヌ「おかわりですわ♪」

ネー「あ、ええいいわよ」

何度酒を与えてもテリーヌは酔わない
それどころか笑顔のままネージュを見つめていた

テリーヌ「ふふふふ♪」

ネージュ「え！？」

ス「！？」

ニコニコ顔で微笑んでいたら
テリーヌの体はピカッと光に包まれていた

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