301〜  SS  401〜
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半熟な月






351.ルールブレイカーズ/慰謝料とか、親権とか

凛「それ使えば、後腐れなく離婚できるわよね」
キャスター「……しませんけどね」
士郎「その前に、あんたたちちゃんと結婚してんのか?」




352.ルールブレイカーズ/まず逮捕

士郎「それよりも、不当な売買契約なんかは簡単に破棄できるだろ。そっちの利点の方が間違いなくでかいぞ」
凛「……えーと、尖った棒で販売員をぶっ刺すのと、電話一本クーリングオフと、そのどっちが穏やかな解決手段なのか死ぬまで考えてなさい」




353.ルールブレイカーズ/人じゃない

士郎「ケーブルテレビとか解約するのも楽になりそうだな」
凛「だから誰に刺すのよ」
士郎「テレビに決まってるじゃないか」
凛「……決まってるの?」




354.ルールブレイカーズ/コンセント→配電線→東北電力

士郎「……あぁっ! 間違って電力会社との契約を解除してしまった!」
凛「ばか――!!」

 大停電。




355.ルールブレイカーズ/愛憎の戸籍謄本

秋葉「それを使えば、私と兄さんの戸籍も改竄できるという訳ね」
鮮花「見事です。是が非でも剥奪すべきです」
橙子「すると、私と妹の縁も切れるという訳か……。面白い」

キャスター「……もしかして、狙われてる?」




356.ルールブレイカーズ/寺門縛り

アサシン「……順当に考えれば、あれを使うべきなのは私なのだがな……」




357.ルールブレイカーズ/幸せになりたい

桜「……もし、ルールブレイカーを自分に刺してシナリオライターとの契約を断ち切ったら、わたしももうちょっと楽しい人生が送れるのかしら……」
士郎「く、桜がいつになく黒い毒を……!」




358.ルールブレイカーズ/走るのめんどくさい

キャスター「……仕方ないわね。使わせてもらうわ――破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)
審判「うぎゃー!!」
士郎「いやいやいや! 審判刺したって野球のルールは変わんないし!」




359.ルールブレイカーズ/使い捨て

 深夜。

藤ねえ「うにゃ、むにゃ……うに?」

 ガッ、ガッ!

藤ねえ「……う、ぅぅ……」
士郎「……(また来てるな……。冷蔵庫の扉を強化しといて良かった……)」
藤ねえ「むに……う、る、る……るーるぶれいかー!」

 がっちょん。

士郎「え、ちょっと待て! なんで藤ねえがそれ持ってんだよ!」
藤ねえ「もぎゅ?」
士郎「魚肉ソーセージを口に詰めるな! いいから、なんでそんな反則技を……」
藤ねえ「え……と、これは、お隣りのきゃすたーさんから、ひっこし祝いでもらったのー……」
士郎「……いいのか?」
藤ねえ「いーんでなーい……? うぎっ」
士郎「だからチーズをシールごと食べようとするんじゃない! 喉につかえるだろ!」




360.ルールブレイカーズ/ロリキャスルートが欲しかったらしい

キャスター「……仕方ないわね。使わせてもらうわ――破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)
□□「どあー!!」
キャスター「……これで、相手が18歳以上じゃなくてもエロゲーで○○出来ることに」
士郎「業界のルールを変えるな! 後が怖いだろ!」




361,掘る

凛「刺し穿つ死棘の槍(ゲイボルク)って、やっぱり同性愛者のための宝具よね?」
ランサー「やっぱりってなんだ」




362.フレンドパーク閉園

士郎「いや、それは違うだろ遠坂。あれはパジェロを当てるときにこっそり使うんだ」
遠坂「あ、そっか」
ランサー「納得すんじゃねえ」




363.大人の階段/花嫁修業

士郎「あのさイリヤ。ヘラクレスの十二の試練(ゴッドハンド)って、具体的にはどんな試練だったっけ?」
イリヤ「もう、シロウったらそんなことも知らないのね。いい? ヘラクレスの試練はね、1に洗濯、2に掃除、3に料理で4に裁縫……」
士郎「ハードル低いな」




364.大人の階段/相手は誰だ

イリヤ「5にお見合いで、6にデートでしょ。7に相手方の両親と食事、8に結婚式ね」
士郎「……いろいろと言いたいことはあるんだが、ヘラクレスが女役なのか?」




365.大人の階段/絶対に訴えてやる

イリヤ「まったく、シロウはそういうとこ甘いんだから。家事だってかなりハードなのよ?」
士郎「いや、それでも命は削れないと思うが……。それより、神さまのせいで気が触れたとか、そのへんの話はどうなったんだ?」
イリヤ「あ、その経緯はこの後よ。えっとね、10に家庭裁判所、11に地方裁判所でしょ」
士郎「裁判沙汰!? というか9で何をやらかしたんだあいつ」




