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表裏一体 影の深淵 − 旧・小説投稿所A

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表裏一体 影の深淵

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グニィ・・・アグゥ・・・アグアグッ・・
ムグゥ・・モグモグ・・・
楓が涎を滴らせ少女を甘く噛み締める。
顎を忙しく動かせ今度は歯ごたえを堪能する。
クチュゥ・・ムグゥ・・ニチュゥ・・アグアグっ・・
甘噛み、舌で舐め転がし反対側で甘噛み。
噛まれ舐め上げられるとまた噛まれる。
グニュ・・ヌチャヌチャ・・
モグモグ・・ベチャッ・・
アグゥ・・クチャクチャ・・
ムグムグッ・・グチャリ・・ヌチャリ・・
「あんぅ・・ひぎぃ・・やぁん!・・」
そのコンボを何十分、何十回と叩き込まれ少女の体は牙と唾液によって噛み解され味も随分と薄くなっていた。
過剰に分泌された唾液によっても彼女は唾液の一部と言っても過言ではない状態でもあった。
「そろそろ呑み込んでやろうか?」
ズリュゥ・・・ズル・・ズルッ・・
彼は上を向き口内に傾斜をつけて彼女を喉に滑り落としてゆく。
唾液に濡れた体と舌の間に摩擦は発生しない。
いとも簡単に体が舌の上を滑っていく。
「あ・・あっ・・やっ・・・」
滑って喉に落ちていくのは少女自身も分かっていた。
体はすっかり疲弊しきって全く動かない、断末魔でさえ存分に上げられない。
喘ぎ声の様な悲鳴を上げた。
ズリュッ・・ゴクン。
体が喉に滑り込み、喉肉が彼女の足を捕らえる。
蠕動で一気に引き込み全身を呑み込む。
楓の喉を鳴らし、生々しい膨らみに姿を変える。
「クフフ・・・」
ズブゥ・・グジャグジャ・・・グジュルゥ・・・
ズリュズリュ・・グジュ・・・ニチャァ・・
唾液と体液に絡み合い擦れ合い、泡を立てながら少女は楓の食道と言う名の肉洞を燕下されていく。
「おっと・・胃袋にはいかせんぞ?」
ゴポッ・・グムムゥ・・
グルルルゥ・・ジュムゥ・・グジャ・・
燕下されていた膨らみが胃袋に落ち込む寸前に逆流。
呑み下された食道を吐き出されてゆく。
ゴパァ!ドチャドチャァ・・
大量の体液と共に少女が吐き出された。
体を小さく震わせ体液の彼女は呻く。
よく見れば服が一部溶けていた。
「おっと・・胃液が混じっていたようだなぁ?・・ククッ・・」
堪えきれずに僅かな笑みが顔に浮かぶ。
「これからお前を我の気の向くままに呑んでは吐いてやる。胃袋に落ちればお前は死ぬ。」
シュルルルッ・・グイッ・・
楓が舌を巻き付け空中に放り投げる。
「せいぜい落ちない様に足掻くがいい!」
落下する餌にタイミングを合わせ・・
バクンッ!ゴクリッ・・
矮小な人間を口内に閉じこめ有無を言わせず呑み下す。
ズブッ・・ニチュニチュっ・・グジュルゥ・・
ゴプッ・・グジャリ、ジュブゥ・・
胃袋の直前、噴門をこじ開ける前に食道の筋肉が蠕動で戻しあげる。
きつめの蠕動が体を絞め付けながら逆流させた。
ゴパッ!・・ハクッ・・ゴクリ。
吐き出した少女をもう一度咥え、呑み込む。
ズブッ・・ヌチュ・・ズリュリュ・・
グチュ・・・クチャ・・
グムムゥ・・コポッ・・・ゴポリ・・
ゴポォ・・ドチャリ・・
ハクッ・ゴクン・・
咥えて呑み込み、吐き出す。
何十回と繰り返してようやく終わりを迎えようとしていた。
「・・・飽きたな・・お前の喉越しも十分に味わったしな・・そろそろ喰ってやろうか。」
楓は尾や舌を使わずに前脚で器用に少女を摘み上げ目前に。
「随分と汚らしい姿になったな。クフフ・・お前ら人間にはふさわしい姿だな。」
「・・・・ぁ・・う・・・」
「喋ることも叶わないか・・まぁいい・・お前もいずれ忘れ去られる・・我とともにな・・それならば我の血肉になるほうが価値があるだろう。」
トンッ・・・ゴクリ・・
舌の上に優しく落とし、少女が小さく跳ねて・・
小気味のいい音で呑み込まれた。 



<2011/05/13 23:19 セイル>消しゴム
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