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肝試し - 旧・小説投稿所A
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肝試し
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-赤の扉前-
サバ「zzzzzzzzzzzzzz」
ゾヌ「疲れていたんだな・・・」
サバランはゾヌンの頭の上で寝ていた。
カル「おっ!ゾヌンか。丁度よかった、サバランは・・・居るみたいだな。」
ゾヌ「所長・・・ちゃんとサバランにもこの階のことは説明しました?」
カル「あ・・・忘れてた。」
ゾヌ「・・・・・・・・・・・・」
ゾヌンは呆れた。
プル「ハァ~・・・・カル・・・・」
プルートは溜息つきながら現れた。
ゾヌ「!?・・・・副所長。説教してやって下さいよ。」
プル「こいつに説教しても意味無いことぐらいお前も分かってるだろ・・・」
カル「お前ら何気にひどいな・・・」
プル「元々はお前が悪い!」
ゾヌ「所長が悪い。」
カル「ぐっ・・・・」
カルは言い返せなかった。
プル「それより早く所長室に行くか。」
ゾヌ「そうですね。他の罪竜たちも待っているでしょうし・・・」
カル「・・・・・・・・・・・」
もうどっちが所長なんだか・・・・
まあそんなことはおいといてカルたちは寝ているサバランをゾヌンから預かり扉から所長室に向かい、
ゾヌンは隠し通路から所長室に向かった・・・・
-最下層・所長室-
トール「・・・・さん。・・・バランさん・・・。起きてくださいサバランさん。」
サバ「トール?お前は確かフェラガイに食われたはずじゃ・・・・」
ボル「サバ兄!」
サバ「ぐえ!!重い重い!降りてくれボルト!」
ボルトの必殺『腹ダイブ』が炸裂。その所為で俺は嫌でも目が覚めた。気絶する寸前まで・・・
ボル「ヤダ!せっかく会えたのに・・・」
セイ「ボルト・・・降りなさい。サバランさんが苦しんでますよ。」
ボル「ブ~!」
頬を膨らますボルト。なんか可愛い・・・
イグ「結局全員脱落だな・・・・」
クロ「あれはさすがに卑怯だろ!独断とかで脱落させられて。」
カイ「まあまあ・・・そんなに怒らなくて良いじゃん。肝試しなんだから。」
カイロスはクロノスを宥める。
ガイ「・・・・・・・・・」
スト「ガイアさんは何で脱落に?僕は扉の間違いで脱落したんだけど・・・」
イグ「俺は鍵だ。しかもその後フェラガイとか言う奴に食われた・・・」
セイ「私はハイド兄さんの独断で・・・」
ナイ「何度言ったら分かる。俺はナイドだ!ハイドじゃない。」
全員「!!??」
カルとプルート、それに罪竜一同が現れた。
カル「サバランは起きたか?」
サバ「今起きた・・・ところでここどこ?」
セイ「所長室です。サバランさんが寝ている間にカルさんがここに連れて来たんです。」
イグ「つまりお前も脱落ということだ。」
カル「それは違うぞ。サバランは脱落者じゃない。」
クロ「どういうことだ!」
プル「簡単なことだ。サバランは『宣告』されてないからな。ただそれだけだ。」
カル「まあ・・クロノスみたいに罪竜の独断で宣告されると怒るわな・・」
クロ「普通の宣告だったらこんなにおこらねえよ。」
プル「だったらどうしてそんなに怒ってる。」
クロ「5階の罪竜に会っただけでいきなり『お前が気に食わん脱落』なんて言われれば誰って怒るわ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・理不尽な宣告・・・・・
5階ってことはオウモルトか・・・・
プル「オウモルト・・・・後で話がある。」
オウ「何で!?」
トール「それだったら僕だって宣告受けてないのに・・・・・・ただフェラガイに食べられただけなのに・・・」
カル「!?・・フェラガイ・・・俺は確か・・『驚かすだけでいい』って言ったよな?なんで食った。」
フェラ「いや・・・あの・・・・ただ驚かすだけじゃつまらなくてな・・・だったら」
ガイツ「どうせ食べたかっただけでしょ?」
フェラ「そう、食べたk・・・って違うわ!ただ演出として食っただけだ!」
サバ「ノリつっこみw・・・」
カル「演出はいいが・・・行き過ぎだ!」
フェラ「へい・・・」
オウ「怒られてやんの」
フェラ「お前も後で怒られるだろうが!」
ヴォル「そこまでにs」
フェラ・オウ「変態はだまt」
ヒュっ!ガチイイ!!