366.オールウェイズミートテイスト

士郎「約束された料理の券……」
一成「む、そんなに食券を凝視してどうした衛宮」




367.煉獄の扉・招待状

士郎「約束された料理の券…………。俺、わざわざ料理されに行かなきゃならないんだろうか」

※ 桜ルート五日目 「ファンシーカース。大魔神かなり怒る。」の凛メール。




368.愛の鞭/馬乗り

ライダー「行きます――騎英の手綱(ベルレフォーン)!」
ななこ「あだっ! ちょ、わたし違いますー!」




369.愛の鞭/期待度は5才馬レベル

ライダー「いえ、実はある女性から貴女のリミッターを解除してグレードアップさせてあげたいとの申し出を受けましたので」
ななこ「あ……あのマスターはぁ……!」




370.愛の鞭/SとM

ライダー「まあ、順当に考えれば鞭で調教するという意味合いがもっとも近いのですが」




371.作り手/乗った自分にちょっと後悔

 ぱんっ!

アーチャー「――そうだな。無限の錬成、とでも言っておこうか」
凛「そこっ! ぱくり禁止!」
アーチャー「何を言う。既に私は贋作者だ」
凛「そうか――。固有結界は、現実を侵食するイメージなのよねってそんな訳ないでしょうが!」
士郎「遠坂がノリツッコミして逆ギレした!」




372.作り手/ボクサー

アーチャー「あるいは、無限の牽制というものもあるが」
凛「……だから何なのよ」
アーチャー「解らんか? そのどちらもフェイカーだということが」
凛「どうでもいいわよ」




373.作り手/あくせく働く

士郎「無限の編制……。テレビ局の人は落ち着かないな」
アーチャー「異動の時期だからな。まあ私も似たようなものなのだが」
凛「……二人して、何の話よ?」




374.作り手/時事ネタといえばそんな感じ

アーチャー「無限の連戦というのもあるぞ。いつまで経っても試合の決着がつかない。常に延長15回引き分け再試合でな。横浜高校のようなものだ」
士郎「うわ……。それはヒドイな……」
凛「特定の人にしか解んないネタはやめなさい」




375.天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)

桜「いわゆるひとつの巨人の星ですね」
士郎「いろいろ乖離してるしな。オーナーと選手とか……」
桜「せ、せ、先輩! そのへんの話は厳禁です!」




376.突き穿つ死翔の槍

氷室「――うむ。お主なら立派な槍投げ選手になれる」
ランサー「んあ?」




377,隠蔽工作

士郎「あのさ、風王結界(インビジブル・エア)ってあんな眩しい剣を隠せるくらいなんだから、もっと応用効くんじゃないか? 例えば――」
セイバー「例えば、何でしょう……。凛の借金を隠す、とか」
士郎「……それは、な。山を隠すのは流石に無理あるだろ。隠し続けると査察が入るしな。
 そうじゃなくて、もっと物理的なものを隠せやしないかってことなんだが」
セイバー「そう、ですか……。ならぱ、いっそのこと桜の胸囲を隠せば、みな平均値に近くなるので平等な扱いになる、かと――――いえ、何でもありません」
士郎「……そっか。何も言わないよ」




378.ワンダフルワールド/3秒どころじゃない藤ねえルート

士郎「自己封印・暗黒神殿(プレーカー・ゴルゴーン)……。ライダーの魔眼を封じるために、ひとつの結界(世界)をぶつける魔眼殺しだっていうけど……。
 どんな世界か気になるな……。ライダーには悪いけど、ちょっと、掛けてみるか」

