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表裏一体 影の深淵 − 旧・小説投稿所A

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表裏一体 影の深淵

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異臭を放つ蒸し暑い楓の胃袋。
少女・・花梨(かりん)は肉床に四肢を投げだしただ頑なに閉じられた噴門を見つめていた。
「っ!?」
グギュゥゥゥゥゥ!
大人しくしていた胃壁が突如として動き出し花梨を潰しにかかったのだ。
グジュグジュ・・クチュ・・ニチャ・・ニチュ・・
グチャグチャ!ブチュッ・・グチャッ!
粘液を分泌しそれらと激しく混ぜ合いながら花梨を胃壁が揉み潰す。
「っぁ!ぁんっ・・ぇぅん!・あぁん・・」
胃袋という死の淵に立たされているにも関わらず喘ぎ声がでてしまう。
艶のある本能の声。
「おやおや・・随分と色っぽい声だな?ん?まだ消化するとは言ってないからな。眠れると思うなよ?意識のあるまま溶かしてやる。」
グジュグジュ・・グシャ・・グシャ・・
ジュブッジュブッ・・ニチャニチャ・・グチャグチャ・・
胃壁の責めは激しくなるばかり。
クチュっ・・ジュゥゥゥゥ・・
「っ!?あぁっ!」
それどころか忙しく蠢く胃壁から少しずつ色のある粘液・・胃液が分泌されていた。
その少しの胃液が蠢く胃壁によって拡散し、花梨の体に容赦なく塗り込んでくる。
ゆっくりではあるが快楽を塗り込まれると同時にとけていっているのだ。
「ああっ・・ぅんっ!あんっ!」
「ククッ・・さぁ、苦しめ・・我に悲鳴を聞かせろ!」
ゴシュっメキュっ・・グチュグチュッ・・
ニチュゥ・・ヌチャヌチャ・・ブチュッ・・グチャッ
ジュブッ・・ジュゥゥ・・
「か、楓・・さ・・ま・・」
もう感覚が・・痛覚が失われてきた・・
胃壁に揉み解され、強酸に溶かされ白んでゆく意識の中、花梨は必死に言葉を紡ぐ・・
「・・わた・・し・・信じ・・てる・・よ・・・」

 * * * 

だらしなく涎の滴る舌を垂らし、楓は生々しく膨らんだお腹を妖しく弄った。
「げふっ・・腹は満たされた・・」
大きなゲップを吐き出し腰を降ろす。
楓の首周りは粘液でべったりと張り付くように濡れ異臭を放っていた。
地面も吐き出した粘液でぬるねばになっており、胃液が混じっているためか無数の泡が立ち、若干、花梨の衣服の色が混じっていた。
「・・溶けたか?」
次第に胃袋から悲鳴が聞こえなくなり、手応えも感じられない。
意識を失ったか・・それとも完全に消化されたか。
「クククッ・・ハハハハハッ・・」
楓は声高らかに笑いを上げた。
堕神・・人間を喰い殺す堕神として・・



<2011/05/13 23:20 セイル>消しゴム
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