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Lunatic Diamond − 旧・小説投稿所A

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Lunatic Diamond
− その次……? −
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「ふぅ……喰った喰った♪」

レムリアは不気味に膨らんだ腹部を妖しく弄っている。

体を支える最小限の力を残し脱力。

床にへたり込む。

「ん〜でも、やっぱりマスターが一番かな♪」

時折、動きを示すお腹をちらりと目を遣り、舌舐めずり。

かつて喰った事のある人物の味を脳裏で反芻する。

ふと、レムリアは考えに耽る。

元々、自身にあるこの誘惑の吐息について。

大抵の人間は簡単に誘惑される。

この吐息が利かない人間がいるのだろうか。

まぁ、普通に捕食するのはつまらない為に都合は良いのだが。

「ま、いっか♪ この仔も可愛かったし♪」

もう一度、至福に溢れた吐息を零す。

と、突然にその至福と静寂は打ち破られた。

キラキラと日光を反射して硝子の破片が宙を舞う。

そう……何者かによってこの人間の窓硝子が割られたのだ。

耳を塞ぎたくなるような不快音を引っ提げ窓は割られた。

「あら、随分と美味しそうなものを食べてたじゃないの?」

 




文が読みにくいとの事なので
1行開けを実施します。

あと、短くて
すみません
<2011/08/07 22:28 セイル>
消しゴム
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