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トク「うぅぅん・・・」
トク「今なにか居た様な気が・・・」

と思い　辺りを見渡すが誰も居ない・・・
だが　実はフリートが隠れているという事実・・・

トク「疲れてるから　気のせいか」

疲れているということにしもう一度寝ることにたトクであった。

トク「まだ　雨は続きそうだし」
トク「もうひと眠りしますかな」

といってまた冷たい石床に寝転ぶ、でもちょっと警戒していた
やっぱり何かを感じているのかのように。
数分経ち眠りに入ったトク、岩陰に隠れていたフリートが
体を出す。

フリ「やっと寝た・・・」
フリ「じゃぁ　いただきますか・・・」

といって　口を開ける、蜘蛛の糸のように粘り気のある唾液が顔を覗かせる　トクはさっきより深い眠りについているため
ちょっとやそっとじゃ　起きないようだ・・・
それを確認した　フリートはそっと口に運んでいく

トク「すぅ・・・すぅ・・・Zzzz」

噛んでしまうと起きてしまうのは確実のため噛むことはなかった
やっと下半身まで飲んでいたフリート。
しかし、さすがに　寝ているトクも違和感を感じるようになる

トク「うぅ・Zzz・・うぅぅ・・・」

でも、舌というベットの様なやわらかい感触により、起きそうでも
起きることはなかった。

ゴクリッ

結局最後まで起きることはなかったトクは飲まれてしまった
膨れるフリートのお腹がよく分かる。

フリ「でも止む間だったら」
フリ「途中で起きたらまずぃし・・・」
フリ「溶かしちゃおうか♪」

ということになってしまった、一体トクはどうなってしまうのか。
また　目を覚ますことができるのか！

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