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幼さ故に - 旧・小説投稿所A
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幼さ故に
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いよいよ明日だ。
オイラは自分から見える位置にある日めくりカレンダーを見てウキウキしていた。
明日7月1日、オイラは外へと出られる。
こんな狭苦しい場所とはおさらばだ。
自分と外とを隔離するガラスの壁をドンと叩く。
オイラは生まれてこの方ずっとこの円筒形をしたガラス容器の中で過ごしてきた。
中は透明な液体で満たされており、オイラの体のいたるところによく分からない管が繋がれている。
なんでもオイラは遺伝子操作によって産み出された合成獣というやつらしく、世の中にとっては特殊な存在らしい。
オイラは明日外に出してもらった後、警察というところに行くことになっていた。
詳しいことはまだイマイチ理解しきれていないのだが、オイラの使命は悪いことをした人間を捕まえることらしい。
嗚呼、それにしても早く外に出たい!
外はいったいどんな世界なんだろう?
毎日決められた時間に『教育』というのがあるのだが、その時人間が外の写真や映像を見せてくれることがあった。
それを見る度に、オイラの中で『外に出たい』という欲求が高まっていった。
次は佐藤警部補からの視点となります。
<2011/07/08 23:29 とんこつ>
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