 カチャ。

『士郎、お嫁にもらってくれるー?』
『いいよ、オッケー』

 カチャ。

士郎「…………見なかったことにするか」




379.ワンダフルワールド/葛藤

士郎「あ、でももう一回ぐらいは……。万華鏡みたいに、なんか別のものが見えるかもしれないし……」

 カチャ。

『……あなたがわたしのマスターですか?』
『ろ、ろり?』

 カチャ。

士郎「……ロリキャスルートだ。……あー、見なかったことにしようか、どうしようか」




380.ワンダフルワールド/実際に遭ったらたまったもんじゃねえ

士郎「こ、これで終わりにしよう。変なもの見たら、後々うなされるかも知れないし……」

 カチャ。

『――あなた、わたしのマスターと何してるの』
『何もしていません。少なくとも、貴女が想像しているようなことは、何も』
『嘘おっしゃい。そこに散らばってるティッシュが何よりの証拠よ! さあ、白状なさい!』
『……仕方ありませんね。正直、はっきりと貴女に事実を突き付けるのは残酷だと思うのですが――』
『いや、いい。彼女には俺から説明する』
『……いいのですか?』
『ああ、でなければ彼女が納得しないだろう』
『私は別に構いませんが……』
『早くなさい! マスター、あなたは、あなたって人は……!』
『……済まない。俺は、どうしても君をそういう対象として見ることが出来なかった』
『――っ! そんなこと――』
『君の前で嘘はつけない。せめて、本当のことを言わないと』
『――――そんなこと、わかってました。とっくの、昔から』
『…………ごめん。本当に』
『謝らないでください。それじゃ、私がどうしようもない悪女みたいじゃないですか』
『そう……だな。とにかく、ライダーには帰ってもらうことにする――』

 ズン。

『――――め、でぃ――――』
『貴女――!!』
『あなたは悪くありません。それもこれも、私があなたを引き止められなかったことが全て』
『――そう、か。君は、やっぱり――』
『ええ、どうやら悪女のようです。あなたも見る目がありませんでしたね』
『――――あ――――ぁ』
『! しろ――』
『止まりなさい。この人はわたしが連れて行きます』
『彼はまだ助かります。みすみす貴女のような者に命を奪われていい人間ではないのですよ』
『いえ、マスターはもう助からない。……ええ、そうよ。だって解るもの。マスターを刺したのは、契約破りの魔剣なんだから』
『! キャスター、貴女……!』
『……残念ね。本当なら、もっと静かな場所で、終わり、たかったの、に――』
『待ちなさい――!』

 カチャ。 

士郎「………………………………あー」
ライダー「士郎?」
士郎「うわあぁぁぁぁ!」
ライダー「……どうかしましたか?」
士郎「あ、あ、ぁ……。なな、なんだ、ライダーか。……いや、少し、混乱してるだけで……。気の迷いだったんだ、ほんと……」
ライダー「? はあ……」




381.個性/キャラ付け

翡翠「……ところで、志貴さまが眼鏡をお掛けになるのは何か理由があってのことなのですか? 先日拝見しましたところ、度が入っていなかったようでしたので」
志貴「……ごめん、理由はあるんだけど、翡翠たちには言えないんだ」
翡翠「――つまり、志貴さまは」
志貴「あぁ、俺は――」
翡翠「萌えキャラを目指しているのですね」
志貴「断じて違う」




382.個性/フェイカー

志貴「というか、それは翡翠の方だろ?」
翡翠「――お気付きになりましたか。志貴さま」
志貴「え? あ、うん。解ってたと言えば、そうかな」
翡翠「そうですか――。ならば、仕方がありません(ぱちっ)」

 がこん。

志貴「う、わあぁぁぁぁ! 落とし穴ってぇぇぇぇ…………!」

翡翠「申し訳ありません、志貴さま。その事実は、あまり知られてはならない類のものですので――」




383.個性/7世代前からの呪い

志貴「まあ、先輩の眼鏡がキャラ付けだっていうのは理解できるけど」
シエル「なっ!? どうしてそんな薄情なことを想像するんですか遠野くんは!」
志貴「いや、だってさ。いくらなんでも、カレー好きが只のキャラ付けの為だけとは思えないから……。なんか、前世からの業とかが絡んでそうだし」
シエル「……それは、喜んでもいいんでしょうかね?」




384.個性/どうも晶ちゃんは同人好きらしいぞ

晶「……(どきどき……)」
志貴「ん、どうしてそんなに緊張してるの?」




385.個性/その、胸……、とか。

志貴「秋葉……(ぽん)」
秋葉「兄さん。泣きそうな顔で肩を叩くのはやめてください」




386.個性/レンは喋れるけど喋んないだけなんだって

志貴「…………」
レン「…………」
志貴「……レンが喋んないのって、なんか理由とかあるの?」
レン「……(ふるふる)」
志貴「やっぱりないのか。あ、いや。別にキャラ作りだとか、そんなことを思ってた訳じゃなくて」
レン「失敬な」
志貴「…………あえ?」
レン「…………」
志貴「……えーと、レン」
レン「……(ふるふる)」
志貴「いや、首を振られても……」




