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怪獣警官 対 お騒がせ神様コンビ − 旧・小説投稿所A

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怪獣警官 対 お騒がせ神様コンビ

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「フフフ……」

ネージュは不敵な笑みを浮かべて月夜兎に迫る。
そして冷たい息を吹きかけ、月夜兎の全身を軽く凍らせる。

「暑いときにはシャーベットに限るのよね」

ネージュは尻尾を月夜兎に巻きつけて持ち上げた。

「まるで冷凍ひよこの気分だ……」

月夜兎はつい最近ネットで見た猛禽類向けの餌として売られていた冷凍ひよこのことを思い出していた。

「それじゃあいただこうかしら」

ネージュは尻尾を巧みに使って月夜兎のことを口の中へと押し込んだ。
全身を軽くではあるが凍らされていた月夜兎は身動きが取れないので、それこそネージュの好き勝手に舐め回された。
だが今までの鬼畜な攻め(?)と打って変わって、優しい舐め回し方であった。
やがて月夜兎は呑み込まれ、胃へと運ばれた。
1日に三度も捕食されるという偉業(?)を達成した月夜兎。

「ギネスに申請でもするか」

そう笑っていたが。

「聞こえるかしら?」

ネージュの声がした。
おそらくテレパシーの類であろう。

「そろそろ第二ラウンドを始めるわよ」

ネージュの宣言に月夜兎はひとまずは身構えた。
激しい蠕動攻めか、それとも強力な胃液攻めか?
だがそれらの予想は外れた。
胃の中が急激に寒くなりだしたのだ。

「胃の中でこんな真似が出来るだなんて……」

今度は本格的に全身を凍らされてゆく月夜兎はそう呟いて、意識が飛んだ。


<2011/07/31 05:24 とんこつ>消しゴム
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