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消えた理性 〜番外編〜 − 旧・小説投稿所A

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消えた理性 〜番外編〜

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むにゅうううむ!
「え…?」

いきなり自分の胸に飛び込んできたジュカインに、カイオーガも驚く。

「あの…ジュカイン?…」
埋もれたまま、一向に返事がない…
…大丈夫?





ジュカインは恥ずかしさと気持ちよさの狭間にいた。
胸はプニュプニュと上半身に張りつき、
隙間なく入りこんでくる。

柔らかさは形容詞がつけられない。
普段弄ばれている舌、喉、肉壁よりも柔和で、ジュカインの体を包む…おまけにいい匂いと来た。

ただでさえ誘惑に弱いジュカインが、これらに耐えられる訳……





恥ずかしさ…それがジュカインの気持ちよさを妨害していた。いくら好きとはいえ、
胸に飛び込ませてくれる奴がどこにいる…

もし嫌われたら…





「カイオー…ガ…ごめん…」

誘惑に負けた自分の失態を謝ると、ジュカインは外に出ようとした…



「あれ…出られ…ない?…」
よく考えれば足が地面についていない。
さっきはついていたはずなのに…

昨日が進まないがカイオーガに助けを求めるしかない…
しかし声を出そうとした瞬間…


むぐにゅ♪
「あれ?…ちょっ…」

突然胸が動きだし、ジュカインの体を呑み込み始める。喉のように…

「だめ…あっ…あ…」
どんどん奥へ引きずり込まれていく…
もぐもぐと獲物を揉みながら引き込んでいく様は、まるで…

「くっ…カイオーガ!ここから出し…むうっ!?」

喋る事すら許さない。
乳肉が口の中に容赦なく潜り込み、呼吸、声の扉を封鎖する。

「ふごっ…ふがふがぁ…」
↑(いったい…何をして…)

もがきにもがくも、胸はとうとう脚さえも引き込み、温かく包み込んだ。


助けを呼べない、技も出せないまま、ジュカインの体はどんどん胸に食べられていく…


すると…


ふにゅっ♪
「あっ…あっ…あ…」

バタバタ暴れている足も包まれ、体中が
胸の餌食になってしまった…

全身を包み込むと、胸は一旦揉むのを止めた…







「早くいえば良かったのに…♪」
心を読んだカイオーガは、ジュカインが自分の事を好きだという事も分かっている。
(完全にプライバシーの侵害だが


「さて…喜んでるかな?ドMくん♪」

おかしなあだ名までつけられた当人は、
今頃…


突然カイオーガは不気味に笑うと、締め上げる者のいなくなった舌を、胸の谷間に入れ込んだ…

なぜならこういう時のカイオーガには決まって…

…ニヤリ♪





加虐心が生まれるのだから…


<2011/05/15 14:31 ロンギヌス>消しゴム
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