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通達を受けて、ほこらを封印しているお札を取りに来たヒトカゲとポッチャマ。しかし、

ポッチャマ「…うわー！」
ヒトカゲ「ハンターだ！？」


ハンターに


見つかった


そして、ハンターアーボックが視界に捉えたのは、


ポッチャマだ


ポッチャマに追いついたアーボックは、その大きな口を開け、ポッチャマを頭から口内へと収めていく。

ポッチャマ「うわっ…」


そして、


ポッチャマ「たす…け……」


ゴクリ。


呑み込まれてしまった。


ヒトカゲ「ポッチャマ！！」
ヒトカゲはどうしようもなく、ただ、その場から逃げることしか、出来なかった。


アーボックの喉がひときわ大きく膨れあがり、その膨らみが徐々に下へと移動していく。そして、その膨らみは、胃のところで止まった。


アーボックは、満足そうに自分のからだの膨らみを舐める。中では、まだなんとかして出ようとしているのか、その膨らみがわずかに動いている。が、その抵抗もいつまで持つだろうか…


確保情報
ポッチャマ確保　　残り16匹


コリンク「また1匹捕まっちゃったんだ…」
コリンクは、次は自分なのではないかと考えて、ぞっとする…


一方、


ヒトカゲ「ううっ…ポッチャマ…」
　　　　(あれだけの至近距離でハンターに出くわしてしまったんだから、仕方なかったんだよね。)
　　　　(…でも、自分がハンターが近づいていることにもっと早く気付いていたら、ポッチャマは助かったかも知れない…いや、待てよ…)
　　　　(むしろハンターに狙われたのがボクじゃなくてラッキーだったのかも………………………)
　　　　(はっ！……何考えてんだ、ボクは…！)
自分の中に潜む悪魔の存在に、ヒトカゲは、困惑していた。

その後、しばらくしてほこらのお札を取りに来たのは、
キモリ「ほう、もう半分は取られちまってんだな…」
キモリ。そして最後に、
ムックル「もう1枚しか残ってない…私で最後か。」
ムックルが着いた頃、最初にお札を獲得したナエトルは、お宝地蔵のところにたどり着いていた。地蔵の脇には、一つのつぼが置いてある。
ナエトル「この中にアイテムが…？」
中にあったのは、
ナエトル「…なんだ、黒い布かよ…こんなんが本当に役立つのか？」

再びほこら前
ムックル「この裏に地図が…」
そして、そのお札を取った瞬間、
ムックル「きゃー！！」
脇の方から煙が吹き出したかと思うと、突然、園内の明かりがすべて消えた。
ムックル「な、何なの！？」
ムックルは慌ててその場から離れる。
コリンク「な、何だ！？」
ヒトカゲ「何が起こったの！？」
キモリ「何かはじまるのか…」
ナエトル「誰の仕業だよ！？こんなんじゃ、光る衣装がなおさら目立っちまう…！！」


そう、実は、逃走者全員が、発光する衣装を着せられていた。もちろん、ゲームが開始される前から、逃走者たちもいろいろと文句を言っていたが、結局、そのままやらされる羽目になってしまった。


逃走者たちが困惑している頃、逃走者によって封印が解かれてしまった、ほこらの中では、無数の赤い目が不気味に光っていた……


？？？「これは大変なことになるぞ……」


一斉に、逃走者たちのケータイが鳴った。
コリンク「MISSION-1？」


MISSION-1
ほこらの封印が解け
電力にアクシデントが発生
エリア内の照明が消えた
このままでは
発行している衣装では
目立ち　逃走に不利になる
照明をつけるには　エリア内
4ヶ所にある電源盤のレバーを
上げなければならない

MISSION
緊急用電源を入れろ！

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