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消えた理性 Final − 旧・小説投稿所A
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消えた理性 Final

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「…はぁ…そろそろいいかな?」

一番脚の速いマッスグマは、もうスタート地点から4km離れていた。

「まぁ、いくらカイオーガでもここまでは来れないだろうし…休むか。」

流石に一気に4km走った疲れで、マッスグマは近くの木にもたれる。

「えーっと、カイオーガの舌ってどこまで
伸びるんだっけ…15m?いやいや…」

今まで何回あの舌に襲われた事か…
恐らく一番注意しなければならないだろう。

「…まぁいいや、いくら何でもここまで伸びる事は…」

「ないだろうね♪」

「だろ〜?俺って頭い…うぎゃあ!!」

突然の声にマッスグマは飛び上がり、声の出所を探す。

「ちっ…来てたのか…」
「いいにおいがしたからね〜、飛んできちゃった♪」

「そうかよ…!」

マッスグマは走りだし、カイオーガから距離を離す。

「俺の速さに追いつけるか!?」
「ううん…でもね♪」

…「ビガー!」


「メ、メモリ…反則だろ!」
「そんなルールないもーん、えいっ♪」

「うわっ…」

通常ですら大きいのに、更にその5倍はあろうかという舌が、雪崩のように押し寄せてきた。

「はっ、はっ、はっ…ああっ!」

自慢の脚どころか、小さな体は舌の波に飲み込まれる。

ジュル…ジュブウウ…
「ず、ずりぃぞ!カイ…ムガァァ!!」

獲物を捕らえた舌は、唾液を出しながら口の中に戻っていく。

「この…チートやろ…あ、あああああああ!!」
ゴクン…モゴモゴ…



「暴れない暴れない。ちゃんと後で出してあげるからさ♪」

ポコポコ…グムゥ…
食道が静かになる。親友に対する安心感か、マッスグマは抵抗を止めたようだ。

そのまま膨らみはお腹の中に消え、落ち着いた。



「えーっとあと3人か…まだまだ入るからね♪」

カイオーガは来た道を戻り始め、姿を消した。
次の獲物は…


ビガー.メモリ
概要:「巨大」の力がプログラムされており、差し込んだ箇所を巨大化させる事ができる。
持ち主:カイオーガ
※なぜもっていたのかというと、ゾロアークのを舌袋から取りだしたからです。
(勿論メモリだけww
<2011/05/15 14:24 ロンギヌス>
消しゴム
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