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雪の足音。 - 旧・小説投稿所A
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雪の足音。
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「……着いたぞ」
「はぁ……はぁ……きゅぅ」
グラエナが無造作に口を開けると唾液と共に舌の上を滑り落ちる。
ロコンは呼吸もうまくできずに体力を奪われ、ぐったりと涎でできた水溜まりの地面に横たわる……。
「正確にはもうすぐだ。お前は少し休憩したら人で歩いていけ」
「はぁ……はぁ……グラエナ……さんは……?」
場所はなんとかロコンの棲んでいた町が見える森の中。
さすがにロコンでも数時間で着く距離だ。
グラエナはゆっくりと口を開いた。
「オレが行くと身体が大きいせいでいろいろと不便なんだ。
物にぶつかったり通れなかったりな。
……だからお前が一人で行く方がいい」
「そうなんですか……わかりました。一杯お礼をしなくちゃと思っていたのに……」
グラエナの言い分も確かに納得がいく。ロコンは半ば残念そうに耳を垂れ下げながら承諾する。
「お礼……か。なら『星の花』で元気になったキュウコンをここに連れてきてくれないか?
明日までここで待っているからな、他のポケモンには内緒だぞ?」
「はいっ!」
ロコンは呼吸も整ってきたこともあり、元気よく返事をする。
倒れていた耳もピンと立てて子供らしさが出ている。
グラエナはそんなロコンを見ると『2つの意味で』微笑みを浮かべた。
……暫くの休憩の後、ロコンは近くの川で身体を洗い、オボンのみを頬張ると町へと向かっていった……。
「クク……明日は久しぶりのご馳走だ」
グラエナはそんなロコンを見据えて舌舐めずりしていた……。
グラエナの本性が出てきました!
<2012/01/22 08:50 蒼空>
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