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ところが次の瞬間には大口を開き、友宏に食いついていた。
「あっ……」
友宏の小さな頭が確かに舌で感じられる。
子供特有の柔らかい肉が嫌でも牙に触れる。
そして……美味しい。
ニチャァ……ヌチュ……ヌチュ……
気付けば舐め回していた。
「うぇ……お、桜華……姉ちゃ……」
小さな不快な声が私の口から漏れている。
友宏には悪いけど……味わわせてね♪
ジュルゥ、ムグムグ……ヌチャリ……
初めての人間を舐め回し、その肉に牙を立てて、
入念に味を堪能する。
小さな体を少しづつ口内に引き込みながら。
「あぅん♪」
次第に友宏も不快が快感になり、喘ぎが漏れ始めていた。
舐められたり、甘噛みされる事にも慣れて快感を感じ始めたのかな？
困った事に唾液の分泌が止まず、口元から滴ってしまう。
この様子だと友宏は唾液まみれだろうな。
グパァ、バチャリ……
とりあえず、友宏を舌で巻き取って溜まった唾液を吐き出す。
すぐ足下が汚れ、ねちゃりと粘質な音を立てる。
バクリ。ズズズッ……
もう一度口内に戻し、舌で傾斜をつける。
「友宏？　呑むけど良いかな？」
微かな返事が返ってくる。
唾液で滑り易くなった体を喉に滑り込ませる。
ゴクン……
遂に友宏を呑んじゃった。
人間という生物が生々しい膨らみとなって私の喉を嚥下されていく。
ゆっくり……ゆっくりと。
その膨らみは胃袋に落ち込む。
その分だけ腹が膨らむ。
「ふぅ……今日はゆっくり泊まっていってね……」
その場に腰を下ろし、膨らみを弄る。
これは友宏。私の宿泊客。
今夜は帰さない。
できれば、ずっと帰したくはないけれど。
だって、美味しいし、可愛いから。

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