387.個性/あーぱー

志貴「俺は信じてるぞ」
アルク「え、どうしたの志貴? そんな真面目腐った顔して」
志貴「いや、なんとなく。信じてるからな」
アルク「? 変な志貴ー」




388.個性/ミニスカポリス

志貴「つーか、服を見れば大体どんな個性してるか解るよな」
シオン「……失礼な」




389.個性/ロケットダイブ3秒前

都古「…………(じぃー)」
志貴「……もしかして、有間の家系では魔眼を継承してるとか何とか……て、そんな訳ないか」




390.個性/墓穴

志貴「えーと、次は……」
琥珀「志貴さん志貴さん」
志貴「一子さんなんてどうだろ? ……あー、でも謎なところが個性っぽいしな。つっつくだけ無駄か」
琥珀「志貴さん志貴さーん」
志貴「じゃあ、朱鷺恵さんは? ……ダメだな。下手につっつくと、琥珀さん以上にまずいものが出てきそうな気がする……」
琥珀「志貴さん、お呼びですか?」
志貴「……啓子さん……は、紛れもない一般人だし」
琥珀「志貴さ…………えいっ(ぐきっ)」
志貴「ぶぎゃっ!」
琥珀「志貴さん志貴さん。どうしてわたしのことを頑なに無視なさるんですか?」
志貴「……い、いや……だからって、首にしがみつくのは反則だと思う……折れるし……」
琥珀「折れなかったから万事オーケーです。――ところで志貴さん、何かわたしに聞きたいことがあるんじゃないですか?」
志貴「…………無いけど」
琥珀「どうしてもですか?」
志貴「聞き方おかしいし……。だから無いって。琥珀さんにこういう話題を振ると、あることないこと話して秋葉と俺を揉めさせて最後においしいところを『あはーっ』てな感じになるのは目に見えてるし……」
琥珀「…………あはーっ(がっこん)」
志貴「!! うわぁぁぁぁ! だから嫌だったのにぃぃぃぃぃぃ!」

琥珀「……やっぱりこういうことばっかりやってるからダメなんですかね?」




391.個性/没

さつき「……話題にかすってもないし……」




392.奪いつくします

志貴「この雑巾、えらくダメージ食うんだよな。なんか仕込んであるの?」
翡翠「はい。秋葉さまの髪の毛を丹念に」
志貴「……略奪?」




393.滑りたおします

翡翠「そうです。この雑巾で拭けば拭くほどその場所は熱を失い、最後に至っては6面もかくやと言われるほどの超絶ワールドと化します」
志貴「スーパーマ○オ3か……」




394.命の値段

アルク「それじゃあよろしくね、志貴。わたしを殺した責任、ちゃんと取ってもらうんだから」
志貴「……わかったよ。どうせ、俺に出来ることはそれぐらいしかないんだし」
アルク「あとはまあ、慰謝料さえ払ってもらえれば個人的には大満足」
志貴「盾にでも何でもなりますから勘弁してください」




395.人生の値段

アルク「どうでもいいけど、あれって妹に払わせりゃ良かったんじゃない?」
志貴「そうなると、一生あの屋敷から出られなくなる」




396.年齢不詳

橙子「皮肉な話だね。永遠なんて、どこにでもあるっていうのに」
幹也「たとえば、橙子さんの年齢みたいにですか?」
橙子「――――訂正。そんなものなんて何処にも無いんだよ。それで満足か黒桐?」
幹也「……ごめんなさい」




397.布教活動

幹也「そうなると、最後の魔法ってのはみんなを幸せにすることになっちゃうな」
鮮花「――違います。まずは法改正です」
幹也「え?」
秋葉「その通りです。幸せになるためには様々な下準備が必要なのです」
幹也「……えーと、あなた誰ですか?」




398.抱きしめたい/義理の

アルク「あ、やっぱりちゃんと届いてたんだ。ね、それで誰が夢に出たの? やっぱり妹さんが相手? それとも屋敷にいたメイドさん?」
志貴「……そ、そんなこと言えるか! アルクェイドには関係ないだろ、いいからほっといてくれ」
アルク「えー。けちー」

志貴「……(言えない。妹は妹でも、都古ちゃんが出て来ただなんて……!)」




399.抱きしめたい/一子・朱鷺恵も同様の理由で

志貴「……? 誰かひとり忘れてるような……」
青子「いやさ、だってもうヤっちゃってるし」

※ やってません。




400.抱きしめたい/抱かれたい男

志貴「下手に男が出てくるよりいいけど…………。えと、どうしてアキラちゃんは落ち込んでるんだ?」







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