サバラン一同「!?」
口枷!?何であんなもの持ち歩いてるの?
プル「ナイスだヴォルスト。」
ヴォル「いえいえ。それほどでも。」
フェラ「んんんんんん!!(ヴォルストてめえ!)」
オウ「んんんんんんん!!(覚えてろ!!)」
バシィィィィィン!!
ヴォル「まだ足りないみたいですね?」
サバ「今度は鞭・・・・あれらは一体どこから出すんだろう?」
セイ「さあ・・・・私には分かりかねます。」
カル「まあ向こうはプルートに任せておいて、サバラン。一応ここまで来た賞品だ。」
トール「あれ?ルールではお宝を持って地上に戻らないといけないですよね?」
カル「トールはもう一度フェラガイに食われたいのか?」
トール「それは嫌です!!」
サバ「賞品って何をくれるんだ?イグに食われたアイス?」
ボル「サバ兄・・・」
スト「サバランさん・・・アイスが賞品なわけないでしょう・・・・」
イグ「まだ根に持ってたのか!」
サバ「当たり前だ!俺が稼いだバイト代で買って来たガ○ガ○君を食いやがって。」
カル「言い争いはするな。ホレ。」
カルはそう言って俺に腕輪を渡した。
サバ「腕輪・・・だよな?」
カル「ただの腕輪ではないぞ。それは『現世の腕輪』だ。」
セイ「『現世の腕輪』?」
カル「それはだな。他の世界に行くことが出来るし、空間の転移も出来たりする。」
サバ「すご!」
カル「じゃあ賞品も渡したことだし肝試しも終わりにするか。」
カイ「そうですね。それにしてもお腹減りました。」
クロ「俺も。」
セイ「私もです。」
カル「だったら1階の食堂でなんか食ってから帰るか。」
サバ「へ?あのレストランみたいなところ食堂だったのか?」
カル「そうだが・・・他に、5階は医務室だ。」
だから5階は廃病院っぽかったんだ・・・納得。
カル「プルート!フェラガイはいるか?」
プル「ヴォルストに連れて行かれたぞ。嫌な縛られ方で・・・」
カル「じゃあ無理だな。ここはまっすぐサバランの家に帰るとするか。」
サバ「そうだな・・・・ヴォルストに連れて行かれたんじゃあ・・・・・・・」
カル「ここから歩いて帰るのも面倒だ。サバラン、その腕輪の力を使ってみろ。」
サバ「ああ・・・どうすばいい?」
カル「今から行きたい場所を思い浮かべればいい」
簡単だな・・・・
えっと・・・自分の家の前を思い浮かべるか。
いきなり竜が部屋に現れたら大惨事になりかねん・・・
パアアアアアアア!
サバ「眩しい・・・って家の前!?」
イグ「転移の力か・・・」
ボル「すごーい!!もうサバ兄のうちに着いたよ!」
サバ「これで肝試しも終わりか・・・・楽しかったといえば楽しかったのか?」
何でだろう・・・素直に楽しめなかったような。
トール「ファ~・・・サバランさん・・・僕眠いです・・・・」
サバ「じゃあ家に入って寝るか。まだ夜も遅いし。」
セイ「そうですね。」
セイレーンはそう言ってトールの手を引っ張って家に入っていった。
なんか母親とその子供みたいで微笑ましいわ。
サバ「ファ~・・・」
俺も家に入り、自分の部屋に直行する。
その後からクロノスやストームたちが入ってきて、全員俺の部屋の床で大の字で寝た。
こうして肝試しじゃない肝試しは幕を閉じたのであった・・・・・
<2011/09/25 21:57 リオ>
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