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消えた理性 Final - 旧・小説投稿所A
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消えた理性 Final
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「く…喰っちゃった…」
一本の木の上で、カイオーガの捕食シーンを見てしまったのはヒトカゲだ。つい最近友達になったばかりである。
「ぼ…僕も見つかったら…ゴク…」
いくら友達でも食べられるのはいやだ、だがすぐにはカイオーガ。逃げようにも動けないまま、時間だけが過ぎていった。
すると…
「クンクン…あれ、何だか焦げくさいなぁ~。」
木の下でカイオーガが何かの匂いを見つけたようだ。
「あっ、やばい…」
ヒトカゲの尻尾の火が、木の葉を燃やしていたのだ。急いで消そうとするがどうしようもなく、葉はチリチリと燃え上がる。
「このままじゃ見つかって…」
慌てて下を見るが、まだ気づいてはいないようだ。だがそれも時間の問題だろう…
「それなら…いちかばちかだ…」
ヒトカゲは幹を通り、助走の構えを取った。
「隣の木まで飛べれば…逃げられる!」
時間はない。強く地面を蹴ると、隣の木に向かって大きく跳んだ。
(届けぇ~!!)
ガシッ…
「あ…」
届いたは届いたが、だがつかまった枝はあまり太くなく、いまにも折れそうだった。
「……くそ…」
「みーつけたぁ♪」
案の定大きな音を立てたのだから、見つかるのも仕方ない。
カイオーガはヒトカゲのつかまっている木の真下まで来ると、カパアと大きな口を開ける。
落ちるのを待っているようだ。
…ミシ、ミシミシ…
「あぅ…まずぃ…」
枝をつかんでいる腕は痺れ、枝はいつ折れてもおかしくない状況だった。
しかし手を離せば…
「遅いなぁ~早くおいでよ。」
カイオーガは口を開けたまま舌を出すと、
木に巻きつけて揺らし始めた。
ミシ…ギィ…パキ…
「カ、カイオーガぁ!わかった!降参する!だから食べな…」
「クス…聞こえないなあ~♪」
嫌みったらしく笑うと、木を更に大きく揺さぶりだす。
とうとう枝は耐えられず…
バキリ…
「ああああああっ!!」
「あ~~ん♪」
ヒトカゲはカイオーガの口に、まっさかさまに落ちてしまった。
ブニュウウウウウウウウウウウ!!!!
「ぎゃああああああむうぅううう!!
だじげでええええ!!」
舌を通り越し、一気にぶよぶよした喉肉に体は包まれる。
たが…喉は獲物を揉むような仕事はしない。喉がやる事はただ1つ…
ゴプゥ…
「あっ…あっ…あ…!」
喉に、ヒトカゲの下半身が呑み込まれる。
そして…
「ごめんね~?あとで出してあげる…かもね♪」
「かもって…ああっ!!あっああ!!」
ゴクリュ…
有無を言わせず、ヒトカゲを呑み込むカイオーガ。その首筋にはぷくりと膨れた塊が、ズブズブと肉に圧縮されながら落ち沈んでいく。
…プクプクプク…ボコ…
「騒いでるねぇ~?出さないよ♪」
ヒトカゲはもがけるだけもがくが、かえって肉壁がお仕置きといわんばかりに押しつぶしてくる。
「く、苦し…だれかぁ…」
声さえも揉み消され、暴れる事も許されない。
ヒトカゲの頭は噴門を押し開き、少しだけ広さに余裕のある空間、そして捕まった者の休憩室に入り込んだ。
<2011/05/15 14:26 ロンギヌス>
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