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夢のドア − 旧・小説投稿所A
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夢のドア
− Capter 5 −
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僕たちは、あのドアの前に来た。

このドアを開けたことによって、レシラムやゼクロムに出会えることが出来たと思うと、本当に
良かった気持ちがした。

レシラムとゼクロムが僕の後ろで見守る中、
僕はゆっくりとドアノブに手をかけ、ジワジワと手を下の方向へと手を下げた。

ドアノブはゆっくりと下に動いた。

下がり切ったドアノブを、今度は後ろに手を動かした。

そのドアは、ゆっくりと後ろに動いてくれた。

外は真っ白くまぶしい光を発していた。

ドアを最後まで下げると、そのまぶしい光は消えた。その向こうには、
はがれかけた薄いピンク色のドアがたっていた。

このドアは…どこか懐かしいドアだ…

小学2年の時の病室のドアだった。

僕は、そのまま後ろを振り向く。
目で合図を送ると、レシ姉とゼク兄はそのドアをくぐった。

そして、その病室のドアを開いた。


その先は、
屋上へとつながっていた。


澄んだ青い空に、見なれたガラス張りの高層ビル、赤く高い電波塔とか、
懐かしい空間が広がっていた。

彼女らも、不思議そうにきょろきょろとあたりを見回していた。

レシ「ここがチキュウ… まるで美しい絵画の世界みたいな…」

ゼク「ここは、どこか明るい空気が辺り一面に漂っているな。あの世界とは違って…な」

確かに言われてみればそうだ。あの世界と違って、この世界は複数の色で彩られた世界だ。

そして、いろんな人のポジティブな雰囲気が、そこらじゅうの空気に流れている感じがした。

レシ「ありがと♪ヤスオ君♪チキュウって、美しい所だね。
   私たち、もう決めたよ」

ゼク「俺達も、ヤスオと一緒に過ごそうか、このチキュウに」

彼女たちが、僕を見つめてそう言ったのだ。

ヤス「いいよ。僕からも、チキュウを代表して」




そういえば、
Capter 4とか5とかを振りつけているけどね…

ごめん。これ、実は適当に切りのいいところでふってあるだけです… はい…
<2011/05/31 00:22 ネイム>
消しゴム
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