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白い嵐龍と蒼い水竜の生活 − 旧・小説投稿所A

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白い嵐龍と蒼い水竜の生活

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フ「・・・仕方ない。アンクル殿の教え通り・・・」

ファーは何かを決心すると寝ているイミルとレイニルを優しく持ち上げ、起こさないように・・・

ニュルッ・・・ゴクッ・・・ゴクッ

子を二匹飲み込んだ。

フ「・・・大丈夫だよね?アンクル殿・・・」

子をお腹に納め、羽根を広げるファー。どうやらみんなの様子を見に行くようだった。
――――――――――
ア「・・・・・・」

ジ「クー・・・クー・・・」

ジンオウガの幼体はアンクルの胸元でぐっすり寝ている。それを邪魔しないよう無言であるくアンクル。

そして、今だに体内保管されているスーンは・・・
――――――――――
ス「ハァハァ・・・・・・少し疲れてきたな・・・」

お腹にハンターを納め、そのお腹に前足で撫でながら胃壁にもたれる粘液塗れのスーン。

ス「・・・・・・アンクル」

ア「・・・・・・・・・」

ス「チッ・・・無視かよ!」

アンクルはもちろん無言で、スーンは何回かアンクルを呼んでは舌打ちして胃袋に収まっている。

そしてスーンの中にいるハンターは・・・
――――――――――
ハ「あ、熱い・・・アルバさん」

胃袋内でばたんきゅー状態なハンター。彼はこのような経験をしたことがないので不安感を持っている。

ハ「・・・私は本当に生きて出られるのでしょうか?」

涙目でただ胃壁にもたれるしか出来ないハンターは今回の出来事を後悔していた。


そういえばファーに何って教えたの!?

ア「クク、己の体の中で我が子を守るのが安全じゃっとのぅ♪」

・・・イミルとレイニルを守るためにファーは・・・

ア「そういうことじゃ♪」
<2011/09/01 06:51 たぐとも>
消しゴム
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