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【保】とある竜医と女王竜の記録 − 旧・小説投稿所A

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【保】とある竜医と女王竜の記録

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「どうした三下、終わりか?」

キュレムは余裕な表情でデュラガウアに言う、四対一では分が悪かったらしく。
デュラガウアはあっという間にボコボコにされ、追い詰められた。

「よくもまあ、口だけは達者ですね」

ベリオロスはデュラガウアを踏み付ける。

「本来ならば、国王である俺を侮辱した罪で首狩り処刑もいい所だ」

リヴァイドは断首用の大斧を取り出す。もはや人間に使うレベルではなく、竜などのモンスターに使うサイズである。

「おい、ちょっと待て・・・」

動揺するデュラガウアを見て、リヴァイドは大斧を片付け。クシャルダオラに合図をしてチルノを吐き出させる。

「小娘ぇ・・・」

「さあて、仕返しさせてもらうわよ!あんた達下がってて」

チルノは何かを取り出し、リヴァイド達に下がる様に言う。リヴァイド達は素直に下がった。

「これがあたいの本気、凍符『パーフェクトフリーズ』!」

次の瞬間、リヴァイド達は何が起きたかは分からなかったが。
目を凝らすと、デュラガウアがボロボロになって倒れているのが見えた。

「あたいったら最強ね、あースッキリした」

チルノはリヴァイド達に向き直る。

「そうだ、名乗って無かったわね。あたいはチルノ、よろしく」

「ふむ、もう少し礼儀を学ぶがよい」

「同じく、礼儀がなってないぞお前」

「目上への礼儀、大事ですよ」

キュレム、クシャルダオラ、ベリオロスは同じ事をチルノに言って帰った。

「さて、チルノ。どこから来たかは知らんが、帰れるまで俺に仕える気は無いか?生活は保障してやる」

リヴァイドはチルノに言う、チルノは少し考えて

「なんだか楽しそうね、いいわよ。その代わりあたいが帰るための方法探すの手伝ってよね?」

とリヴァイドに言う。リヴァイドもそれに同意する。

こうして、突然現れたチルノはリヴァイドに仕える事になった。



<2011/07/25 22:16 ゴルダ>消しゴム
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