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意識が変わるとき − 旧・小説投稿所A

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意識が変わるとき

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 現実に戻ってきたリオルを待っていたのは、先程までの『甘さ』とは反対に、『辛い香辛料』だった



 先輩に怒鳴り声を浴びせられながらも、なんとかリオルは、今日の仕事を終えた

 給料は、恐らく少し差し引かれるだろう……

 肉体的にも精神的にも疲れたリオルは、朝起きた時よりも深いため息を吐いて、夕日の輝く方に背を向けて家へと向かった




 錆びつき、重たくなった扉を開けてリオルは部屋に入り、ベッドに身を投げ出す

 “ギシッ……”と固くもなく、柔らかくもないマットレスが悲鳴をあげた

(まだ、使えるよね……)

 少し不安になりながらも、リオルは疲れたためかうとうととまどろみ始め、そして眠った




 リオルは夢を見ていた

 真っ白で何もない空間の中、視界の奥には誰かがこちらに向かって手を振っている

 誰なのかは分からないけど、どこか懐かしくて、切ない感じがする

「誰?」

 声をあげて聞いてみるが、向こうには聞こえないらしい

 そのままその人は、光の奥へと、消えていった……

「う……ん」

 うっすらと目を開けると、見慣れた天井が視界を覆い尽くしていた

 夢を見ていた気はするが、うまく思い出せない……よくあることだ

 とにかく、今日も仕事がある。急がないと遅刻してしまう

 そう思い、ちらりと時計を見ると、仕事開始十分前だった


しばらくは捕食が出てこないと思います……(∋_∈)

それを気にせずに読んでくれている皆さんに、超絶感謝ですっ(≧∇≦)
<2011/07/27 21:22 ルカ>
消しゴム
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